夕日
Exif情報
メーカー名 NIKON CORPORATION
機種名 D700
ソフトウェア Capture One 6 Windows
レンズ
焦点距離 300mm
露出制御モード ノーマルプログラム
シャッタースピード 1/500sec.
絞り値 F5.6
露出補正値 -0.3
測光モード 分割測光
ISO感度 200
ホワイトバランス
フラッシュ なし
サイズ 2048x1363 (1,393KB)
撮影日時 2017-05-04 18:36:58 +0900

1   kusanagi   2017/6/10 23:20

そうですね。いまひとつ空気がクリアでなかったというか。夕日に限らず、もうすこし昼間でも
遠景が見通せるかなと期待していたんですが。大陸からの大気汚染が東北までも覆って
いるのでしょうか。
使ったカメラはD700ですのでD4とさほど変わりません。
D700/D3はニコン設計のセンサーを使用しているんですが、その大元はニコンD2H(s)です。
それまでニコンはソニー製センサーを使っていたんですが、ソニー製は一般受けは良いの
ですがどうしても発色が乗りません。透明感が強くて映像的ではあっても、写真的ではない
ということで、それで独自にニコンが作ったのがD2HからD3/700、D4/Df、D5に至る系統です。

無理せずに発色が強く乗るということでは、シグマ、キヤノンの一部、そしてこのニコン系統が
あるんだと思っています。ただしニコンもこの系統以外のセンサーは、ソニーとかを使っています
のでイワユル、ソニー的ですね。D800なんかもそうなのかもしれません。
ソニー製センサー以外ではオリンパス/パナソニックがありますね。一部のオリンパスには
ソニー製センサーが使われていたりもするんですが、だいたいはパナソニック製MOSセンサー
だろうと思います。それでソニーとはちょっと違うのです。
それで私はオリ/パナのカメラも割りと好きなんです。
あと、フジのカメラ・センサーはどうなのかなって気になっています。それで店頭で見かけた
格安のX-Pro1を衝動購入したのですが、ボディだけで買って、まだレンズがなく捨て置き状態が
続いています。しかしまあ、他の人の投稿写真をみるとペンタックス(ソニー製)とあまり変わら
ないかなって感じていますね。

キヤノンに関しては、これは大体は自家製キヤノン製センサーなんですけど、機種によって発色
が出るカメラとそうでもないカメラに分けられているような感じです。それでとにかくフルサイズの
1D系と5D系は発色はよく出ていると思います。
んじゃあ、ソニー製センサーを使うソニーのカメラは面白くないのかというと、これも決してそんな
ことはなくて、機種によってバラツキがあるようです。ドーンと色が出るカメラだと、使っていても
嬉しいですね。要するにコストが掛けられるカメラとか、入門機でもメーカーに気合が入っている
カメラだとそうわるくはないのです。

写真的な重くて色濃い画質か、それとも映像的な透明感のある軽目の画質か。この選択は
撮影者がどれだけ撮影時に想い入れたか、またそれの映像記憶をイメージとして持ち続けたのか、
によって変わって来るのではないかと考えています。
zzrさんは間違いなく、写真的な画質を好んでいると言えます。濃い発色のシグマやニコンセンサー
系を好み、かつHDRまでやっているのですから。

私は画質というのは、要はイメージングの問題だろうと思っています。イメージングというのは
実は写真とは関係のないものなんですね。
写真は2度見ると云います。撮影時に見て撮って、さらに写真にして再度、見るという2度見です。
この場合に、自分が最初の撮影時から抱いていた脳内のイメージングと、写真画像にして再度
見た時の、そのイメージの落差が大きければ残念だ。となるのです。(笑)
このイメージングはあくまで御自分の脳内のイメージなのですから、実際の光景とは違ってくる
わけです。不思議と思い入れがある場合だと、脳内でイメージが自然発酵するのかも知れずで、
大体は濃い色のイメージに変わるんですね。
それでパソコンの画面に薄い色の絵が出れば、これは自分の見たイメージと違うってなるんです。

ここまで書いてきて、画像の濃い薄いなんて、そんなのソフトの調整一発でできるじゃん。何を
言っているんだろう?と思われた方もいるかも知れません。
しかしそれは違うんですね。カメラやレンズの発色の濃い薄いというのがパソコン調整でできるの
ならば、皆さん高価な機材を買う必用はないのですから。

まっ、とにかく、自分のイメージングというものに合わせて機材も選んでいくとなると写真は高価な
ものになってしまうのですけど、それは写真の本質とはあまり関係はないものなんです。
イメージングはあくまで、その人の心の中の問題なんであり、極めて個人的なことなんですね。
ですからイメージングは他人とは共用できません。
イメージングが割りと強い人どうしで辛うじてその思いが通じ合えるかなっていう程度ですね。

それはかつて、ある板でそういうイメージを持っていた人同士で和気あいあいとやっていたところに
イメージングを解しない投稿者が現れて軋轢を産んだのというのは、まさにそういうことだったわけ
ですね。
イメージというのは、その形成力に個人差があるんです。想像が逞しい人とあまり想像力を高め
られない人の差は結構あるでしょうね。
それでイメージング力の強い人は、その自分のイメージングを楽しむためにこそ写真をやっている
というところがあるんです。被写体のことや写真自体のことは2の次なんです。というと誤解を
受けるのだけど、とにかく自分のイメージングを極度に高めてそのイメージどうりに写真になれば
これ程嬉しいものはない。ということなんですね。

私自身はそんなに写真に対してイメージを抱かないで撮影するほうなんですけど、そういう強い
イメージで撮影されている方の気持ちはある程度には理解できるかなって思います。
写真にはある程度のイメージングは必用だろうと思うんですが、その自分のイメージが固着して
しまい、変化ができなければ、これはマイナスにもなってしまうわけでして、難しいところはありますね。
それでも写真の画質とはイメージングに繋がっているというところまでは私も賛同し理解できている
つもりです。
画質とはイメージングの問題である。これは正しいとして、しかしながら写真そのものをイメージング
にまで高めてしまうのは問題かなって言うことですかね。

2   kusanagi   2017/6/7 00:07

日本海

3   zzr   2017/6/8 22:23

こんばんは。
違う土地の人が撮ったこちらの風景を見るのは楽しいです。
重厚感のある夕日ですね。
天気が良くても最近はこういった夕日が多いです。
昔は鮮やかなのが多かったんですけど。

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