1 ポゥ 2017/6/27 20:18 塗りの作業をされているときの旦那さんは、いくらカメラをローアングルから構え見上げても目を閉じているように見える。立ち上がったり、顔を上げたりされるときはしっかりと開いているので、おそらく、この作業をなさるとき独特の表情なのであろう。カメラマンにとって「瞳」は重要な要素である。「キャッチ」と言われる輝きの美しさもだし、被写体の意志の行方を、見る側に伝えるものだから、であり、だからこそ、人物カメラマンは瞳を追いかけるのである。塗りの作業をされているときの旦那さんの目は、年輪を刻むようなまぶたが降り、閉じているように見える。彼はそのようにしてして、60余年もの間「漆黒」と言われる色と輝きの質を見極めてきた。
塗りの作業をされているときの旦那さんは、いくらカメラをローアングルから構え見上げても目を閉じているように見える。立ち上がったり、顔を上げたりされるときはしっかりと開いているので、おそらく、この作業をなさるとき独特の表情なのであろう。カメラマンにとって「瞳」は重要な要素である。「キャッチ」と言われる輝きの美しさもだし、被写体の意志の行方を、見る側に伝えるものだから、であり、だからこそ、人物カメラマンは瞳を追いかけるのである。塗りの作業をされているときの旦那さんの目は、年輪を刻むようなまぶたが降り、閉じているように見える。彼はそのようにしてして、60余年もの間「漆黒」と言われる色と輝きの質を見極めてきた。
2 エゾメバル 2017/6/28 11:08 一流の職人さんが長年かけて積み上げてきた技術なのでしょうか。まぶたの開きで光を調整しながら塗の具合を見ているのでしょうか。いずれにせよ体に覚えこませた一連の動きなのでしょうが、見えない眼光が瞼の奥で光っているように思います。
一流の職人さんが長年かけて積み上げてきた技術なのでしょうか。まぶたの開きで光を調整しながら塗の具合を見ているのでしょうか。いずれにせよ体に覚えこませた一連の動きなのでしょうが、見えない眼光が瞼の奥で光っているように思います。
3 Booth-K 2017/6/28 20:20 瞳が写ってなくても、眼力を感じ取れるお写真になってます。極めた風格が滲み出しているかの様ですね。
瞳が写ってなくても、眼力を感じ取れるお写真になってます。極めた風格が滲み出しているかの様ですね。
4 MacもG3 2017/6/28 21:43 なんとも難しい題材に挑戦ですね。迫り来るようなスゲー迫力を感じます。200mmのiso10000で切り取るなんぞ並大抵じゃございません。
なんとも難しい題材に挑戦ですね。迫り来るようなスゲー迫力を感じます。200mmのiso10000で切り取るなんぞ並大抵じゃございません。
5 ペン太 2017/6/28 22:15 はるか昔に見た記憶がある棟方志功が作品を作成中の写真とイメージがダブリました。 キャッチは見えなくとも 瞼の下で作品を見つめる眼力が伝わって来ます。
はるか昔に見た記憶がある棟方志功が作品を作成中の写真とイメージがダブリました。 キャッチは見えなくとも 瞼の下で作品を見つめる眼力が伝わって来ます。
6 Ekio 2017/6/28 22:55 ポゥさん、こんばんは。いや、これまた凄いお写真ですね。目を閉じていても感じられるほど、達人の域に達しておられるのでしょう。作品に命を注ぐ思いが伝わって来ます。
ポゥさん、こんばんは。いや、これまた凄いお写真ですね。目を閉じていても感じられるほど、達人の域に達しておられるのでしょう。作品に命を注ぐ思いが伝わって来ます。
7 ポゥ 2017/6/28 23:17 皆様、コメントをいただきありがとうございます。よくよく、ホントによくよく見ると、旦那さんは薄っすらと目を開けて作品を見おろしながら塗りをなさっていることが分かるのですが、その瞳をファインダーで確認することは不可能。ちょっと残念なのかな、と一瞬思ったのですが、見方を変えたら、この深い皺の瞼が、何ともカッコよくて、この、ほとんど閉じられた瞼越しに作品の質を見極めているのかと思うと、もしかしたら瞳が見える以上の目力を感じてしまったわけです。左の障子窓から差す光が映える角度を選定し、思い切りズームしてこの「眼差し」を撮影させて頂きました。いいな、こんな人生、素敵だな、と、憧憬を覚えずにはいられませんでした。
皆様、コメントをいただきありがとうございます。よくよく、ホントによくよく見ると、旦那さんは薄っすらと目を開けて作品を見おろしながら塗りをなさっていることが分かるのですが、その瞳をファインダーで確認することは不可能。ちょっと残念なのかな、と一瞬思ったのですが、見方を変えたら、この深い皺の瞼が、何ともカッコよくて、この、ほとんど閉じられた瞼越しに作品の質を見極めているのかと思うと、もしかしたら瞳が見える以上の目力を感じてしまったわけです。左の障子窓から差す光が映える角度を選定し、思い切りズームしてこの「眼差し」を撮影させて頂きました。いいな、こんな人生、素敵だな、と、憧憬を覚えずにはいられませんでした。
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