純黒を見極む
Exif情報
| メーカー名 | Canon |
|---|---|
| 機種名 | EOS 5D Mark III |
| ソフトウェア | Digital Photo Professional |
| レンズ | EF70-200mm f/2.8L IS II USM |
| 焦点距離 | 200mm |
| 露出制御モード | 絞り優先 |
| シャッタースピード | 1/166sec. |
| 絞り値 | F5.7 |
| 露出補正値 | -2.3 |
| 測光モード | 分割測光 |
| ISO感度 | 10000 |
| ホワイトバランス | オート |
| フラッシュ | なし |
| サイズ | 3000x2000 (4.29MB) |
| 撮影日時 | 2017年06月23日(金) 10時29分 |
塗りの作業をされているときの旦那さんは、 いくらカメラをローアングルから構え見上げても 目を閉じているように見える。 立ち上がったり、顔を上げたりされるときは しっかりと開いているので、 おそらく、この作業をなさるとき独特の表情なのであろう。 カメラマンにとって「瞳」は重要な要素である。 「キャッチ」と言われる輝きの美しさもだし、 被写体の意志の行方を、見る側に伝えるものだから、であり、 だからこそ、人物カメラマンは瞳を追いかけるのである。 塗りの作業をされているときの旦那さんの目は、 年輪を刻むようなまぶたが降り、閉じているように見える。 彼はそのようにしてして、60余年もの間 「漆黒」と言われる色と輝きの質を見極めてきた。
瞳が写ってなくても、眼力を感じ取れるお写真になってます。極めた風格が滲み出しているかの様ですね。
なんとも難しい題材に挑戦ですね。 迫り来るようなスゲー迫力を感じます。 200mmのiso10000で切り取るなんぞ並大抵じゃございません。
はるか昔に見た記憶がある 棟方志功が作品を作成中の写真とイメージがダブリました。 キャッチは見えなくとも 瞼の下で 作品を見つめる眼力が伝わって来ます。
ポゥさん、こんばんは。 いや、これまた凄いお写真ですね。 目を閉じていても感じられるほど、達人の域に達しておられるのでしょう。 作品に命を注ぐ思いが伝わって来ます。
皆様、コメントをいただきありがとうございます。 よくよく、ホントによくよく見ると、旦那さんは 薄っすらと目を開けて作品を見おろしながら塗りをなさっている ことが分かるのですが、 その瞳をファインダーで確認することは不可能。 ちょっと残念なのかな、と一瞬思ったのですが、 見方を変えたら、この深い皺の瞼が、何ともカッコよくて、 この、ほとんど閉じられた瞼越しに作品の質を見極めているのかと 思うと、もしかしたら瞳が見える以上の目力を感じてしまった わけです。 左の障子窓から差す光が映える角度を選定し、思い切りズームして この「眼差し」を撮影させて頂きました。 いいな、こんな人生、素敵だな、と、憧憬を覚えずにはいられませんでした。
同じEOS 5D Mark IIIで撮影された写真
EOS 5D Mark IIIで撮られた他の写真です。Exif情報つきで撮影設定を確認できます。
一流の職人さんが長年かけて積み上げてきた技術なのでしょうか。 まぶたの開きで光を調整しながら塗の具合を見ているのでしょうか。 いずれにせよ体に覚えこませた一連の動きなのでしょうが、見えない眼 光が瞼の奥で光っているように思います。