メーカー名 | Canon |
機種名 | EOS-1Ds Mark II |
ソフトウェア | Capture One 6 Windows |
レンズ | |
焦点距離 | 20mm |
露出制御モード | ノーマルプログラム |
シャッタースピード | 1/332sec. |
絞り値 | F9.1 |
露出補正値 | -0.3 |
測光モード | 中央重点測光 |
ISO感度 | 100 |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | なし |
サイズ | 2048x1184 (1,785KB) |
撮影日時 | 2017-05-07 10:27:18 +0900 |
「東名事故 なぜ医師の乗用車は中央分離帯を越えたのか」
https://mainichi.jp/articles/20170613/k00/00m/040/096000c
状況図を見ると、乗用車は合流域(左側の白線がない部分)を過ぎた直後に左ガードレールに
ぶつかっているようです。この衝撃の反動で中央分離帯のガードレールに突進したようです。
時速100キロ時の衝撃というのはその反動も凄いということでしょう。
ドライバーはセンターラインを見ずに左白線ラインだけを見て走行していたのでしょうか。
そうなってくると合流点では左白線ラインを見失ってしまい、気がつけばガードレールが目前に。
という事態になったのかもしれませんね。
参考映像・・・【衝撃】夜の新東名で起きた事故の一部始終を収めた映像がヤバすぎ!
https://www.youtube.com/watch?v=O5UEf40q_ts
この映像は、左車線を巡航していたスイフトが、追い越しをかけた後ろのオデッセイにぶつけ
られて、(オデッセイはそのまま逃走しています)、その衝撃でスイフトは左ガードレールにぶつかり、
さらにその衝突の反動で、最後は中央分離帯のガードレールにぶつかったという映像です。
とにかく高速度でガードレールに斜めからぶつかると、その反動も物理法則にしたがって、強烈
であるということでしょうね。
上の医師ドライバーの事故は、ガードレールにぶつかった後のブレーキ痕跡がないということで、
そのままの物理的運動量で中央分離帯に向かっていったということのようです。もしドライバーが
ブレーキを踏んでいれば中央分離帯のガードレールを飛び越えるという最悪の事態にはならな
かったかも知れません。
新聞なんかでは、ドライバーが左ガードレールにぶつかってから、故意的に右に急ハンドルを切った
という記事があったりもしますが、それは大きな間違いですね。
高エネルギーの物理運動法則は、ドライバーがハンドルをどのように切ろうとも関係なく、ガードレール
にぶつかった入射角と同じ角度で反対側に飛び出します。それは玉突台のボールと同じような
事になるはずです。
それで最初のガードレール衝突後にドライバーができる唯一の手段は、ただブレーキを強烈に踏む
ということだけでしょう。車にABSシステムがついていればややましという程度ですが、とにかく
おもいっきり、タイヤロックさせてもいいから車のスピード(物理運動量)を少しでも落とすという以外に
方法はないと思います。
今回の事故でドライバーは巡行80キロ時で走っていという記事もあるのですが、これも間違いです。
80キロは2回目の中央分離帯飛び出し時の速度です。おそらく最初の衝突時は100キロ時だった
ろうと思います。それが1回めの衝突で80キロに落ちたと考えるべきですね。
今回の事故はぶつかられたバスのドライブレコーダーの映像が話題になって、対向車線から飛んで
くる映像ばかりに気を捉えがちですが、本当に大切なのは最初のガードレールの衝突時の分析です。
合流点では左側の白線は消失する。これをうっかり見落としてしまったのが事故の最初の原因です。
次の失敗は最初のガードレール衝突時(衝突後も)にブレーキを踏まなかったこと。
この2つですね。空を飛んでしまったのは不運としか言いようがありません。
時速100キロ時走行でフルブレーキを踏んだ経験のある方はあまりおられないでしょう。
私もないです。まあ80キロ時以下では何度かありますけれど。
ハンドルさえまっすぐにしていれば案外に車はまっすぐに停止するんですが、場合によってはハンドル
も同時に切って車を回頭させ衝突を回避する方法もあります。
とにかく普通のドライバーは高速時走行では、ブレーキもハンドルも怖くて操作できないというのが
実態ではないでしょうかね。とにかく怖くなったらブレーキを踏む。それもおもいっきり。普通はそれで
なんとかなるでしょう。一番いけないのが思考停止状態でいることです。
もっと行けないのがあって、ブレーキのつもりが間違ってアクセルを思いっきり踏んでしまうことです。
ところでブレーキとアクセルを踏み間違う人はシートを後ろ寄りにしている人が多いんじゃないかなって
感じてます。MT車ではクラッチがあるので、そのクラッチを全押しできる状態がベストなシート位置なの
ですが(全押しできないとエンジンが掛からない)、AT車はその感覚がなかなか掴めませんね。
とにかくシート位置や背もたれ角度など、ドライビングにとって正しい姿勢をとることが一番に大切な
ことです。シート位置が後ろ寄りだと、ブレーキとアクセルの関係が曖昧になるからです。
それからやはり、高速走行はスピードを控えめにして走るというのが安全走行の第一です。
そして全車との車間距離です。(これができていない人が多いです)
それから車というのは重量機になります。1トンの物体が100キロ時で走行するからです。この重量機
を扱うのに不向きというか訓練ができていない人が案外にいます。
工場でも重量機械を運転する人は冷静で沈着な人が望まれます。というか、そういう人以外は運転
できません。何千万何億円とする機械を壊されるだけでなく事故でも起こせば死人もでるからですね。
車に乗れば性格が変わって乱暴になるという人はそもそも車の運転に向かない人です。しかしそう
いう人でも訓練によって沈着さを身につけることができます。日頃はおっちょこちょいだけど車に
乗れば鷹揚として正確に運転できる人。こういう人も結構いますから。
写真は新潟県、親不知海岸です。
「親不知(おやしらず)完全走破 国道8号線 」
https://www.youtube.com/watch?v=MpiyP4bcMMw&t=28s
大型トラックのドライブレコーダーですね。カメラの取り付け位置が高いので、洞門の天井に擦りそう
な雰囲気です。(^^ゞ 乗用車のドラレコの映像は多いのですが、トラックのはあまりないので貴重
です。
おはようございます。
衝撃的な動画ですね。こんなのが降ってきたら避けようがないです。
写真の親不知は能登半島に行った時に通ってますが往き帰りとも天気が悪くて撮ってません。行きは能登、帰りは糸魚川に時間を使いたかったし。
海岸にポツポツとテトラポットが見えますね。流されてきたのか埋まったのか元々そんな置き方だったのか。。あまり見ない風景なのでちょっと不思議な感じがしました。