メーカー名 | SIGMA |
機種名 | dp2 Quattro |
ソフトウェア | Photomatix Pro 6.0.3 (64-bit) |
レンズ | 30mm F2.8 |
焦点距離 | 30mm |
露出制御モード | ノーマルプログラム |
シャッタースピード | 1/250sec. |
絞り値 | F7.1 |
露出補正値 | -0.3 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 100 |
ホワイトバランス | オート |
フラッシュ | なし |
サイズ | 5424x3616 (22,272KB) |
撮影日時 | 2016-01-01 10:57:11 +0900 |
クワトロHDRフルサイズ
大歩危挟は四国の真ん中ですが、これは足摺岬。四国の南西端です。無論、太平洋ですね。
どんな感じになるのか、フルサイズでアップしました。やはり解像度はメリルに大きく負けますが、
発色とコントラストは十分です。
このクワトロの発色とコントラストに勝るカメラはないのじゃないですかね。もちろん低感度撮影で
あって天気が十分、という但し書きが付きますが。
オリジナルの画像では、灯台下の崖が暗くて潰れ気味だったのですけど、HDRにすれば
それが出てきます。やや逆光なので海も飛び気味だったのですけど、それも緩和されています。
1枚ショットの、+-1.5EV幅の3枚現像です。
適当にスライダーをイジってますのが一応、バランスモードがベースになっています。
こういう作風は、多分外国人の方が、こんな風にするだろうということでやってみました。あまり
日本風ではありませんけど、たまにはいいかなと。(^^ゞ
このところ、パソコンに掛り切りなのですが、面白いパーツをみつけました。(本当は再認識ですが)
シグマSPPに適したパーツ、という意味ですね。
私のパソコンはとっても古いです。コアi7の初期型のタイプ870をオーバークロックして4GHz近くで
作動させているのですが、まあ今の最新のものに比べれは、半分くらいの性能でしょうかね。
ところで私のSPPの使い方は、一気にまとめて現像するという、そういう大掛かりな使い方は
していません。1枚づつ表示させて、細かくスライダーを弄くって、あくまで1点1点調節していくという
やり方をしています。
こういうやり方の場合だと、パソコンのCPU等の高性能、というよりもむしろアイ・オー・アクセスも
重要になって来て、各所のスムーズな動き、その総合性がモノを言うところがあります。
車に喩えてみれば、豪快な一本調子の加速を誇る大排気量のGTカーではなくて、軽快なボデイを
もったライトウェイト・スポーツカーのような感じです。バイクのように瞬時に加速し加減速を繰り返し、
ハンドリングが良くて、小回りがきくって感じですかね。
喩え話か長くなってしまいましたが、手持ちのコアi7タイプ870にRAMディスクを装備しました。
このラム・ディスクというのは、マザーボードのPCIスロットに刺すカードなんですが、本体はマザー
ボードに刺しているメインメモリ、つまりRAMメモリを搭載したカードなんです。それを仮想的に
HDDのような記憶装置として扱うんです。本体はRAMメモリですので電源を完全に切ってしまうと、
そこに書き込まれているデータは全て消えてしまいます。(通常の電源OFFでは大丈夫ですけどね)
https://gigazine.net/news/20060502_i_ramwindowsxp/
それでこのRAMディスクに、シグマSPPのアプリをインストールするんです。シグマSPPは簡単な
ソフトなので容量の少ないRAMディスクでもOKです。ちなみにこれまでは、OSと同じくSSDディスク
にインストールしていました。写真のRAWデータは容量が大きくないとダメなのでHDDですけどね。
そうしますとSSDにSSPを入れていた時よりも、さらにアクセスが速いんです。マウスのクリックを
すぐさま反映してくれるというか、とくに一番よく使う、画像ビュー送りとか画像調整スライダーでの
クリック反映とかが、体感的にかなり速くなったという印象です。
とにかく自分の感覚で速くなった、ストレスなく操作できるというのが重要なので、気分よく操作
できるっていうことに大きな価値があるんですね。
とくに1枚1枚の画像ビュー送りが速くなったはとても嬉しいです。これが一番に大事で、また最も
時間を食っていたんです。
このラム・ディスク、大昔に買ったものの、色んなパソコンに装置してみてもあまり効果が感じられ
ないということで捨ておいたわけなんですが、今やっとその効果が感じられるようになったかなって
思います。過去にも何度もこのRAMディスクにSPPを入れたことがあったんですが、今回はその
効果を実感として確かめられるようになりました。
原因として考えられるのは、このパソコンはSPP専用機として、他のアプリは一切入れていないこと。
CPUを大幅にオーバークロックしたこと。(これが可能なのも専用機だからでしょう) それで今まで
になくピュアにCPUの性能を高められていたわけで、そこに加えて、僅かな効果ではあるものの
RAMディスクを入れて操作感の向上を目指した。それが最後の煮詰めということで効果が現れた
んだろうと思ってます。
ところでRAMディスクなどというのはもう古くて、現在最新のものはこれですね。
https://kakakumag.com/pc-smartphone/?id=9578
新型SSDです。専用のマザーボードが必用になりますので、これを買ったからといって今のPCに
着けられるというわけではありませんが。
このシグマSPP専用機はもっと煮詰めて、裸体のHDDを簡易に入れ差しできるようにしようかと
思っています。もちろん裸体HDDの中身はシグマデータのみですね。
(HDDがIDE接続からシリアル接続タイプになってからは、この抜き差しが容易になりました)
とにかくこれまで、シグマSPPの動作が遅くてほとんど見れていないという状態だったのですが、
これで過去に撮りためた膨大なシグマ写真を網羅的に見ることができます。
おそらくデータ容量的には、シグマのデータは、私の写真データ総量の半分近くはあるんでは
ないだろうかと思っているので、考えてみればそのほとんどを見れていなかったわけで、新たな
写真の再発掘ということになりますね。
シグマの写真は、撮影も動作が遅くて大変なんですが、それよりも難関なのが撮り溜めた写真の
閲覧と管理です。そういう後処理の方が撮影よりも、もっと大変だということ。
この難関を突破して行けば、シグマのカメラは普通に使えるカメラとなります。その記録能力は
他のカメラを大幅に引き離していますので、真に記録するに値するカメラとなり得るわけです。
考えてみますと、私のパソコンの能力を向上させていたのは、常にシグマの写真データでした。
シグマの写真を見たいが為に、仕方なくパソコンの能力を上げていたんですね。
カメラ趣味としてはシグマ以外のカメラで遊べますが、本当に写真としての力量ではシグマは
ダントツなので、私の写真趣味(それは主に記録写真)としてはシグマメインということになります。
つまりシグマを外しては自分の写真を語ることはできないということです。そういうことを、今回は
改めて再認識しましたね。
私の場合、シグマ写真はRAWデータ全保存です。それを最初から貫いています。シグマ写真以外
は無くなっても構わないと思っていますが、シグマのデータだけは失くしたくないですね。