萌え変わる頃
Exif情報
メーカー名 Canon
機種名 EOS 5D Mark III
ソフトウェア Digital Photo Professional
レンズ EF70-200mm f/2.8L IS II USM
焦点距離 145mm
露出制御モード 絞り優先
シャッタースピード 3sec.
絞り値 F5.7
露出補正値 +0.3
測光モード 分割測光
ISO感度 400
ホワイトバランス オート
フラッシュ なし
サイズ 2000x1334 (2,878KB)
撮影日時 2018-05-14 13:28:00 +0900

1   ポゥ   2018/5/17 22:40

居谷里湿原のハナノキを意識し始めたのは、撮りたまっていたショットの中にこの絵を見つけてからである。
一面緑の世界に佇む赤い樹を見て、ややもすれば枯木なのではないか、とさえ思っていた存在が、
今まさに新緑を萌えたたえようとしていた。
赤色から緑へと変化する姿は、池田町の、かの「七色大カエデ」を彷彿とさせるようで、魅了された。
久しぶりに「信州湿原紀行」を開き読んだ。
今まで一言一句読み込んだつもりでいた本の一くだりに、「ハナノキ」の名を見い出したのは、その時だった。

WB・太陽光、ピクチャースタイル・ニュートラル、彩度・無補正、で現像。
ハナノキの足元を淡い黄色で彩っているのは、サワオグルマの群生。

2   Ekio   2018/5/18 07:09

ポゥさん、おはようございます。
主題の寄せ方、ラインの落とし方、流石です。
けっして同じ写真版撮れない新しいポイントで、これからどのようなお写真を拝見出来るか楽しみです。

3   エゾメバル   2018/5/18 10:44

霧が動いて舞台に上がった主役が薄い霧のフィルター越しに姿を現した
ところでしょうか?
少ない色で(緑の世界に主役の赤だけがポツリと存在を主張しているよ
う)まとめているのでとても印象的な作品だと思います。

4   MacもG3   2018/5/18 22:01

初夏の山野草の先にハナノキとはちょっと贅沢な光景ですね。
信州の大自然にあっては、ほんの一部分ですが
初夏の高原の空気感を感じずにはいられません。
また行きたくなってしまいました。

5   masa   2018/5/20 06:30

ハナノキ・・・ 小さな赤い花の時期が終わって赤い新葉が展開し始めたところでしょうか。じっとこの風景を見つめていると、ポツンと立っている色違いの木の孤独感がやがて存在感に変わる不思議な感覚を呼び起こす湿原です。

6   ポゥ   2018/5/20 22:28

皆様、コメントをいただきありがとうございます。
赤い花から緑の葉へ・・・そのグラデーションに気づいたのは、
数日経ってモニターで確認してからでしたが、それ以来、
この樹が気になって仕方ありません。
はやく来シーズンの花期が来ないかな、とさえ思ってしまいます。
この季節は撮らなきゃならない被写体が多すぎて、
スケージュールを組むのがすごく大変なのですが、
来年はさらに忙しくなってしまいそうです。

>主題の寄せ方、ラインの落とし方
この構図は、居谷里に来たとき必ず最初の1枚として撮影する、
個人的に鉄板構図、です。
霧の美しさが最も映える画角だと思っています。

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