ローリング現象
Exif情報
メーカー名 OLYMPUS IMAGING CORP.
機種名 E-M1
ソフトウェア Capture One 7 Windows
レンズ
焦点距離 112mm
露出制御モード ノーマルプログラム
シャッタースピード 1/160sec.
絞り値 F14
露出補正値 +0.0
測光モード 分割測光
ISO感度 200
ホワイトバランス
フラッシュ なし
サイズ 2048x1536 (1,532KB)
撮影日時 2018-07-16 00:48:03 +0900

1   kusanagi   2018/7/16 10:48

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2   kusanagi   2018/7/16 23:13

昔は「港」と言えば海側や河口付近であり、そこに船が浮かんでいました。
ところが不思議なことに現代のエアポート、空港は山側にあるんです。(笑) まっ、大きな空港は海の
埋め立て地にあるのが多いので、港とエアポートは共存しているようですが。
とにかく香川高松空港は高松市の南側、ちょうど平野部の山地部の間に立地されていて、そのライン
は私が訪れている溜池群の資源地域でもあるんです。それで溜池を訪れていると常にその上空に
飛行機が低空飛行をしている様に遭遇するんです。ちょうと空の航路になっているんですね。

ならば飛行場の近くにも池があるんじゃないかということなんですが、不思議に大きな池は空港周辺に
はないんです。空港の回りを車で走り回って見ましたが、案の定、空港は小さな台地上に作られていて
その台地はさほどの水源地でもなく、また楕円状の台地であって大きな谷がないので溜池の立地には
向かないのだと分かりました。
この空港があった山は無用に近い台地であったわけです。植生も貧困で水田もなく雑木林ばかりで
役にたたなかったところだったんですね。そういうところに目をつけて、現代の港としたようです。

県の役人か国のそれかは知りませんが、よくぞまあそういう適地を見つけるもんだなと関心しました
ね。(笑) 空港の周辺は山がちですから人家も少なく騒音に有利ですし、もし落っこちでも山林が燃え
るだけ。滑走路は東側は無理ですが西側にはまだ拡張ができます。南側も大丈夫。当然にもうそう
いうところの用地は既に買収されていて公園とか空き地になっています。

私はそもそも水辺に関心があるわけで、それで河川とか溜池、海岸部などに自然と眼が向くのですが
この空港に関してはとても面食らってしまいます。水がないんです。(笑)
まあ、水辺の代わりに十分な広さの空があれば空港となり得るわけなので水辺がなくても何にも問題
がない。ということなんですね。

幕末の偉い人が、この江戸湾とロンドンのテムズ川は繋がっている。と言いました。確かに同じ船で
乗り換えなく航海できるのです。それと同じように現代では、空は世界中繋がっていて、高松から世界
各地に飛んでいけるということなんです。そういうところが港の港たる所以なのであって、列車の駅とは
違うということです。
港は世界に向けて開かれている。ここのところは重要で、大陸でもない限り陸の交通である高速鉄道
や高速道ではけっして叶わないところです。

飛行機を見るとつくづく感じるんですけど、船とは姿形ちがまるで違いますよね。また材質も違います。
動力はよく似ていますが、スピードは全く違います。重さもちがって飛行機は数百トンですが船舶は
数千トンから数万トンです。桁が違います。まるで魚と鳥ほどに違うのです。
最初に空を飛んだのは昆虫だと思うんですが、最初はエラとかヒレから翅が発生したんでしょうか。
昆虫は空をとぶことによって飛躍的に生息範囲を広げていきました。
そらを飛べない昆虫、例えば蝶の幼虫は生まれた場所の樹木から離れることは出来ませんが、飛べ
るようになれば相当な距離をものとせず世界を広げることができはます。
次に空を飛んだのは翼竜とか鳥です。そして最後が人間ですかね。

人間が空にむけて飛び出したのはごくごく最近です。まだ百年くらいしか経っていないでしょう。
長い間、鳥達を見て自分達も飛びたいと願っていながら、実際に飛び立てたのはついこないだのこと
です。
人類が空を飛べるようになったのは、動力がより強く小型になったからです。石炭の蒸気動力では船と
か列車まででしたが石油を得てから空を飛べるようになりました。これはエネルギー密度が石炭と
石油とでは違うからですね。
それから機体の材質です。軽合金の発明で可能になりました。強力なエンジンと軽くて丈夫な機体の
発明。この2つを人類が獲得していなければ今でも人類は空を飛べていません。

飛行機はつくづく変な格好をして、今だに見慣れぬことしきりですが、この飛行機がこれからの世の中
を牽引していくのは間違いのないことでしょう。
飛行機撮影はホントに久しぶりでした。ショット数が多くなるので、電子シャッターがなければ撮影する
ことは叶わなかったでしょう。

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