高原・超・特・急
Exif情報
メーカー名 Canon
機種名 EOS 5D Mark III
ソフトウェア Digital Photo Professional
レンズ EF70-200mm f/2.8L IS II USM
焦点距離 120mm
露出制御モード シャッター速度優先
シャッタースピード 1/8sec.
絞り値 F14
露出補正値 +0.3
測光モード 分割測光
ISO感度 50
ホワイトバランス オート
フラッシュ なし
サイズ 2000x1334 (1,897KB)
撮影日時 2018-08-04 23:24:22 +0900

1   ポゥ   2018/8/6 21:49

灼熱の高ボッチ高原に、年に一度の草競馬を撮影に行ってきました。
可変NDを装着して、脇目もふらずに流し撮りオンリーです。

主に、コナーリング中のズーム流し(露光間ズーム+流し)をしました。
この写真も、70-200のテレ端からのズームアウトを加えています。

カメラのホールドとパン(流し)はほぼ右手のみで行い、
左手はズーミングに集中させる、という意識の分化が必要になります。
特に、右手が大変です。左手から伝導してくる、ズーミングによる回転ベクトルを制御しつつ、
平仮名の「つ」の軌跡でコナーリングしてくる馬群を追わなければならないからです。

レンズが重く長いほど、右手の負担が増し、操作が難しくなります。
(レンズが直進ズームだったら、いくらか楽になるかもしれません)
軽い標準域ズームレンズだと、右手がパンに集中できるので、いくらか楽でした。

「だったら三脚を使えばいい」というのは、流し撮りの楽しみをスポイルするので、野暮というものです。

2   ペン太    2018/8/6 22:24

可変NDを駆使して
 SSは 1/8のSS優先
駆け抜ける競走馬のスピード感と臨場感が素晴らしいです。
標準域ではなく 中望遠に拘ったのも
 背景の観客を圧縮効果で 絵の密度を上げたかったからでしょうか?

1/8の流し撮りの作り出したお写真
 撮影者の執念が感じられます。

3   Ekio   2018/8/6 22:26

ポゥさん、こんばんは。
以前にも露光間ズームを見せていただきましたが迫力のお写真ですね。
高度なズーミングと流しで昇華したことはもちろんですが、位置取りの妙に感心してしまいます。
駆け下りてくるコーナーのせめぎ合いをしっかり捉える事前の下調べの賜物なのでしょうね。

4   ペン太    2018/8/6 22:36

追記: 露光間ズームむ加わっての
この迫力なんですね。。
 被写体の位置取りも考えると
待っての一発勝負なのか Ekioさんが書かれた様に
レース展開を知り尽くしての上の経験が生み出したショットなのか。。
いずれにせよお見事です。

5   MacもG3   2018/8/6 23:02

年々進化されているような一枚迫力満点ですね。
馬の鼻息や地面を蹴る音まで聞こえてきそう。
先頭の馬なんか画面から飛び出してきそうな勢いを感じます。
こっちは年々退化してしまってしょうもないですわ。

6   Booth-K   2018/8/6 23:38

いったい何処まで行ってしまうのでしょうと言うくらい、次元の違う世界へ足を踏み込んでいるのに驚きです。
この不思議な動感は、このアプローチならではですね。

7   ポゥ   2018/8/7 22:51

皆様、コメントをいただきありがとうございます。
シャッタースピード自体は、白鳥の5分の1秒流しより速くしてみましたが、
それでもズームリングの回転という作用を加えると難易度が跳ね上がるような気がしました。
また、競馬は、特に馬の首が激しく動く、つまり、パンの相対速度は合っていても
被写体ブレが発生しやすいので、正確なパンが出来ていても
絵になっているショットはごく僅かでした。
まぁ、その辺の一喜一憂も含めて流し撮りの楽しさなわけですが。
位置取りについては、学生時代に時々浦和や大井の競馬場で
(流しではありませんが)写真を撮っていたので、多少の心得がありました。
それでも、現地には早め(午前4時30分。第一レースは午前9時。)
に入って、ロケハンを行いました。
(ポジション取りをした後で寝直しするわけです)

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