カタ・ジュタの月
Exif情報
メーカー名 Canon
機種名 EOS-1D X
ソフトウェア Windows Photo Editor 6.3.9600.17418
レンズ EF24-70mm f/2.8L II USM
焦点距離 24mm
露出制御モード 絞り優先
シャッタースピード 1/197sec.
絞り値 F9.1
露出補正値 +0.0
測光モード 分割測光
ISO感度 160
ホワイトバランス
フラッシュ なし
サイズ 5184x3337 (2,128KB)
撮影日時 2018-10-17 23:55:38 +0900

1   masa   2018/10/29 22:07

アボリジナルのアナング族の言葉で「沢山の頭」という意味の「カタ・ジュタ」
鉄分を帯びて赤く輝く巨大な岩が聳えます。
地質学的にこの岩山の形成過程を知ると、億年単位の地球の大陸移動と造山活動に気が遠くなる思いです。
アボリジナルの人々は、およそ5万年前に南アジアからこの大陸に渡ってきたと言われますが、彼等が天地創造の伝承の中で、この岩を精霊の住む場所としたのもなんとなくわかるような気がします。

2   Booth-K   2018/10/29 23:37

人と比べると壮大さが分かります。大昔から変わらない景色なんでしょうね。

3   Ekio   2018/10/30 06:57

masaさん、おはようございます。
スケール感が麻痺してしまうほどの風景です。
過酷な環境のように見えますね。

4   masa   2018/10/30 23:22

少なくともアボリジナルの人々がこの大陸にやってきた数万年前から、このあたりの気候と植生は全く変わっていないようです。
現代人からすると水も無く作物も耕作できない過酷な環境ということになりますが、狩猟採取で生きてきたアボリジナルの人々にとっては、パンを作る草の実、ブッシュ・トマト、トカゲ、木の根に潜った大きなイモムシ、ヘビ、ノネズミ、ワラビー(小型のカンガルー)など、一族の世代をつなぐには充分な大地の恵みがあったようです。
大地の恵みの範囲内で生きるというアボリジナルの価値観は、耕作地すなわち領土を求めて戦をしてでも増え続けてきたヨーロッパやアジアの民とは、全く違うようです。

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