メーカー名 | SONY |
機種名 | α7S |
ソフトウェア | Capture One 8 Windows |
レンズ | |
焦点距離 | 15mm |
露出制御モード | 絞り優先 |
シャッタースピード | 1/250sec. |
絞り値 | F5.6 |
露出補正値 | -0.3 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 100 |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | なし |
サイズ | 4240x1543 (4,155KB) |
撮影日時 | 2018-12-02 23:08:05 +0900 |
これが大昔のシグマ15-30ミリ3.5-4.5DGの写りです。今の時代では考えられない周辺部の流れ方
です。ピントが合っているのは中央だけ。(笑)
広角側でこうなります。30ミリ側ではこんなことはありません。
このレンズは2本持っていて、EFマウントのは開放絞りでしか使えないのですが、SAマウントのは
自動絞りが効きます。両方ともマウントコンバーターはシグマ製MC-11で使用。(AFは利かず)
でも、こういう広角撮影で周辺部が流れていくというのは、私の好みだったりするんです。その方が
自然な感じがするんですよね。
なんでもかんでも全面的にキリリと写るっていうのは、なんか不自然な感じがするんですけど、
そういうのは昔の古いレンズを知っていて、自然に身についてしまっているからかもしれません。
池底には昔の田んぼの跡が今でもこのように残存しています。一度は廃池となって江戸期に再び
溜池として復活したんです。
この池に再び水が張られて貯水池として復活すればまた訪れたいなと思っています。
この池底は2日間かけて隅々まで歩いて撮影をしました。そんなことをする人間って、まあ私くらい
しかいないでしょう。(^^ゞ 画面に写っているのは池としては半分といったところです。
現在の私は写真人として、自分の関心のあるマイナーなところしか撮影をしなくなりました。しかし
対象物が狭くなればなるほどに、何故か満足感が出てくるんです。これは不思議ですね。
それは多分、被写体と心のなかで対話できるようになったからかもしれません。
地元の人と言えども池底を隈なく歩くことはしません。私だけが歩いた。私だけがこの池を知った
ということです。そこにこの写真としての価値があるのだと思っています。
かなり大きな池のようです。
江戸時代以前の田んぼ跡。
形を保っているのは土の流入が小さいからでしょうか。
時間をかけて歩くと貴重な発見があるかもですね ^ ^
溜池の中には干上がると昔の寺の柱石が見えてくるのもあります。昔はお寺があったん
ですね。香川の溜池に注ぐ川は、流れの細い小川ばかりなのです。
これが高知の早明浦ダムになりますと、年々ダム湖に沈んだ村の遺構は年を追う毎に
破壊がひどくなります。同じ四国と言っても高知と香川とは別世界なんですね。
満濃池では調査がされていて昔の古墳とか窯跡が見つかっています。この池も本格的に
調査すれば室町時代などの遺構遺跡が見つかるかも知れませんが価値は低いですね。
まあ田んぼ跡くらいで満足してます。ドローンを飛ばせば瞬時に正確な田んぼの遺構地図を
作ることができますが地元の教育委員会はやったことかあるのか、それともやる気がないのか。
そういう話はあまり聞きません。(^^ゞ