メーカー名 | Canon |
機種名 | EOS 70D |
ソフトウェア | Digital Photo Professional |
レンズ | 135mm F1.8 DG HSM | Art 017 |
焦点距離 | 135mm |
露出制御モード | マニュアル |
シャッタースピード | 1/1579sec. |
絞り値 | F2.3 |
露出補正値 | +0.0 |
測光モード | 中央重点測光 |
ISO感度 | 100 |
ホワイトバランス | オート |
フラッシュ | なし |
サイズ | 3000x2000 (3,863KB) |
撮影日時 | 2019-02-25 00:37:56 +0900 |
梅林には女神様がおられる、の図。旧タイトル「地上に降りた最後の女神」。
「顔ばっちしはダメですヨ」という了解なのでこの構図。
ホワイトバランス太陽光とピクチャースタイル「ポートレート」の組み合わせ。前ボケになる梅の花は、枝ともどもオートフォーカスを引っ張ってしまいます。ここでは、袖のはっきりした明るい部分にAFポイントを持ってきています。
よく、激しい動きのスポーツ(ラグビーやサッカー)では胸のゼッケンなどでAFするといい、と言われますがその流用。いつの日か、そういう被写体でも瞳AFが追従するようになるのかな。もうなっているのかな?
光は自然光が後方やや上から、縦方向の半逆光、と表現していいのでしょうか。光と梅が、私に、ではなく、この美しい女性に味方してくれました、の図です。
中島みゆきのの歌を思い出しました。
「地上に降りた最後の女神」・・」写真のタイトルをつけるのにいつも悩みます。
こんにちは。
【子どもたちを後ろからとらえていながら、真剣な表情が想像できるような一枚】
みる側の想像力を掻き立てるような写真、音が聞こえ匂いが感じられる写真を撮りたいものです。
肖像権とやらが幅を利かすようになるにつれ
悩ましい・・・
人物はモデルさんだけになるんでしょうかね
S9000さんの、最初は漫画論と女性の話題から始まり、最近は写真論に来ているようで俄然と注目
しています。最近はレンズの話題から写真テクニックや、しばし写真芸術の片鱗まで覗かせていま
すね。
当方どうしても知りたいことがあって、それは写真に自らの芸術観を埋め込むという志向なり嗜好な
んですが、それがどうしても理解できなくて困っているのです。
S9000さんは総合力のある実力派なので、とりたてて芸術志向一本槍ではないと思うのですが、その
関心はお持ちのようですね。芸術志向の方は無口な方が多くて、それで練達なS9000さんから学ば
せていただこうかと思っているのです。
まずはボケた私にボケの良さを理解させられるようご努力ねがいますでしょうか。(^^ゞ
このボケ梅林に、仄かに浮かぶ女性のシルエットは見事ですね。これAFでピントを引っ張っていった
ようですね。このテクニックは私もしばしば使う手です。しかしレンズを開け気味にして梅ボケの海に
女性を浮き出させるという発想は私にはてんで出来ません。しかもボケだげてなく光のきらびやかさ
が追加されていて、それが女性に転嫁して女神のようにさせています。
なーるほど、こういう具合に写真を観るものの印象操作をやっていくもんなんですかね。これ実は
商業写真のテクニックと同じようです。映画や動画でもそういうことをやりますし。ボケが多い画面だと
人間の眼はどうしても合ピント点に眼が誘われるのです。まずは意識的視点誘導テクニックですかね。
それは画板少女菖蒲写真でもそうでして、鑑賞者は眼が誘導させられるという意識ではなく、自然に
眼の行き場を積極的に探すという楽しみが出てくるんです。その能動性を与えるのも写真のひとつの
技術であるというようです。この梅林の女性でもその能動性授与のテクニックが生きていて、鑑賞者
は自分が見つけたという満足感を得ることができます。
なるほど。
こういうものは、まず、日頃から明るいレンズをファインダーを通じて被写体をよく見る癖を着けておか
ないと出来ないということです。もうひとつは、商業写真を学ぶ写真学校の映像テクニックを知って
おくということですね。それをS9000さんから無料で学ぶことができる。ふむふむうんうんです。
梅林の女性は梅柄のように着物であり、髪も眉も黒ではなく柔らかい色なので自然と林に溶け込んで
います。ところでここでもし、瞳AFのカメラを使えばどうなるのか。ちょっと興味があります。
うぉぉ、これはまたたいへんたくさんのコメントを感謝感激です(*^^*)
>yamaさん
お、よくおわかりで。「地上の星」いいですね。
「地上に降りた最後の女神」は、1978年、アリスの名曲「君のひとみは10000ボルト」歌詞の一節「地上に降りた最後の天使」から。
それにしても、yamaさんのキュートなタイトリングは素敵です。うんうん。
>裏街道さん
表情は見えていないが脳裏に浮かぶ、というのはなかなかできないことで、それをやったMr.X(Mrs.Y?)はすごいと思うのです。いつかはそういう一枚を撮ってみたいものですね。
子どもの集中力というものは侮りがたいです。だから、大人がきちんと見てあげる必要もあるのですが。うちのかみさんあたりも、撮影に夢中になると、危ないときがあるので、動き回らなければならない単焦点はあまり使わせたくないのです。だから70-200mm。裏街道さんちの70-200mm、稼働してます?
>F.344さん
おっしゃるとおり、肖像権問題はありますね。この場合は条件つきの承諾で、確認いただくわけですが、「顔が隠れているなら」という了解をいただくことはけっこうあるので、後姿やシルエットなど、いろいろ試してみる価値があり、それがそれでとても楽しいものです。
この間のF.344さんがアップされた、艶やかな後姿は脳裏に焼き付いています、うんうん。
>kusanagiさん
よく読んでいただいているようですな、感謝感激です。
漫画論はネタ切れただいま補給中です。
特に考えているわけではない(撮影中は腹減ったしか考えない)ですが、教室の先生に「君の写真は商業写真の気がある」「雑誌広告みたいな撮り方をしている」と指摘されることがあります。褒め言葉とは限らないようですが。
自分で自分のことはわからないものですが、ただ、私の撮影嗜好は、よくもわるくもアニメや漫画の影響を非常に強く受けていると思いますよ。
よく、プロの写真家で、ご自身の一枚について、狙いや判断を長文で解説される方がいるのですが、私はプアマチュア(総合力のある実力派とはいったいどこの誰のことだ?)なので、語るボキャブラリが不足しているし、撮影中は本能で動いていてあんまり考えていないです。もうちょっと気づきを記録するようにしたほうがよいのかもしれません。
そもそもこのときは、「顔を隠してくれるならOK」という承諾に舞い上がっていたはずで、たぶん何も考えていない。ただただ、この女性の目力の美しさに感動したのみです。数枚連写していますが、この一枚以外はフォーカスも表情も外れていました・・・