メーカー名 | Canon |
機種名 | EOS 70D |
ソフトウェア | Digital Photo Professional |
レンズ | 135mm F1.8 DG HSM | Art 017 |
焦点距離 | 135mm |
露出制御モード | マニュアル |
シャッタースピード | 1/1024sec. |
絞り値 | F2.5 |
露出補正値 | +0.0 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 100 |
ホワイトバランス | オート |
フラッシュ | なし |
サイズ | 3000x2000 (3,608KB) |
撮影日時 | 2019-08-11 23:42:36 +0900 |
yamaさんが「タイトルに悩む」とおっしゃりながら、とてもキュートなタイトル「アーンして」をさらっとお使いになる様子に、たいへん感銘を受けました。
同じキヤノンの「KISS」っちゅう商品名も考えてみればキュートなものですが、今では男性でも普通に使っているものの、フィルム一眼レフとして発売された当時(1993年)は、キヤノン社員ですら「口にするのが恥ずかしい」と感じるほどだったそうです。だけど、キュートなタイトルは素晴らしいものです。ちなみに、「ぶちゅっ」のキスの意味もあるのでしょうが、直接的には、賢く、静かなという意味を含んだ「Keep It Smart and Silent」の略なのだそうです。
(かみさんはKISS X50とタムロン60mmマクロを組み合わせるので隣でジーコジーコうるさいが)
ということで、ちょっとタイトルについて。
タイトルは私も苦手です。単なる記号じゃ!と割り切ることもできるのですが、「アニメ、漫画、ドラマのセリフから」「流行歌の歌詞から」「コマーシャルメッセージのキャッチコピーから」「短歌、俳句、散文詩、小説の中の表現から」などなど、あれこれ拾い集めています。
この写真のタイトルは、観覧車の短歌としておそらくもっとも有名な「観覧車回れよ回れ思い出は君には一日(ひとひ)我には一生(ひとよ)」(栗木京子さん)から。
・・・あなたはそうやって花の撮影に夢中だけど、ちょっとは私も撮ってよ・・・
御心配なく、しっかり彼女さん(奥さん?)も撮っておられました。だから「思い出は君にも一生、我にも一生」。
最近の現代短歌(あるいは恋愛短歌)には、どきっとするほど刺さるものがあります。
「名前などただの記号と知りつつもその三文字が我ときめかす」
エロティック歌人とさえ言われる鬼才、佐々木あららさんの歌。
だから、「タイトルなどただの記号としりつつ」なんて投げやりになっちゃだめなのでしょう、うんうん。