メーカー名 | Canon |
機種名 | EOS 70D |
ソフトウェア | Digital Photo Professional |
レンズ | 135mm F1.8 DG HSM | Art 017 |
焦点距離 | 135mm |
露出制御モード | マニュアル |
シャッタースピード | 1/3158sec. |
絞り値 | F2.0 |
露出補正値 | +0.0 |
測光モード | 中央重点測光 |
ISO感度 | 100 |
ホワイトバランス | オート |
フラッシュ | なし |
サイズ | 2000x3000 (3,048KB) |
撮影日時 | 2019-05-03 00:05:19 +0900 |
「タムロン2017」と、年は違うが同じ季節、同じ時間帯、同じ場所の撮影。
こちらもオート・オートだが、露出を暗くしていたのでオートライティングオプティマッツアで持ち上げています。
「地上の女神」の方と同じくらい、美しい目力の方。
この方の美肌、瞳、美髪が主眼なので、背景は混濁した色の壁のようになってしまったのが至らぬ点で、写真全体の完成度は「タムロン2017」のほう、であります。
話は飛びますが、かみさんはタムロン70-200mmを主に使うレンズとして固定してから、撮影に関して安定して技術を発揮するようになり、合評会でも一目置かれる存在になりました。撮影の現場で迷うことが少なくなった、そして花と会話することに集中できるようになった、と。それ以前は、カメラを他のを使ってみたり、レンズをころころ変えてみたり、と落ち着かない様子も見られましたし、X50に不満をこぼすこともあったのですが、ここ最近、全くそういうことは言わないです。
私、この前、「このレンズは、あるシチュエーションにおいて、こちらの希望に沿ってくれる」という表現を使ったのですが、画角も描写も手振れ補正も、かみさんの望むところに沿ってくれるようで、「あとは心地よく撮影すべし」というところ。
というわけで、私はシグマ135mmと180mm、かみさんはタムタム70-200mm、ということでうまくすみわけができてここ1年は落ち着いてます。困るのが、両者とも70-200mmを使いたい、イルミネーション撮影。
ズームレンズは喩えて言えば、車のオートマチックトランスミッションみたいなものです。そして
単レンズはマニュアルトランスミッション。やはり女性はMTは苦手で、ATの方がいいでしょう。
ではマニアはなぜ単レンズにこだわるか。それは単レンズが圧倒的な画質を誇るからです。便利
なのはズーム(しかも手ブレ補正付き)に決まっていますから。
しかしながら撮影の醍醐味は単焦点レンズにあると思います。とくにフルサイズの35ミリ~50ミリ
当たりの標準レンズ領域では、慣れてくると自分の望む画角に合わせて撮影位置を予測できる
ようになるからです。
そしてRAWソフトも、カメラ設定はニュートラルやスタンダードに設定をしておいて、これも慣れると
自分の望む方向に1発でスライダーを操作することができます。これも醍醐味のひとつです。
考えてみればズームとかオートとか言うのは、そういう撮影の面白さを敢えて自ら捨てている、とも
言えるかもしれませんね。車の運転もそうでして、MTミッションに勝る運転の楽しさは他にはあり
ません。AT車がいいっていう人は、次には自動運転がいいというに決まってます。
しかしマニュアルがなんでも優れているというのではありません。フォーカスなどは、もう今のカメラ
ではMFでは(接写や星天など特殊な場合を除いて)難しいですし、露出もダイナミックレンジの狭い
デジタルでは失敗が多くなります。
ズームレンズはオートマチックトランスミッション。ふむ。
しいて例えるなら、無段階変速のほうがしっくりくるように思いますね。
車の4速オートマチックとかは、意外と不便に感じますよ。昨日おとといと、米を出荷するのに使ったのは、軽トラ5MTでした。
マニュアル露出に慣れてしまって、脳内に露出計の換算目盛りみたいなものができてしまうと、他の方法がとりづらくなります。良し悪しではないですね。(実際にやってみるとよくわかる)
単焦点レンズも同じですね。ズームとの優劣ではなく、単焦点に慣れてしまうと、ズームの画角がうまく調整できなくなる瞬間があります。それで、撮影した結果を見てみると、焦点距離が「135mm」や
「180mm」になっていることがしばしばあり、ここが「慣れてくると自分の望む画角にあわせて云々」なのかもしれません。