メーカー名 | Canon |
機種名 | EOS 70D |
ソフトウェア | Digital Photo Professional |
レンズ | TAMRON SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD G2 A025 |
焦点距離 | 200mm |
露出制御モード | マニュアル |
シャッタースピード | 1/1024sec. |
絞り値 | F2.8 |
露出補正値 | +0.0 |
測光モード | スポット測光 |
ISO感度 | 100 |
ホワイトバランス | オート |
フラッシュ | なし |
サイズ | 2000x3000 (3,763KB) |
撮影日時 | 2017-05-08 00:21:17 +0900 |
タムロン70-200mmの作例を探してみましたが、かみさんに使わせるようにしたせいもあって、意外と残ってません。かみさんがシグマ180mmマクロのほうを希望して、私がシグマ135mmとタムロン70-200mmを併用した、昨年10月のコスモス撮影のような例外もありますが、そのときのデータを見ると、状況(光、人物の配置)に応じて、画角に応じた撮影をしているのみで、特にホワイトバランスの寒暖傾向がつかめるような撮影結果はありませんでした。
そもそも撮影中は「このレンズに替えてあのレンズならどう映るだろうか」とは考えず、「腹減った」しか(以下同文)・・・いやいや、極端にボケが欲しいか、少しでも広く撮りたいか、といった自分の中のリクエストに応じてレンズを付け替えていて、比較する発想はありません。
ちなみにシグマ135mmは、SS=1/400より遅くなると手持ちは苦しくなってくるので、そういう状況になってくると手振れ補正のある180mmマクロのほうに切り替えて使ってます。画角は歩き回ってカバーする、と。180mmマクロの手振れ補正は、マクロ領域になってくると「ふて寝する」ため、あまり信用しちゃだめですが。
(屋内でひな人形を撮影するには苦労しますた)
前置き長いですが、2年半前に、世羅高原農場チューリップ畑での一枚。ホワイトバランスもピクチャースタイルもオート、そのまんま。そう言われてみれば暖色傾向があるかもしれないが、午後やや遅くの光なのでこんなものかも。
S9000さんは撮影はマニュアル露出をするんですけど、何故かカメラの映像エンジン(ピクチャー
スタイルとか言う)は、オートでやってるんですかね。
私の場合は露出はオートでもエンジンは固定です。カメラの中で最も硬派と言われるシグマの
RAWソフトは固定とオート1種しかありません。そもそも初期のデジカメは固定と相場か決まって
いましたから。
映像処理というのはカメラ内であろうがRAWソフトであろうが、弄くればいじくるほど画質は低下
していきます。例えればハンドルを右に90度切って直ぐに左30度ではなくて、最初から右60度
でいいじゃないですか。そうすればタイヤはチビなくてすむ。無駄にハンドルを切ったりブレーキや
アクセルを頻繁に踏まないのが車を長持ちさせるコツ、じゃなかった画質を劣化させないコツだと
思います。それだけでなく安全でもあるんです。
それからレンズの寒暖色傾向の特徴は、画像のホワイトバランスとは根本的に違うように思います。
レンズの発色傾向はソフトで変更できるような甘いモノではなくて、そのレンズの、メーカーの特質
であるわけなので容易なことでは変えられません。それは搭載されているカメラのセンサーの特質
でもそうです。どんなに頑張ってみてもキヤノンの画質をソニー画質にすることはできませんから。
タムロンの発色は明瞭で単純な気がします。たぶん色と色との間の混ざり合った中間色があまり
出ていないような気がします。しかしこっちのほうがシグマよりも一般受けがするのかもしれません。
鮮やかに見えるし、コントラストも高く見えるからです。
>ちなみにシグマ135mmは、SS=1/400より遅くなると手持ちは苦しくなって・・・というのは凄いこと
ですね。70DはAPS2000万画素、これをフルサイズ換算すれば5000万画素です。イオス5DRと同じ
ということですか。そりゃあブレるわなって思います。
こういう場合、私はレンズフード先端を左手で掴んて(指をフード内に入れるようにして)撮ります。
ぶれやすいというのはどうしようもなくて、ISOをあげるなりして1/400を維持するようにするか、連写するかしてますね。ぶれやすくなった、というのは7Dの頃からちらほら話を聞きますが、かといって800万画素の30Dがぶれにくい、というわけぢやなかったです。やっぱりもやもやしてくるものでした。
ピクチャースタイルのオートは、私の好みにあっていて、多用しています。わはは、映像エンジン\(^o^)/。きっぱり。
その次にスタンダード。スタンダードで撮影して、持ち帰ってからオートにすることもできるようですが、オートの演出は一般の人々向けにうまくできているようで、その場で被写体の方に見せるのには好ましいですね。
それはタムロンの発色も同じかもしれず、こうした明快な花の色の表現には70-200mmは向いているようです。
レンズの発色についてはあまり意識することはありませんが、女性の肌の色については、シグマ135mmは美肌演出がよいらしく、受けがいいです。女性の側もファンデーションやストッキングなどで理想的な肌や脚の色を演出することを努力しており、そこにうまく当たると「その写真、ぜひください」になるけれど、外すとえらいことになります。(たぶん)
「脚色」という言葉はここからきている(うそですよ、信じるなよ)