オーバードライヴ!
Exif情報
メーカー名 Canon
機種名 EOS 70D
ソフトウェア Digital Photo Professional
レンズ 135mm F1.8 DG HSM | Art 017
焦点距離 135mm
露出制御モード マニュアル
シャッタースピード 1/1328sec.
絞り値 F2.5
露出補正値 +0.0
測光モード 分割測光
ISO感度 100
ホワイトバランス オート
フラッシュ なし
サイズ 3000x2000 (3,061KB)
撮影日時 2019-10-12 20:19:54 +0900

1   F.344   2019/10/17 17:41

波紋を使って緊張感から解放でしょうか?
良いですね

2   S9000   2019/10/16 20:49

 久々の漫画話。 
 波紋疾走(オーバードライヴ)は、荒木飛呂彦の漫画「ジョジョの奇妙な冒険」における、人間の呼吸と血液循環から取り出す、特殊なエネルギー波動。架空の事象です、もちろん実在しません。
 劇中では、「波紋」を表現するために、足からこのエネルギー波動を出して水をはじいて、「水面に人間が立つ」という描写がなされていますが、そのとき、普通の同心円ではない、楕円を複合した妙な波紋がわきたつことで、通常の自然現象ではないことを演出しているのが、荒木氏の才能。

 一方こちらは、リアル世界の広島市植物公園、睡蓮温室での一枚。今回の処理は(略)

 この波紋を引き起こしているのは、アメンボ。水面に、曇り空の映りこみと天窓の枠を影として入れ込んで、陰影をつけるの図。最近、玉ボケ表現を多用するため、PLフィルターを持ち歩かなくなったのですが、こういうときには水面反射を微妙にコントロールできるので、重宝するかもしれませんね。表現の幅はなるべく広く確保したいものです。

3   kusanagi   2019/10/16 21:28

水面のボケが綺麗ですね。ボケナンバーワンレンズ゛たけのことはあります。
しかしアメンボの姿が見えなくて既にどこかに行ってしまった後なのでしょうか。
それともボケに溶け込んでしまってるのか。

4   S9000   2019/10/16 23:36

 アメンボは私も見失ってしまいました。一種の保護色?
 でも確実に波紋の中心にいるはず(笑) 
 ネットで調べてみると、実はアメンボは雨に弱いのだそうです。雨で水面が乱されると、アメンボは浮いていることに体力を使い、しだいに弱っていくとか。また、アメンボは水蜘蛛とも言われますが、蜘蛛と同じように、消化液を捕食対象に注入し、体外消化してストロー状の口で吸い取ってしまうらしいです。怖い怖い。

5   yama   2019/10/17 09:19

オーバードライヴ!・・初めての言葉で調べると、自転車ロードレースを舞台の漫画と自動車の増速駆動装置と洋画がありますね。
写真の題材の勉強になります。

6   S9000   2019/10/17 21:20

こんばんは。コメントありがとうございます。

>yamaさん
 もともとは「過負荷」「働かせすぎ」という意味のようで、そこから転じて、動力伝達や電気増幅の用語になったようですが、「ジョジョ」の作者荒木氏は、洋楽ファンなので、エレキギターのアンプを過負荷にしてわざとひずませる音響エフェクトとしての「オーバードライブ」から引用しているように思います。
 劇中で波紋疾走の擬音に「ズギャーン」といったそれっぽいものが使われていることからの想像。
 私は漫画好きなので、そういうところからタイトルをひっぱってきますが、そのまんまじゃ何のことやらですね(笑)

>F.344さん
 水面を美しくとらえた、かずかずのF.344さんの作品を拝見するうちに、自分でも撮ってみたくなったものです。この波紋がなければ、平坦な一枚になっていたところです。
 「緊張感からの解放」ですか。なるほど、剣豪やガンマンの勝負で、水の滴る音などが、動くきっかけになるようなものかもしれません。

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