光を味方につける ~光のシャワー・strong step~
Exif情報
メーカー名 Canon
機種名 EOS 70D
ソフトウェア Digital Photo Professional
レンズ 180mm
焦点距離 180mm
露出制御モード マニュアル
シャッタースピード 1/256sec.
絞り値 F2.8
露出補正値 +0.0
測光モード 分割測光
ISO感度 100
ホワイトバランス オート
フラッシュ なし
サイズ 2000x3000 (5,507KB)
撮影日時 2017-11-12 20:01:03 +0900

1   S9000   2019/10/20 15:58

 「サイド光は男の花道」とよく似た演出ですが、時間帯的にこちらはトップライト。また、「Eternal steps」と同じく、曲線の園路を歩む女性(カーブ逆ですが)。そしてレンズはシグシグ180mmマクロ。
 元本データが残っていませんが、おそらくホワイトバランス太陽光、ピクチャースタイル「紅葉」だと思います。(たぶん)
 11月では正午前後でも、それほど厳しい光が降ってこないのですが、紅葉を透過して輝かせるのには十分な力がある、の図。

 「男の花道」は、前方の闇へ向かう男性の後姿によって、困難に立ち向かう意志力のようなものを表現していますが、こちらの「光のシャワー」は、カーブの先に光明を配置して、明るい未来を暗示する演出としています・・・が、「腹減った」大王がそんなことを考えていたとはとても思えないですな、ははは、時間帯からしても。
 もちろん女性だって、日々、困難に立ち向かってますね、自らの意志の力によって。しなやかだが、がっちりとしたこの女性の足取りが強く印象に残ったことは覚えています。
 

2   yama   2019/10/20 17:20

撮影の技術とレンズが良いのか私にはとてもこのような色彩と奥深い写真はとても無理に思います。
道路の曲がりと足元と紅葉の上部に光がさしているバランスがとても綺麗に思います。
光を味方につける・・お手本です。

3   youzaki   2019/10/20 21:06

今晩は
奥深さを感じる感性の高い作品ですね・・
プロ表現したような作品に拍手させて頂きます。

4   S9000   2019/10/20 21:43

皆様こんばんは、コメントありがとうございます。

>yamaさん
 この場にいらしたなら、EOS RP + 50mmでyamaさんもご自身ならではの一枚を撮影されたと思いますよ(*^^*)
 リアル世界で写友さんたちには、こうした後姿写真はあまり評価されませんで、「変わっている」「奇をてらっている」と言われているので、「と、いうことなら(少なくともここでは)陳腐化していないということだな」と理解して、よく使う流法としています。

>youzakiさん
 奥深さとはありがたいお言葉!カーブした園路と並木、人物の後姿は、大好物な図式で、頻繁に使ってます。紅葉でも新緑でも桜でもコスモスでも(笑)

5   S9000   2019/10/20 21:56

 さて、直接関係ない話ですが、私、絵が苦手で、美術の授業が苦痛でした。とにかく描けない。そうすると、先生が「描けなくても鑑賞することはできる、鑑賞して感じたことがあれば、ヒントになって変わってくるだろう」という意味のことを言われて、ひたすら絵画を眺めたことがあります。
 結局、描いて先生に多少なりとも褒められた絵は、真っ黒に塗った背景に、白、青、赤などの絵の具をブラシをはじいて散らして、宇宙を表現したものでした。これは、確かアニメ映画からヒントを得て、漫画やセル画の作成で使われている方法を参考にしたものだったように覚えています。
 この美術のオハナシは中学生時代のことで、高校時代に演劇舞台の照明を手伝う際に「銀河鉄道999」のワンシーンを参考にした効果を考えた経験が合流して、先日の「美女シルエットと夕焼けグラデと星空ぽつぽつ」(タイトルもう少し何とかならんかったのかな)https://photoxp.jp/pictures/203528につながっているような気がします。
 で、一連の後姿シリーズは、明らかに、ピュリッア賞の「Serious Steps」(ケネディ大統領とアイゼンハワー元大統領のシンクロした後姿)から影響を受けていますね。
 この前の「子供の科学」写真コンテストの話といい、自分の写真関係のルーツを整理するのは楽しいことです。ただ、こんがらがっている系統や、ミッシングリンク、前後関係が記憶の中で狂っているものもたくさんあって、自分にとって都合よく記憶が改謬されているなと思うこともしばしばです。

 

6   kusanagi   2019/10/20 22:44

タムロン
https://photoxp.jp/pictures/204104/gallery
ふたつを比較すると、画像処理は全て脇に置いといて、ヌケの良さはタムロン。しかし発色が
やはり単純。(だからイルミを撮る分にはいい) 
シグマはややヌケが悪いが発色に存在感があります。
これは中間色が豊富に出ているからでしょう。これが最新の純正レンズだともっとヌケが良くて
且つ発色も良い。ということになりそうです。
シグマ。純正をカモる抜群の解像力を誇りながらやや色がベターっとしてヌケ、つまりコントラスト
が乏しいのですけど、最新の35ミリf1.2だと大分良くなってきているようです。
https://www.youtube.com/watch?time_continue=2831&v=0Izlau9RvUA
※もっともズームレンズと単レンズを比較してもしようがないんですけどね。S9000さん。タムロン
の望遠マクロはお持ちですか。

7   S9000   2019/10/21 21:50

 私はシグマ180mmマクロを購入したとき、masaさんの作例を見てほしい!と思ったので、ほとんど他社製品との比較をしていないのです。とはいえ、さすがにタムロンにも同じ規格があるのか?と思って、調べてはみたところ、かなり古い世代のレンズということがわかって、選択肢にはなりえませんでした。

 それにしても180mmマクロを、先に購入したのはよかったですね、135mmも70-200mmも「軽量レンズ」に感じるので。あははは。

 シグマ180mmでも女性を撮影するのですが、喜んではいただけるものの、135mmのような興奮はないようです。やはり肌の表現に違いがあるのかもしれません。

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