カワセミ君の展示飛行
Exif情報
メーカー名 Canon
機種名 EOS 70D
ソフトウェア Digital Photo Professional
レンズ 180mm
焦点距離 180mm
露出制御モード マニュアル
シャッタースピード 1/6317sec.
絞り値 F2.8
露出補正値 +0.0
測光モード 分割測光
ISO感度 400
ホワイトバランス オート
フラッシュ なし
サイズ 2074x3111 (4,151KB)
撮影日時 2020-01-02 00:55:44 +0900

1   S9000   2020/1/3 12:38

 縮景園にて、見事な展示飛行を敢行してくれたカワセミ君。
 短時間のうちに、定点を結んで八の字低空飛行を披露。この一枚のあとは、バンクして橙色のかわいいお腹を見せてくれました。すでに影っているので連写では暗い結果が大半でしたが、ところどころ木漏れ日スポットがあって、そこを通過するときに美しい色彩が得られる、の図。追いかけるのはたいへんで、ピントはきてませんがご容赦あれ。
 もちろんフォトグラファーにサービスしてくれたわけじゃないですが、縮景園のような人工的な自然環境においては、カワセミ君は人慣れというか、人間と共生しているかのようです。京橋川と水を循環させることで、餌になるボラの稚魚や小エビ、貝類などが豊富であるし、人間がいることで、ある程度外敵も排除されているかもしれない。特殊な例外をのぞき、人間はカワセミに危害を加えない。
 もちろん、上空にはミサゴもいるし、カラスもたくさんいるのですが、ミサゴはボラ、カラスは土鳩のほうがたやすい獲物のようです。
 
 ・・・で、野鳥フォトグラファーたちは縮景園の中で浮いた存在となっていて、大口径の長玉レンズ軍団は一般客から「何あれ?」という扱いです。そんな中でも、小規模な装備のわてくしは、「オーラが薄い」らしく、一般客から「シャッター押してくださいな」と頼まれることもあって、そういうときは栄誉だと思っていそいそと対応します。撮影後、儀礼とわかっていても「ああやっぱり写真やっている人は違うな」と言ってもらって調子に乗る、の図。
 一人で撮っていると、180mmマクロは巨大なレンズで、少々怖がられてもしたかないのですが、鳥撮りさん方の中では「あんたもしかしてバカですか?」というくらいの短いレンズのようで。
 ただし、「あの鳥は何ですか?」と尋ねられても、こちらの知識が浅いので、「ごめんなさい、わかりません」と言うしかない。そうすると、知らないわけないだろう、素人の相手なんかできるかってしょってやがるぞ、という感じで悪態をつかれたこともあります。それはちと悲しいことで、本当に知らないのだからどうしようもない。いくらオカヤマケンジンでも、知っていることを隠したりはしない。そういうことを避けるためにも野鳥の勉強はやっておこうと思う正月でした。

2   一耕人   2020/1/3 16:38

こんばんは
心無い連中はどこにでもいるものです。相手にしないのが一番ですね。
胸を張って自分の楽しみ方で撮影すればいいと思いますよ。

でも、カワセミがバンバン飛んでくれる場所がご近所にあるなんて羨ましいですね(^_-)-☆

3   kusanagi   2020/1/3 22:12

絶景園は汽水になってるんですか。それでミサゴが池のボラを狙うんですか?ほんとうに?
ミサゴのダイブは派手ですからね。観光客もびっくりなのでは?
しかし観光客が、びっくり違和感を持ってしまったのは、巨砲レンズ軍団のほうみたいですね。
当然に大型三脚も持ち込んでいるんでしょう?(その写真が下に出ていたか) 
三脚&巨砲持ち込み禁止にならないのかな。少なくとも三脚禁止にしないとね。
ところで京橋川から水を引いているとのことですが、地図で見ると猿股川(ちと違うみたい)の
ほとりに絶景園はあるんですけどね。
それにしても絶景園はちいさいです。後楽園とは大違い。栗林公園とくらべても大分小さい
です。ところで広島城にも野鳥はいるんじゃないですか。でも石垣が邪魔でカワセミはいない
かもしれませんね。

絶景園面積, 4.76ha
香川県中津万象園面積5.0ヘクタール
栗林公園16.2ヘクタール
後楽園 庭園約8.9ヘクタール、芝生面積1.6ヘクタール、総面積13.3ヘクタール
兼六園11.7ヘクタール
水戸偕楽園300ヘクタール でけえ!

調べてみると後楽園よりも栗林公園が広い??だったんですね。知りませんでした。
とにかく絶景園は丸亀のちっこい万象園とほぼ同じ面積。池の感じも似てる。だいたいの感覚、
掴めました。すぐ北側が川とか海というのも似てます。

4   S9000   2020/1/3 23:08

皆様こんばんは。コメントありがとうございます。

>一耕人さん
 お心遣いありがとうございます。私に悪態をついたのは、老夫婦さんでしたが、ここ何年か、高齢者グループのマナー悪化を感じることが増えてます。単純に高齢者の絶対数が増えたから、ということじゃないような気がしますが、言い出したらきりがないので・・・
 カワセミは絶対数は少ないようですが、生息地が水辺の開けたところなので、見つけやすいのかもしれません。林の中、木の高いところに行ってしまう鳥のほうが探しにくいような気もします。検索していると「カワセミは東京のどぶ川にもいる珍しくない鳥だ」という意見もヒットします。ただ美しく、ダイブやホバリング、飛翔などの行動形態が絵になりますよね。

>kusanagiさん
 後楽園の東を流れる旭川派川は、20世紀に開削されたものなので、開園当時の様子とは違っていますが、それでも当時と面積はそれほど違わないでしょう。駐車場や借景地が増えているので、むしろ開園当時より広がったかな?
 縮景園は、逆に、周辺の美術館や学校のために一部を割譲しているため、規模がオリジナルより縮小していると思います。香川県民はもっと栗林公園を誇るべきですね。逆に岡山県民は、日本三大名園という外来の称号におごらないようにしなければ。景観保全の努力は立派ではあるのですが、園内外周の樹木維持に、後楽園の脆弱性が見え隠れします。なお、広島城西の堀川導水路における景観設計では部分的に栗林公園の景観デザインを参考にした部分があるそうです。
 で、ミサゴはほんとにここでボラを狩ります。そのシーンを撮影した人の報告も「縮景園 ミサゴ ボラ」で検索にひっかかります。私自身もボラがホバリングしているのは目撃したものの、フォーカスが来ず、撮影データは破棄してしまいました。残念。

5   S9000   2020/1/4 09:49

書き忘れ。(というか見落とし)
縮景園が何川のほとりにあるのか、ですが、京橋川です。旧太田川から分岐する川が京橋川なのか猿猴川なのか、という議論があるのですが、河川管理者の見解を尋ねた人がいて、「京橋川は旧太田川から分派して元安川に合流する」「猿猴川は京橋川から分派して海に至る」のだそうです。
 これからすると縮景園の北から東に向かって流れている川は京橋川ということになります。

 京橋川はカフェ通りや稲荷神社、天皇僥倖を記念した御幸橋など、名所史跡があるのでてくてく歩くのにも適しています。個人的にお進めなのは、広島駅南口から歩きはじめて稲荷大橋からオープンカフェで休憩し、元安川まで歩いて原爆ドーム、平和公園、折り鶴タワー(有料)、北に出てハノーバー庭園、哲学の路、中央公園、広島城・護国神社(堀でカワセミやマガモを撮る!)、そして東へ向かって縮景園に入り(ここでカワセミとミサゴを撮影!)、広島駅に戻る、というのがコース。
 わははははは。案内はしないよん。

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