1 masa 2021/3/14 16:54 裏山のシュンラン、咲き始めました。その中で面白い株を見つけました。茶色の棍棒みたいなものは、シュンランの実です。複雑な形をした唇弁の奥のメシベが小さなハナバチの助けを借りてうまく受粉すると、こんな形の実になります。中には芥子粒のような小さな種が無数に詰まっています。これは種を吹き出したあとの殻です。林床に落ちて雨水に流されて発芽した種は、最初は土中の菌類の助けを借りて養分を受け取り成長します。葉が伸びて自分で光合成ができるようになり、花を咲かせるまでには5-6年かかるそうです。里山の林床では、こんな営みが延々と続いているんですね。
裏山のシュンラン、咲き始めました。その中で面白い株を見つけました。茶色の棍棒みたいなものは、シュンランの実です。複雑な形をした唇弁の奥のメシベが小さなハナバチの助けを借りてうまく受粉すると、こんな形の実になります。中には芥子粒のような小さな種が無数に詰まっています。これは種を吹き出したあとの殻です。林床に落ちて雨水に流されて発芽した種は、最初は土中の菌類の助けを借りて養分を受け取り成長します。葉が伸びて自分で光合成ができるようになり、花を咲かせるまでには5-6年かかるそうです。里山の林床では、こんな営みが延々と続いているんですね。
2 Booth-K 2021/3/14 23:59 花を咲かせるまでには5~6年とは知りませんでした。珍しい実も拝見させて頂き勉強になりますね。実は、私も本日シュンラン撮ったので後ほど・・。
花を咲かせるまでには5~6年とは知りませんでした。珍しい実も拝見させて頂き勉強になりますね。実は、私も本日シュンラン撮ったので後ほど・・。
3 Ekio 2021/3/15 06:53 masaさん、おはようございます。シュンランは花でさえ見過ごしてしまいがちなのですが、蕾を見つけるとは流石です。里山も春らしくなって来たようですね。
masaさん、おはようございます。シュンランは花でさえ見過ごしてしまいがちなのですが、蕾を見つけるとは流石です。里山も春らしくなって来たようですね。
4 masa 2021/3/15 09:50 ありがとうございます。春の里山は命に溢れて、一日中遊んでいたくなります。昨日も素晴らしいお天気でした。でも、雨の後の快晴、おまけに南風が強く吹いて、最悪の花粉日和になってしまいました。痒い目を堪えながらの匍匐撮影は、ワクワクと苦行が錯綜して、クタクタに疲れました。
ありがとうございます。春の里山は命に溢れて、一日中遊んでいたくなります。昨日も素晴らしいお天気でした。でも、雨の後の快晴、おまけに南風が強く吹いて、最悪の花粉日和になってしまいました。痒い目を堪えながらの匍匐撮影は、ワクワクと苦行が錯綜して、クタクタに疲れました。
5 エゾメバル 2021/3/15 12:13 昨年の枯れた葉の中に今年の力強い力があふれていますね。
昨年の枯れた葉の中に今年の力強い力があふれていますね。
6 ペン太 2021/3/15 15:43 コメントを拝見して一株の草花にも 自然のいろいろな営み ストーリーがあるんだな~って感動しました。これは匍匐ですね!
コメントを拝見して一株の草花にも 自然のいろいろな営み ストーリーがあるんだな~って感動しました。これは匍匐ですね!
7 masa 2021/3/15 22:53 エゾメバルさん、ペン太さん、ありがとうございます。毎冬葉を落として体力を温存して次の年に備える落葉樹の根元で、一年中青々とした葉を伸ばしているシュンラン。早春のほんのひと時だけ、青い葉の根元から柔らかな花径を伸ばして見事な造形の花をつけます。その健気な姿に感動して花粉症も厭わず匍匐して覗き込むのに・・・一方、背の高いコナラなどの落葉樹はドングリや落ち葉を愛でてもらうことはあっても、春先に梢に付ける地味な花穂や青々と繁る樹そのものにはめったに目を向けてもらえない・・・なんだか不公平ですね。
エゾメバルさん、ペン太さん、ありがとうございます。毎冬葉を落として体力を温存して次の年に備える落葉樹の根元で、一年中青々とした葉を伸ばしているシュンラン。早春のほんのひと時だけ、青い葉の根元から柔らかな花径を伸ばして見事な造形の花をつけます。その健気な姿に感動して花粉症も厭わず匍匐して覗き込むのに・・・一方、背の高いコナラなどの落葉樹はドングリや落ち葉を愛でてもらうことはあっても、春先に梢に付ける地味な花穂や青々と繁る樹そのものにはめったに目を向けてもらえない・・・なんだか不公平ですね。
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