メーカー名 | SIGMA |
機種名 | SD9 |
ソフトウェア | SIGMA Photo Pro 5.5.3.0001 |
レンズ | 10-20mm |
焦点距離 | 20mm |
露出制御モード | ノーマルプログラム |
シャッタースピード | 1/125sec. |
絞り値 | F6.7 |
露出補正値 | +0.0 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 100 |
ホワイトバランス | オート |
フラッシュ | なし |
サイズ | 2268x1512 (3,382KB) |
撮影日時 | 2001-01-01 09:00:49 +0900 |
前回のSD10と同じ池での撮影。SD9の画質は10に比べて色濃度は落ちるのですが解像度は9が上
のようです。使ったレンズは同じです。ただし20ミリ側。立て位置の写真ですがモニターで見やすい
ように寝かせたままでの投稿です。
こちらは古い機種のカメラで十分満足していて新しいカメラには関心がなくなっています。そしてミラー
レスカメラよりも光学一眼レフが使いよいと思うようになっています。こういうのは私だけでなく、最近は
多くのカメラユーザーが同じような考えをしているようで、おそらく時代が変わってきているのじゃない
かなって感じてますね。
SD9/10はバッテリーグリップ装備で使うのですが、中判カメラかと思うほどに大きく重くなりますが、
ファインダーはフルサイズなので、撮影時の満足感はとても大きいです。最近はもう、パソコンで画面
を見るのが面倒くさくなってますんで、撮影時の満足感だけで充足できるカメラが良いかなって考えて
ます。そうなってくるとカメラはフルサイズ並みの光学ファインダーがあるカメラに利点が出てきますね。
しかしミラーレスを捨てたわけではなくて、こちらにも多くの利点があり、小型で軽量というメリットは捨て
がたいところがあります。忙しくて多量に記録撮影する場合はミラーレスが向いていますね。カメラも
レンズも小型なので、複数台のカメラ(レンズは各々に着けっぱなし)でスピーディな撮影ができます。
また、考え様によっては、ミラーレスの背面液晶はパソコンモニターと同じであると考えると、それこそ
撮影後にパソコンを見る必要はなくなるということで、撮影時ビューだけですべてが完結するカメラである
わけですね。(^^ゞ まあ、ものは言いようです。(笑)
シグマのカメラはそんなに良いレンズでなくとも画質が良くて満足感があるのですが、他のメーカーの
カメラだと、やはり高品質なレンズを着けないと太刀打ちできないところがあります。この差は大きい
ですね。しかし逆に考えれば古いベイヤー式カメラでも、高品質のレンズを着ければカメラが蘇えると
いうことであるわけでしょう。ジャンクな古いカメラを多数持っていても、良いレンズが1本さえあれば、
全てのカメラが息を吹き返すということであり、やはりレンズ交換式カメラのメリットを自覚できるところ
です。
もうひとつの解決方法は、センサーのサイズを上げてやることですね。APS-Cならばフルサイズカメラ
にしてやる。たとえレンズがAPSレンズであったとしても、フルサイズカメラで撮影すれば印象画質は
随分と上がります。
とにかく古いカメラを蘇えらせる方法は多数あるのであって、今回の撮影にしても、このカメラが発売
していた当時には存在しなかったレンズで撮っているわけであって、当時の事情とは随分とちがって
いますね。これとは逆に、古いレンズを最新の高画素カメラで撮って楽しむのもあります。発色は面白い
のだけど解像力の落ちるレンズを、今度はカメラの力で上げてやるというやつです。そういうのも印象
操作であるわけですが実利を感じることができます。
いろいろと試して見ると、画像というのは何通りにも作り変えられるものであって、多面的な見方が
出来るようになります。これを「画像思考」というように考えても面白いですね。
SD9とSD10の大きな違いはセンサー表面に付けられたマイクロレンズの有無の違いです。これがある
なしでこれぼとに違った画像になるのかと、今更ながらに驚いています。ローパスフィルターの有無で
画質が違ってくるのは皆さんご存知でしょうが、マイクロレンズでもそれがあるわけです。
そんなわけで古い機材と言えども飽きるということがありません。壊れて使えなくなるまで古い機材を
使い倒していきたいと考えています。
おはようございます、リバーサルフィルムの様なナチョラルな描写ですね
クワトロ世代から描写が変わりフォビオン素子も魅力的ではなくなりました。
シグマは、フルサイズ本格フォビオンに像面位相差AFセンサーを埋め込もうとして失敗したような
気がしています。しかしコントラストAFで十分じゃないかと考え方を変えれば、すぐにでも出来るのじゃ
ないかと考えています。シグマを買おうかと思うユーザーは便利機能を求めていないので、シグマは
マーケッティングを見誤っているのではないでしょうか。
sdクワトロはあまり評判がよくないのですが、そのことへの分析も疎かにされているように思います。
シグマは初心に帰って、それこそマイクロレンズすらないフルサイズフォビオンを出して欲しいものです。