メーカー名 | Canon |
機種名 | EOS 70D |
ソフトウェア | Digital Photo Professional |
レンズ | 10-20mm |
焦点距離 | 11mm |
露出制御モード | マニュアル |
シャッタースピード | 1/197sec. |
絞り値 | F5.0 |
露出補正値 | +0.0 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 400 |
ホワイトバランス | オート |
フラッシュ | なし |
サイズ | 2000x3000 (3.57MB) |
撮影日時 | 2020-12-13 23:40:30 +0900 |
いやいや、オタクはもともと熱苦しい(爆)。
ふたたびみたび、鈴鹿PA展示の1992年型マクラーレンホンダF1 MP4/7。馬650頭分以上の力持ち。
さて、吉例オタク話。
航空機由来のF-1技術用語に「バイ・ワイヤ」というものがあります。60年代以前の航空機は、操縦桿やペダルを人間が操作する力を油圧等によって増力し伝達することで操縦されていたのですが、1970年代以降は、操縦桿やペダルは、操作を電気信号に変換するインターフェースとなり、操作は電気信号に変換されてコンピューターが舵、エンジンを最適にコントロールし、人間業では困難な、複雑かつ迅速な機動を行うようになりました。F-15は、その発展の途上に位置し、油圧等の操作系統をコンピューターがアシストする仕組みになっています。
旧来の制御方式は、特に呼び名はないものの、「ワイヤ」に対応して「(力を物理的に伝達する意味での)ケーブル」をあてて、フライ・バイ・ケーブルと呼ぶ場合があるようです。これは、デジタルカメラが開発されたことによって、「フィルムカメラ」ないし「アナログカメラ」という呼称が発生したのと似た図式。ちなみに、操舵ケーブルが描かれた数少ない漫画が「わが青春のアルカディア」(松本零士、コクピットシリーズ)。
F-1では90年代に、アクセル踏力を電気信号に変換し、電子燃料噴射装置を制御する「スロットル・バイ・ワイヤ」が導入されています。その第一号が、ほかならぬ、この写真のMP4/7なのです。古舘伊知郎氏の造語「音速の貴公子」同様に、当初は航空機にならって「フライ・バイ・ワイヤ」と呼ばれ、そのうち「ドライブ・バイ・ワイヤ」に。しかし、ハンドルまでは電子化できないので、「スロットル・バイ・ワイヤ」に落ち着いた様子。
でもって、例えばシグマが、レンズのフォーカスリングを機械駆動から、センサーを経由した電子制御に代えるにあたって「バイ・ワイヤ」と呼ぶなど、カメラ業界にもこの概念は流入しています。
極端にパワーバンドの狭いF1エンジンを最適に制御するためには、スロットル・バイ・ワイヤは利点が多いものですが、レンズのフォーカスはもともと30年来、電子制御されてきているので、ここにきて今更何だそりゃ、と思わなくもないです。機械式では実現できないような大きな減速比や、操作方向の反転なども自由にできるので、利点があるのかもしれません。個人的には、チョウトンボなどを撮影するときに使う「ソーイング法」がバイ・ワイヤでも機能するのか興味がありますが、そのあたりはレンズオタクの人々にお任せしませう。
♪オタクよぉ~熱く君をぉ語れぇ~♪
こんにちは。
鈴鹿はモータースポーツのメッカであり世界的レースも度々行われる車好き憧れの街です。
であればもう少し飾り方に拘り記念の一枚となり得る写真を撮れるようにしてもらいたいものです。
横が窓では・・・贅沢かなぁ~。(^_^;)
おはようございます。コメントありがとうございます(^^)v
とりあえず、このディスプレイは、駐車場とトイレだけ往復する人にを、店舗に誘導するアイキャッチとなっているようです。
マシンの前方に空間があまりないので、お子さんの記念撮影をするのには不向きかもしれません。確かに贅沢な展示なので、もう少しスペースを確保してもよいのかも。