メーカー名 | OLYMPUS IMAGING CORP. |
機種名 | E-330 |
ソフトウェア | Capture One 8 Windows |
レンズ | |
焦点距離 | 14mm |
露出制御モード | ノーマルプログラム |
シャッタースピード | 1/40sec. |
絞り値 | F4.0 |
露出補正値 | -0.3 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 100 |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | なし |
サイズ | 3136x1975 (3.9MB) |
撮影日時 | 2006-01-03 22:43:11 +0900 |
フォーサーズカメラに随分と嵌っているのですが、またまだ学ぶことは多いにあると思っているので、
しばらくこの路線を続けて行きたいと考えています。
一言で言えば、フォーサーズカメラの魅力は人にとって、ちょうどいい塩梅のセンサーサイズと画素数
だろうということです。フォーサーズカメラの対極にあるのがフルサイズ・超高画素カメラであるわけで
すが、これらのパワーのあるカメラは結局のところ、ユーザーやカメラマンを食いつぶしてしまうのでは
ないかと危惧するところが大きいのです。
フォーサーズカメラだとその心配はまず無用でしょう。4000万画素のフォーサーズは考えられないですし
たとえ出来たとしても画質のない無意味なカメラとなります。思うにフルサイズ・超高画素カメラとは雑音
でも何でもかんでも拾ってしまう安物の補聴器のようなものかもしれません。
デジタルカメラは視神経の延長であると言われていますが、その視神経と脳を無用な雑音でかき回して
しまうのがフルサイズ・超高画素カメラというものかもしれません。
要するにフルサイズ・超高画素カメラは写りすぎてしまうんでしょう。画素数も画質もオーバースペックで
あるわけで、それは人として正常に使えるカメラの範疇からはみ出してしまったカメラだということです。
人が本来もっている能力というものが視神経の延長だとされる過剰なカメラ装置によってスポイルされて
しまう。そこに大きな落とし穴があったということだと思っています。人の眼はたかが200万画素くらいの
性能しかありません。その20倍の性能をもったカメラが本当に必要なのかどうか。これはよくよく考えなけ
ればならない問題ですね。
普通の人にとっては、カメラはコンデジとかスマホカメラで十分であり、フォーサーズカメラでも大型カメラ
だということです。デジタルカメラの販売が伸び悩んでいるというのはスマホに食われたということではな
くて、本来はスマホカメラレベルで十分なのにデジタルカメラが進みすぎてしまったということでしかないと
私は考えます。普通の人達というのに何も知らない素人ではなくて本当は賢いわけです。
高級カメラを欲しがるハイアマチュア人は僅かなパーセンテージしかいないわけで、彼らは例外的な存在
です。彼らがなぜ高性能な高級カメラを欲しがるのは分かりかねますが、しかしそこに大きな落とし穴か
あったということは彼らも思いもよらなかったのかも知れません。その落とし穴に、例外的人達とはいえ、
多くのハイアマチュアの人達が落ち込んでしまったという気がしています。
というわけで、結論としてはフルサイズ・超高画素カメラ無用論です。いや害毒の有害論ですかね。(^^ゞ
いちばんよろしいのはデジタル写真などは止めてしまうことです。この掲示板でもそうして写真から離れて
しまった人は多くいるでしょう。そして写真から遠ざかった地点で改めて考えるに、どうして自分はあんな
ばかばかしいことに夢中になってしまったのか、不思議でしようがないと思っているのではありますまい
か。そして彼らはもう二度と写真などはやらないでしょうね。もうこりごりだということで。
なのに私はいまだに写真を続けています。ありがたいことなのか、それとも懲りないバカなのか。(笑)
※写真は高松市、玉藻公園披雲閣。