メーカー名 | Canon |
機種名 | EOS-1Ds Mark III |
ソフトウェア | Capture One 8 Windows |
レンズ | |
焦点距離 | 28mm |
露出制御モード | ノーマルプログラム |
シャッタースピード | 1/197sec. |
絞り値 | F3.2 |
露出補正値 | -0.3 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 100 |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | なし |
サイズ | 2048x1365 (1.82MB) |
撮影日時 | 2023-03-19 00:48:42 +0900 |
モノクローム。黒白写真専用機には、ライカM9/10モノクロームがあります。最新のものはM11M
ですかね。そしてコンデジタイプのMQモノクロームもあるようです。
そういうカメラの作例をみておりますと、次第に自分の眼がモノクロになってしまって、それで改めて
カラー写真をみると、今度はその神々しさに感激します。(笑) モノクロは言わば銀の世界なんで
すが、それが次の金の世界を通り越して、錦の世界という最高世界に突入した感じです。
皆さんはこのカラーという錦の世界が当たり前だと思っているでしょう。しかし印刷の世界では
昔はカラー印刷はコストが掛かり決して当たり前ではありませんでした。写真の世界も昔はモノクロ
写真が普通であって、カラー写真はハレの世界(ケの日常世界に対して)のものだったわけです。
ページ数の多い本ではいまだに印刷は墨1色の印刷が多いです。雑誌はカラー印刷ですけどね。
簡単に言いますと活字世界はモノクロであり、写真などのビジュアル世界はカラーとなります。
つまり写真はカラーであるというわけですが、それを敢えて活字世界のようなモノクロにする。その
意味が現在ではどういうことを示しているのか、ビジュアル人ではなく活字人間の私にはよく分かり
ません。
占星術的にはビジュアルなカラー世界は、太陽と獅子座、金星と牡牛座といった感じになります。
両者ともに10代の星であってハイティーン時代ですね。カッコ良く、美しく着飾り恋をするっていう時期
です。若いですね。(笑)
そしてモノクロ時代というのは40代50代60代でしょうか。人生60年とすれば後半期も後半です。
ちなみに12星座では、
カラー世界・・・獅子座10-20歳代、牡牛座10-20歳代、牡羊座10-20歳代、射手座10-20歳代
魚座30-40歳代、天秤座30-40歳代
モノクローム世界・・・山羊座50-60歳代、蠍座40-50歳代、水瓶座20-30歳代、乙女座20-30歳代
蟹座0-10歳代(60-70歳代、双子座0-10歳代(60-70歳代
とこんなふうになります。10代から20代の星座が多いのが分かるでしょう。これは簡単で昔はその
時期に結婚をして子育てをするのが多かったからです。子孫を残す為の占星術的智恵です。時代が
変わって寿命が延びてもこの占星術のパターンは変わりません。
ともあれ、カラー時代とモノクロ時代は半々だということが分かればいいんです。世界も人生もカラー
ばかりではなかったということ。人生の半分はモノクロ的にシコシコと働いて地味な時期があるんだ
ということです。そう考えると写真もカラー半分でモノクロ半分なのが本当かもしれませんね。現在は
カラー写真が氾濫しすぎてその有り難味が分からなくなってきています。
随分以前にこの掲示板で書いたことがあるんですが、モノクロ写真に近いものにモノトーンカラーと
いうのがあります。彩度を落としてあえて地味にする写真ですね。それからアウトフォーカスを多様
することも。ひとつは被写界深度を狭くしてボケの領域を広くする。そしてもうひとつはピント面すらも
シャープにしないという手法です。こういうのも写真に意識的に情報量を落として、その分想像力を
喚起するという手法ですね。現代のモノクロ写真はそういうのに近いと感じています。