メーカー名 | NIKON CORPORATION |
機種名 | D800 |
ソフトウェア | Capture One 9 Windows |
レンズ | |
焦点距離 | 24mm |
露出制御モード | ノーマルプログラム |
シャッタースピード | 1/125sec. |
絞り値 | F5.6 |
露出補正値 | -0.3 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 800 |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | なし |
サイズ | 1367x2048 (3.21MB) |
撮影日時 | 2015-12-11 01:32:00 +0900 |
https://photoxp.jp/pictures/223250
https://photoxp.jp/pictures/223265
これは私がペンタックスモノクローム機を買う直前の投稿写真です。RAWデータからモノクロにして
います。これを見て黒白写真というのも結構いいんじゃないかって思ったんですよ。
使ったレンズはレンズ沼の代表格であるコシナ製単焦点レンズです。
すでにMN板からの情報で、ペンタから黒白専用機が出るのなら、私も1台持っていてもいいかなっ
ていう具合で手に入れたわけです。ほぼ勢いだったのであまりよくは考えていませんでした。
しかし結局は、ずぶりとモノクローム沼に嵌ってしまったんです。レンズ沼があればモノクロ沼もある
という具合ですかね。それが正直な感想です。(笑)
レンズ沼から足を抜け出すのは大変なんですが、同じくモノクロ沼もずっぽりと嵌ると抜け出せない
のではないかと感じています。ただお陰で機材オタク&レンズ沼からは抜け出せたので良しとする
べきです。ある意味で大収穫ですか。ペンタ機以降に購入した機材は、ペンタに使うシグマの広角
ズームのみ。
黒白写真、モノクロ写真に関しては、未だに私には良く分からないというのが素直な実感です。
とにかく分からないけど自分は嵌ってしまった。もう黒白写真からは抜け出せそうにないな。そんな
ところです。結局は、自分は(黒白写真に)なるべき時になっただけのことなんじゃないかって感じて
います。理由なんてなくて単に、なるべくしてなっただけ。そういうことなのかもしれませんね。
ただ黒白写真はフイルムで若い頃にやっていましたので、それが大いに役立っているというか、その
リバイバル版という気はしてます。もう還暦も過ぎると新しいことはしたくない、という気分に次第に
なってきます。そういうことでは、たとえデジタルを使っていても黒白写真というのは身の丈にあって
いるという気がしますね。
つまりは歳をとると昔に戻るっていうことかな。またそれが自然なことのように思えます。
つぶあんさんは若いので私のようなことではなく、積極的にモノクロ写真を捉えていると思います。
ネットで、こういうのがありました。
【ゴジラ マイナスワン・マイナスカラー】ゴジラー1.0/Cが遂に公開公開!これはただのモノクロ映画
ではない!
https://www.youtube.com/watch?v=PbrGyseAM2M
これはモノクロ映画なんですね。それが映画ファンには人気だそうです。こういうことを知ると、時代は
変わりつつあるという気がしてきます。そして今の若い人もモノクロ画像が良いという。
私のように消極的ではなく積極的にモノクロ映像を捉えていますね。
雑誌をみると、ライカモノクロームやペンタモノクロームの発売に影響されてか、カラー機ですが、その
モノクロ版を良くしようという試みが、パナソニック、フジフイルム、二コンから製品として出ています。
具体的には、ルミックスG9プロⅡ、フジX-S20、二コンZfですか。(なぜか、キヤノンがないです。もしか
るとイオスRのモノクロ専用機がでるのかも・・・)
こういうのを見ると、時代は再び黒白写真を見直そうという気概が出てきているのかもしれません。
※投稿写真は彩色した地蔵さんです。たまにこういうのがあります。古くなっているので色は大分退色
しています。地蔵は本来モノクロですがカラー版もあるのだと。(笑)
こんにちは。
モノクロってカラーとは違いますから、カラーとは違った表現をすることが出来ます。
このカラーと違った表現を古いものとして見るのではなく、新しいものとして見る。
カラーでつちかった技術を使ってモノクロを仕上げてゆく。
それは懐古主義ではなく、モダンになるのかもしれません。
現代の技術で作られたモノクロの世界。
今朝(と言っても私の場合は夜中なのですが)、私は氷点下の世界で写真を撮ってきました。
雪が積もったので、雪明かりの写真を撮ってきたのです。
外はほんのりと明るくて、でも写真の撮れる明るさではありません。
感度は5万に上げて、シャッター読度は1/200秒ぐらい。
ノイズだらけですが、雪明かりを撮ることが出来ました。
その写真はモノクロです。
カラーではノイズが気になって、とても見れたものではないことでしょう。
でもモノクロなら、ノイズが「見えない何か」を表現しているようで、それは雪の夜に似合っているように思えたのです。
こちらに載せるかどうかはまだ分かりませんが、感度5万で撮る雪の写真というものは現代の技術でなければ難しかったかもしれません。
だからたぶん、むかしは出来なかったことが出来るようになったからこそ、モノクロが見直されているのだと思います。
もしかするとモノクロは新たなフロンティアとして広がっているのかもしれません。