135mmレンズ 作例

柿

一個だけぽつんと残っているのが、妙に気になった一枚です 白いのは噴水のしぶきです

陰影礼賛 ~光のコキア~

 陰翳礼讃、という字をあてるらしい、本来は。  谷崎潤一郎氏の「陰影礼賛」は、高校の現代国語教科書に掲載されており、読みました。  ネットでも読めますが、これはどうも適宜な挿絵のある紙本で読みたい気がします。 https://www.aozora.gr.jp/cards/001383/files/56642_59575.html  とはいえ、陰影礼賛は別に行灯や障子や書院づくりだけに限ったことじゃなくて、どこででも、何にでも見出すことができ、自分なりに楽しむことができます。洋物は別に光沢だけを追求しているわけでもないですし。ただ、谷崎氏が生きた時代の気質や空気は私にはわかりませんで、変な方向にむかっていると危惧されたのでしょう。  得意種目とは言えないが、やっぱり屋内での静物撮りより、外に出てこういった撮影をするのがいいですね、守備範囲はジョジョに広げていくとして・・・  

陰影礼賛 ~スカーレット~

 朝ドラ101作目「スカーレット」は、その名のとおり、主演の戸田恵梨香さんが、緋色のお召し物(主にスカート)で登場するシーンが多いです。  こちらは上着がスカーレット、のお母様と(ほとんど隠れているが)息子さん。  本来なら人物の輪郭にフォーカスするべきなのかもしれませんが、何をとちくるったのか、お手元のレジ袋にフォーカスしてますね、わたくし。しかも少し外れている。確かにこの透過光は日本人好みですが(笑)  ・・・「陰影礼賛」(谷崎潤一郎)・・・

フライング・ダンカン現る

 タイトルの元ネタは(略)  広島市植物公園にて。コスモス畑で撮影していると、空に気配を感じたので仰ぎ見ると、サギが優雅に滑空していました。  思わず連写したのですが、AFが追いついたのが5カット目くらいからでした。広場方面から、ため池(「隠れ里のうらら池」)に向かって飛び、視界から消えていきました。

もみじ

紅葉も全盛期になると、こういったのも 探しにくくなるものです。

もみじ

このところ朝も冷え込んできました 公園を覗いてきますと、部分的には色づき始めましたね

花の背景を花で埋める(私風)

 埋めてないが・・・  花で地平線的な表現を背景に作って、その上にやや暗い空間をひろげてその中に主役の花を浮かべるのが、私の好みの構図です。ところが師匠殿はそれが寂しいとおっしゃる。  まあ好みの問題です。オーヴァードライブ!  いずれも広島市植物公園、コスモス畑にて。

花の背景を花で埋める(師匠風)

私「花の背景を花で構成するのが好きなのです」 師匠「それはいいことだが、花がすっぽりと花の背景に埋もれるほうがいい」 私「それでは同系色で主役が目立たなくなってしまいます」 師匠「それがいいのだ」 私「共感できかねますな。この件に関しては師匠と認めぬ。」 師匠「波紋疾走!いや、破門!失踪!」 ・・・最後の2行以外はほんとの会話。  うーん。どうなのでしょうね。これはこれで好きなのですが。画面右の色が抜けたスポットが目障りで、その点が見落とし。

デュランタ・エレクタ・タカラヅカ・ザ・グレイト

 ・・・「ザ・グレイト」は余計(爆)  藤や枝垂れ桜でもそうなのですが、垂れ下がって、背景がしっかりスペースがとれるタイプの花は、こうやって玉ボケないし美しい女性といっしょに(その場合は花が玉ボケになるが)撮るのが好きです。 (他の撮り方をあんまり知らん)  広島市植物公園。天気は良かったのですが快晴とはいえず雲が多く、空を眺めて光の到来を待ちながらの撮影でした。

銀の雫がダリアに降る

 湧永記念庭園にて。  ダリアを植えてある第二庭園は、かなり奥にあり、少しだけ探すのに苦労しましたが、のどかで伸びやかな景色の一角に、いいあんばいで光を受けていて、撮影しがいがありました。うほほほ。  ホワイトバランス・ピクチャースタイルともにオート・オート。

広島城菊花展

 その目玉は、ここ数年恒例のミニチュア広島城天守閣を中心とした花の箱庭飾り。  ここではその一部をクローズアップして、生垣の木漏れ日を玉ボケで添えてみました。お昼休みのお散歩コースは、中央図書館付近の「ゲージツの森」あるいは広島城・護国神社の前庭「人生の小道」。

錦秋極まれり2019

 「紅葉がきた!2019」はほぼ順光でしたが、位置を変えてサイドから光が来るようにして撮影した一枚。  ウエディングカメラマン(女性)の前撮り。ここに錦秋極まれり、というところ。  残念ながら、ほんの少しオーバー気味で、黄葉の色がやや失せているものです。他のカットを見ると、この絞りのままだと、SS=1/1000くらいが妥当なところですが、人物の配置(顔が映らない)やピントはこの一枚が妥当でした。  この一枚に、軽トラが映りこんでいるように、ウエディングカメラマンは、事物の映りこみが最小限になるようにポジションを決めて撮影しているらしく、光線はストロボや助手さんが構えるレフ板で補う様子でした。  もし私が構えているこの位置から、新郎新婦さんを撮影しようとすれば、顔は明るくはならないが、強い影は出ないでしょう。でもやっぱり紅葉の彩りよりも、主役の顔色だなあーなどと思うところでした。  それにしても、私が結婚した約30年前は、屋外前撮りというのは一般的でなかったですね。現代はこれがひとつの写真産業となっているようで、縮景園、護国神社ともに、頻繁に見かけます。

紅葉が来た!2019

 最盛期2018と同じ場所。だんだんと紅葉、きてます。今回も望遠圧縮効果。  「光を味方につける2018」は、このカメラアングルから回れ右をして南方向の木立の影と木漏れ日でした。  何かと撮影が楽しい、広島護国神社前庭。  来週あたりは七五三で大賑わいになることでしょう。今日は結婚の前撮りカップルが一組、今日しかお参りできないのか早めの七五三をすませた男の子ご家族が一組、というお昼休み駆け足ロケハンでした。

なぜにタカラヅカか

 デュランタ・エレクタ・タカラヅカ、つまりこのすみれ色が、宝塚歌劇団のイメージカラー「すみれ色」を思わせるからタカラヅカ、ということらしいです。広島市植物公園にて。  で、まだ宝塚歌劇を観劇したことはないのですが(笑)朝ドラ「てるてる家族」(石原さとみさん主演、2003年後期作品)では、主人公がタカラジェンヌを目指す・・・というように、特に大阪局制作のドラマで宝塚歌劇が登場することは多いようです。  縮景園同様、植物公園もわかっているようで行くたびに発見があります。前回は「カツ丼がうまいのだ」というのも新発見。

斜め2分割構図

 広島市植物公園のコキア。鉢植えです。  本当にきっちり2分割にはしないのがいいように思います。  根拠はありませんが(笑)  ケーキを切り分けるときはきっちり分割しないとケンカになります。自分の誕生日ケーキはアップルパイをお願いしているので楽しみです。    

最盛期2018

 昨年は、広島市内の紅葉最盛期がこのあたりだったような。  広島市中区の護国神社にて。本当は足もとを切って、車を入れないほうがよいのだろうけれど、木の姿かたちがこのほうがきれいと思って残しました。  七五三お参りの記念撮影に大人気のスポット。駐まっている車はみんなお参りの家族が乗ってきたもの(と思われる)。

主演女優

 あなたが主役。  残りの皆さんを脇役といってしまうとかわいそうで、盛大にもりあげて演出してくれました。  広島市植物公園にて。しかしどうして広角でも撮らなかったのだろう・・・  笑顔で「どうぞどうぞいくらでも」と承諾いただいた、素敵な方。

コスモス満開

 広島市植物公園にて。ただいまコスモス満開中。  8月には向日葵が満開だった同じ畑。中に迷路が仕込んであって、親子連れの皆さんの歓声が絶えない名所。特にこの日は無料開放デーで宮島水族館とコラボしたイベントもあって、大賑わいでした。  

タカラヅカのように

 コスモスのことを申し上げながらアップするのは「デュランタ・エレクタ・タカラヅカ」です。ごめんなさい。  クマツヅラ科、紫色の可憐な花を咲かせるのですが、なぜ「タカラヅカ」なのかは不明。まあともかく、宝塚歌劇のイメージを重ねるべく、花をストレートに撮らずに葉っぱを主役にして玉ボケシルエットで、それっぽく撮ってみました。  広島市植物公園にて。園芸員の方とも意見交換しまして、私はそういう人々は、図鑑的・標本的な写真を基本とするのかと思っていましたが、写真表現にも興味があり、写真を撮る人々が、自分たちが世話している花や木をどう撮るのか、見てみたいとのことでした。  この一枚をモニター画面でご覧いただいたところ、お悦びいただき、ほっとしました。女性をきれいに撮った写真以外で喜んでいただくのは珍しい体験。(女性の園芸員さんでした)

パープル・ファウンテングラス

 直訳すると「紫色の噴水草」ですか。そういわれてみれば、噴水の水流を高速シャッターで撮影した様子にも似ています。  これは、専門のガーデナーによる鉢植えフラワーポッドコンテストの優秀作で、理事長賞を受賞された、鳥取の方の作品。その一部を大きなボケを添えて切り取ったもの。生け花は、生育した花を切り撮って整える芸術ですが、これは花そのものをうまく育てて調和させる芸術なので、なかなか難しそう。  本日午前中は、広島市植物公園に撮影に出かけました。朝9時台だったのに駐車場がかなり詰まっていたので、何かあるのかなと思うとグリーン・フェスティバルというお祭りだそうで、なんと入場無料サービスデーでもありました。わいわい。  満開のコスモス、光の玉ボケ、吉例お願いモデルさんなどなど、2時間ほどでしたが撮影を満喫しました。

盛りのハナモモ

 縮景園にて、この春の撮影。  ハナモモ(源平咲のもの)とソメイヨシノ、ウスズミサクラ、枝垂れ桜が植えられた広場があって、ここは大人気で、特に着物体験(2000円で飲み物つきとわりとリーズナブル)が行われている期間は自撮りする人々でにぎわいます。  しかし、ライトアップイベントも並行しているので、日中は照明器具が写真に映りこみがちで、それはそれで困りものです。個人的には、高校時代に慣れ親しんだ器具なので、懐かしくもありますが・・・  それにしても、この写真のExifを見ていると、背景の美人さんを美人さんとわかる程度のボカしにとどめるために絞りをいじった撮影者の下心がありありとわかりますな(笑)SS=1/400はこの場合、手振れを起こすかどうかぎりぎりのところ。  この一か月後の、藤公園での撮影では盛大に手振れを量産(TT)

春のまぼろし~秋に咲くハナモモ~

 同じタイトルでSuperflyの名曲がありますが、こちらは縮景園でいわゆる「狂い咲」をしたハナモモ。あれ?春のまぼろしを見ているかな?という気分でした。  縮景園に毎年通っていますが、ハナモモが10月に咲くとは知りませんでした。開花時期が2度あるというほどではなく、ひとつの樹に咲いている花がひとつふたつあるかないか、ですべての樹で開花しているわけでもなさそう。  ネットで検索してみると、さほど珍しい現象ではなく、花が咲いてもこのまま実を結ぶことはないので、樹勢に影響を与えるようなこともなさそう。  紅葉はまだまだでしたが、お父さんお母さんを庭園見物に案内している親孝行な娘さんにお会いして、おおっと思ったところです。

光を味方につける ~地上の女神(妹)~

 旧題「その身に光をまとう人」。  ホワイトバランスはオート、ピクチャースタイルはディテール重視、個別色補正をレッド、オレンジ、グリーン、マゼンタを少しずつ動かしています。  私の小細工はむしろ阻害要素かもしれませんが、そういったことをもはや問題にしないほどの美しい方で、まさに「地上の女神」の妹さん、というところ。  これ紅葉じゃないですね、yamaさんごめんなさい。  135mmという焦点距離は、どうやら「その女性が主人公であり頂点であり女神である世界」を演出してくれるらしく、肌の描写とあわせて、そこがお喜びいただく点なのかもしれません。  今月号のデジタルカメラマガジンで、超美人モデル、川村海乃さんを、魚住誠一さんがα7R4+FE135mmF1.8の開放で撮影されていますが、それはさすがに息をのむばかりの一枚です。  その川村海乃さんにも、一歩も譲らないほどの美しい方でした、この「女神妹」さん。少し、肌のコンディションがよくないことを気にされる様子でしたので、このように。あまりにも肌が白いため、腕が少し色かぶりしていて、多少補正しています。 

縁取り付きのドレス

 引き続き、yamaさんの「純潔」から流れを受け継ぐの巻。  今回もオート・オート。現場でモニターを確認してこんなもんだろうと判断して、持ち帰ってパソコン画面で見ると、思ったよりも色が残っていて安心した、というところです。  ・・・二日酔いっす。うんうん。  広島市植物公園、ベゴニア温室にて。

オーバードライヴ!

 久々の漫画話。   波紋疾走(オーバードライヴ)は、荒木飛呂彦の漫画「ジョジョの奇妙な冒険」における、人間の呼吸と血液循環から取り出す、特殊なエネルギー波動。架空の事象です、もちろん実在しません。  劇中では、「波紋」を表現するために、足からこのエネルギー波動を出して水をはじいて、「水面に人間が立つ」という描写がなされていますが、そのとき、普通の同心円ではない、楕円を複合した妙な波紋がわきたつことで、通常の自然現象ではないことを演出しているのが、荒木氏の才能。  一方こちらは、リアル世界の広島市植物公園、睡蓮温室での一枚。今回の処理は(略)  この波紋を引き起こしているのは、アメンボ。水面に、曇り空の映りこみと天窓の枠を影として入れ込んで、陰影をつけるの図。最近、玉ボケ表現を多用するため、PLフィルターを持ち歩かなくなったのですが、こういうときには水面反射を微妙にコントロールできるので、重宝するかもしれませんね。表現の幅はなるべく広く確保したいものです。

シグマ 2019

 「タムロン2017」と、年は違うが同じ季節、同じ時間帯、同じ場所の撮影。  こちらもオート・オートだが、露出を暗くしていたのでオートライティングオプティマッツアで持ち上げています。  「地上の女神」の方と同じくらい、美しい目力の方。  この方の美肌、瞳、美髪が主眼なので、背景は混濁した色の壁のようになってしまったのが至らぬ点で、写真全体の完成度は「タムロン2017」のほう、であります。  話は飛びますが、かみさんはタムロン70-200mmを主に使うレンズとして固定してから、撮影に関して安定して技術を発揮するようになり、合評会でも一目置かれる存在になりました。撮影の現場で迷うことが少なくなった、そして花と会話することに集中できるようになった、と。それ以前は、カメラを他のを使ってみたり、レンズをころころ変えてみたり、と落ち着かない様子も見られましたし、X50に不満をこぼすこともあったのですが、ここ最近、全くそういうことは言わないです。  私、この前、「このレンズは、あるシチュエーションにおいて、こちらの希望に沿ってくれる」という表現を使ったのですが、画角も描写も手振れ補正も、かみさんの望むところに沿ってくれるようで、「あとは心地よく撮影すべし」というところ。  というわけで、私はシグマ135mmと180mm、かみさんはタムタム70-200mm、ということでうまくすみわけができてここ1年は落ち着いてます。困るのが、両者とも70-200mmを使いたい、イルミネーション撮影。

光を味方につける ~神様は指先に宿る~

 カメラ女子の方と意見交換する中で「手の甲、指をきれいに撮るのは難しい」と聞きました。また、以前、たまねぎパパさんから「手がきれいな方はみなきれいな方だ」とのご見解をいただいたところです。  実際、例えば「手 指 撮影 コツ」などとキーワードを並べて検索すれば、そのためのノウハウ紹介サイトがわんさとヒットすることでしょう。ネイルアートやアクセサリーの撮影のためにも、女性としては「手・指・甲」をきれいに撮るというのは、おっさーんカメラマンの想像もつかないほど情熱を込めるもののようです。  (かみさんと娘をのぞけば)私にとって世界一の美人である、桐谷美玲さんは、以下のリンク先の写真は、さすがに手の甲から指先まで美しさにスキのない一枚です。 https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2017/05/13/gazo/20170513s00041000302000p.html が、いかに桐谷さんでも、報道陣が撮ったこの前後のカットすべてがこのレベルとはいかないようで、痩身モデルゆえに肉のついていない手の甲は、骨や血管がういてしまうことは避けにくい様子。  前置き長くなりましたが、紅梅を熱心に撮影される若い女性。撮らせていただき、撮影結果をご覧いただいたところ、「指がきれいに映っているのはうれしい」とのことでした。  いわば、「街角桐谷美玲さん」がここにもいらした、と。  少し血潮が透け気味の、春先の陽射しを味方につける、つまり神様は指先に宿る、の図。そして私は図に乗る(爆笑)でも、声がけして、躊躇されている方には無理押ししないのが鉄則です。

写真の原風景

 「光を味方につける」シリーズで、「片明かりの人」「少女ルミックス」を並べてみて、また、幼いうちから写真に触れることの良さについてお話を聞くうちに、思い出したことがあります。  私が、雑誌上の写真コンテスト入賞作品について、はじめてしげしげと眺めたのは、1977年頃の「子供の科学」(誠文堂新光社)での「読者の写真コンクール」だったと思います。(正確な年次と号は記憶にない、国会図書館に行けば閲覧できるだろうけれど)    そのときの一席は「夜行列車の旅」。車窓からの風景を眺める女性の横顔。露出は車窓外にあわせてあり、女性の顔は片明かりとなって、瞳にキャッチライト。  「片明かりの人(吉水園の女性)」の、紅葉を車窓外の光景に置き換えて、もっと寄った横構図にしたような一枚。というか、「夜行列車・・」が原風景で、無意識にその写真に寄せていっているのかもしれません。  また、そのときの二席は、「バックネットのある風景」。こちらは、おそらく台風か何かで学校グラウンドが荒れ果てたところに、斜光があたった様子を現像上の処理で、異世界のような風景に仕上げた一枚。そのときの私は、こちらのほうが一席よりすごいのではないか、と感じた記憶があります。  「子供の科学」写コンは、小中学生しか応募できないので、その2枚も、今から40年以上前の小中学生の作品、ということになります。すなわち、今の私と同世代だが、当時は、「少女ルミックス」の少女と同世代ということです。  私のローキー好きはそのあたりから始まったかな。いや別にハイキーも撮りますヨ、ローキー教じゃないっす、しいていうならば「プレートガーターI桁教」(爆)。  「子供の科学」は、毎月読んでいたわけじゃなく、写真コンテストの記憶はその号しかありません。他には、逆立ちした少年の、帽子が落ちた瞬間と、その影がなす造形美をとらえた作品が、佳作くらいに入っていたかな。これも当然、小中学生の作品。  これらの作品の印象が強く、当時、父親がしばしば買っていた写真雑誌に載っている大人の作品が、なんとも煙草くさく感じられてしまいました。  その時代の、大人のコンテスト入賞作品で、記憶にあるのが、例えば「ヨットハーバーのある風景」。これは風景写真ではなく!ヨット柄の水着の女性の、お尻をクローズアップした作品。下品ですが、一部に肌色に近い配色があって、そこが破れて肌がのぞいているように見せるのが狙いらしく、選者のコメントもスケベ調でした。そういう作品しか記憶にないという、こっちがよほどスケベ少年だったのかな。  「ヨットハーバー・・は」おそらく奥さんに協力してもらった作品だが下品と見せてぎりぎりの線で笑わせるものがあったようです。  しかし、その雑誌に載っていた、その他の、モデルに無理を強いていると思われるような作品には、全く魅力を感じませんでした。  で、40年以上が過ぎ去って、「子供の科学」の読者写真コンクールはいまだに続いているそうです。今度、図書館ででも読んでみます。

光を味方につける ~少女ルミックス~

 岡山県和気町「藤公園」は、隣を流れる日笠川の水面きらめきを玉ボケにして、藤棚や人物とコラボさせることができる、写真撮影の一大名所で、個人的には東の足利フラワーパークにも引けを取らないと思っています。(いや行ったことないですが足利には)  ただしほんとにそうやって撮るには、足継ぎがほしいです。  16時前の太陽は、この写真でおおむね10時から11時の方向にいるのですが、地面の芝生、藤の花、緑葉などがうまく光を回らせてくれてます。そもそも藤棚の下は、よい光が回って、女性の肌をとてもきめ細かく表現してくれるし、藤の花も複数種類をグラデーション的に配置しているので、ミックス光源になって、あまり色かぶりしないようにも思います。(ホントか?)  この一枚では、オートライティングオプティマッツア(効果・標準)とピクチャースタイル・ポートレートを使用、その他のパラメッタは撮影時のままです。ホワイトバランスはオート。  それにしても、小学生にしてルミックス使いの少女。この間の、たまゆら世代の高校生カメラ女子よりさらに3、4つ年下ですが、この年頃からカメラに触れられるのはいいですね。よい時代。