無題
Exif情報
メーカー名 SIGMA
機種名 SD1 Merrill
ソフトウェア SIGMA Photo Pro 5.5.3.0001
レンズ 17-70mm
焦点距離 17mm
露出制御モード ノーマルプログラム
シャッタースピード 1/50sec.
絞り値 F3.5
露出補正値 -0.3
測光モード 分割測光
ISO感度 1600
ホワイトバランス オート
フラッシュ なし
サイズ 2352x1568 (2,321KB)
撮影日時 2014-01-04 17:04:28 +0900

1   一耕人   2014/1/7 15:57

kusanagiさん こんにちは
私も歴史マニアではありませんので、恥ずかしながら自分の生まれ育った地の歴史も詳しく知らないのが正直なところであります。
kusanagiさんによる東北の歴史考。どのように紐解かれてゆかれるのか楽しみであります。是非拝読させてください。
よろしくお願いいたします。

2   kusanagi   2014/1/5 21:12

一耕人さん、ウォルターさん。あけましておめでとうございます。
私の歴史マニアではないのですが、東北の歴史はあまりにも知らなさすぎた
というところがあり、これを機に少しは東北史を学んでみようと思ってます。
東北は、今回の原発事故でもそうですが、中央政権の犠牲になった歴史でも
あるようです。
古くは蝦夷(エゾではなくエミシと読む)と言われ、アイヌの蝦夷(エゾ)とは違い、
民族的には同じ日本人であるわけですが、辺境故に中央から遠ざけられて
きた長い歴史があります。
しかし、東北人の魂というのは、これは知ればしるほど、我々日本人の底流に
流れる基質そのものではないだろうかと強く私は思っています。

私が住む西日本というのは、昔から大陸や半島の影響を受けているんです。
それ故に先進的でもあるのですが、また常に時代の悪影響を受けるということ
でも同様に言えるんですね。
日本に帰化した中国人政治評論家の石平(せき・へい)氏の、ごく最近の著作、
「なぜ中国から離れると日本はうまくいくのか」は、評論家の域を超えた歴史
著でもあるようです。

日中が接近する時、それは一本板のシーソーのようにどちらかが上がれば
他方は下がる。日本にとって日中友好ほど不幸なことはない、そういう展開を
石平氏はなされています。
その大陸・半島と反対側にあったのが、どの時代の日本の歴史においても、
それは東北であったということです。大陸半島経営(進出)に失敗すればその
埋め合わせを、今度は東北の富で補おうとする歴史だったんですね。

まあ、権力者の歴史というものはそういうものです。しかしながら東北という
豊かな後背地があればこそ、日本は大陸半島に飲み込まれずにこれまでやって
これたんですね。
もし日本列島が今の半分の長さしかなく、東北というものが存在していなかったら、
おそらく日本という文明は歴史的に存在できず、中華文明の東端としての役割
しかできなかったろうと思います。(今の韓国のように)
日本が日本であり独自の国家と文明を長く築き上げてこれたのは、まさしく東北
という豊かな大地があったればこそでしょう。
それゆえに、東北とは日本人の故郷であり心の拠り所としての役割を保ち続け、
これからもそうであるということなのです。

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