無題
Exif情報
メーカー名 SIGMA
機種名 DP2
ソフトウェア SIGMA Photo Pro 5.5.3.0001
レンズ 24mm F2.8
焦点距離 24mm
露出制御モード 絞り優先
シャッタースピード 1/60sec.
絞り値 F2.8
露出補正値 +0.0
測光モード 分割測光
ISO感度 100
ホワイトバランス オート
フラッシュ なし
サイズ 1760x2640 (3,234KB)
撮影日時 2009-01-15 04:45:25 +0900

1   k   2014/10/12 22:28

こっちのほうが藤原新也風かもしれません。(^^;
モードはビビットにしていますし、コントラストも高めて、色々といじって
います。
水面の反射があり、それでか上手く色が出ず、それで自分のイメージ
に合わせてコントラストや彩度、露出を強調しています。

笑休さんの言われたこと、メリルやクワトロの画像に心動かなくなった
というのは、非常に私もよく実感として分かります。
と言うのか、もしかすれば、ジグマのメリル・クワトロの持つ超高画素
画像というのは、大変な問題を抱え込んでいるのかも知れないと思う
ようになりました。

こちら、最近はずっとシグマのカメラをメインで撮影しています。
最初はSD1Mですね。このカメラのレンズは私はそんなに良いレンズを
持っていません。
笑休さんが使ったような、18-35とか50-150とかいう解像力の高いレンズ
は使っていません。それからSD1Mは撮影枚数が少ないですね。
・・・ここらあたりは、さほど問題は発生しなかったように思います。

そしてDP1Mに行きました。最初はSD1Mのサブカメラということでして、
撮影枚数が多くなりました。DP2MやDP3Mも調子に乗って導入です。
そして、dp2Qに行ったわけです。
撮影枚数は飛躍的に増加したと思います。それからRAWソフトもバージョン5
から6になりました。まあ、ソフトはあまり関係ないようです。

結論として言えば、DPXMあたりからですね。ちょっと問題が発生したの
ではないかと自分でも思うのは。
DPXMは、そもそも高画素センサーであり、加えてレンズが非常に良いので、
解像力がとんでもないことになったんですね。レンズも超コントラストタイプ
のレンズです。それはもう、モニターを見れば一目瞭然です。

素子だけ高画素になっても、装着するレンズがボンヤリでは超高画素
画像にはなりません。私のSD1MやD800がそうです。
だからSD1Mの時はあまり気づかなかったのですが、DPメリルやクワトロ
になってから、そのきわどいまでの解像感とコントラストに当てられっぱし
というか、最近はもう疲労感が出てきているように自分でも思います。

正直言って、これはヤバイって感じです。
とりあえず、カメラの設定を大人しくしました。モードはニュートラル設定、
さらにコントラスト-1.0、シャープネスも-1.0と。
彩度はそのまま。これ、落とすと白黒になっちゃう。
既に撮った画像も、SPPで-1.0と落としてやれば、かなり眼に優しいですね。
それでも膨大な画素数を抱えていることには変わりないですから、ピクセル
等倍では見ないことです。
しかし、それでもレンズが良すぎるっていうことだけは、どうしようもない。

そんな感じで、私もしばらくは古いDPシリーズで写真を撮っていこうかと
考えています。
やはり絶対的に画素数が少ないということは、鑑賞する場合、眼や脳には
絶対的に優しいわけでね。
それからパソコンの処理速度も速くてスムーズだからというのもあります。

メリルやクワトロの画像を見てからDPに行くと、何だかホッとするんです。
やっばり、根本原因は、超高画素の画像というのは、人間の眼や脳への
刺激というか負担が大きいんだということに尽きるかもしれません。
DPの画像を、コントラストやシャープネスを強めてみてもそんなに嫌な気は
しませんから。

なんか、変な感じになってきましたけど、高画素+優れたレンズというのは
シグマが必死になってやっていることなんですね。
その努力に水を差すようなことを言っているわけなんですが、若い人には
ともかく、こちとらの老体の身には堪えるわいっていうことでしょうか。(^^;

2   zzr   2014/10/14 08:23

すごく自然な写りだと思います
シグマに限らずソフトでやり過ぎて、気がついたら変な事になってる事が時々あります
上手な方はその辺りのバランスとりが巧みなんだと思います

ニコンの20ミリ、楽しそうなレンズが出てたんですね
D5はまだなのかな。。
次のカメラ、レンズはちょっと様子見する事にしました
そういえば少し前に出た58ミリの8ってどんな意味があるのか私には不思議です
50ミリがあるのになんで?みたいな^_^;

3   k   2014/10/16 21:45

■ニコン20ミリf1.8ですか。アマゾンで88000円です。
安いのやら高いのやらも私は知りませんが。(^^;
私も古いフィルム時代の20ミリf2.8を持っていますが、APS時代は
よく使いました。1.5倍で30ミリ画角になりましたね。

けっこう自分でも20ミリや21ミリとかいうのは好きで、それでDP1Mも
ワイドコンバーターを着けて21ミリ相当にして使っています。

■ニコンD4とかは、キヤノン1DXと同じで、もうプロしか使わないですし、
それもデジイチの売れ行きが落ちたというか落ち着いてきたので、
次世代モデルはなかなか出ないと思いすよ。

今売れているのは、スマホと連動して使うレンズタイプのカメラとか、
自分撮りができる(液晶が大きく曲がる)カメラとか、素人が喜ぶような
ギミックを持ったやつで、ハイアマチュアが使いそうなカメラは大体
売れそうなのは一巡してしまったという気がします。
それはそうと、ニコンDfなんか、どうですか?流行のクラシック路線の
カメラですが、長く飽きないで使えるカメラのような気がします。

■58ミリレンズというのは、あるメーカーが50ミリレンズで出そうと思って
いたんですが(F値の明るい大口径レンズですね)、設計上どうしても
50ミリに出来なくて、それで58ミリでもいいかって、出したみたいですよ。(^^;
F1.2とかは、50ミリもありますが、85ミリも多いでしょう。そこら当たりの
ミリ数が、設計上作るのが楽なんです。

それと、昔の一眼レフの標準レンズは50ミリではなく、55ミリでした。
最初に35ミリフィルムを使うカメラを出したのはライカですが、このカメラは
50ミリを標準としたのです。
ライカは、今でいうところのミラーレスカメラでして、フランジバックが短くて、
レンズ設計は一眼レフと比べれば容易だったのです。
ニコンなどの日本の一眼レフメーカーも、50ミリレンズを標準レンズとした
かったのですが、その時代の技術では難しかったわけですね。

ですから当時の55ミリ標準レンズに比べて、3ミリ多いけど、勘弁ねって
いう具合だったのでしょう。(^^; マクロなんかは平気で60ミリとかでしたし。

基本、広角になるほどに大口径レンズを作るのは難しくなるんです。
オリンパスのフォーサーズレンズは、APSカメラに比べて同じ画角なら
ミリ数が低くなるんですが、性能を保とうとすると大きく重くなってしまう
のです。
というかレンズの大きさが、センサーの大きなAPSやフルサイズと変わら
ない。それで、ミラーレスとして再出発をしたんですが、それはレンズ設計
が容易になるという側面もありました。
フランジバックという、レンズ後端とセンサー面の距離が短ければ、同じ
性能を出すにしても設計・製造上、ミラーレスが断然有利です。

ついでに言うと、ミラーレスのレンズより、もっと容易に高性能にできる
のが、シグマのレンズ非交換式カメラです。いわゆるコンデジ、DPメリル
やクワトロです。
もうレンズ後端とセンサーは、くっつかんばかりに接近しているはずです。

■正直言って私も最近は、あまりにも優れたレンズと高画素センサーに
疑問を持ち始めています。仕事で工業用写真を撮るのならばともかく、
趣味で生身の人間が扱うカメラにしては、DPメリル・クワトロはあまりにも
高性能過ぎるのです。

キヤノン板を見ると、ぎっちり写っているパンフォーカスの写真などなくて、
画面いっぱいにボケを大きくとったりとか、空や海ばかりだとか、そういう
情報量の少ない写真ばかりでしょう。
レンズテスト板をみると、せっかくの高画素ソニーカメラをクラシックレンズ
でもって、これは確信犯的でしょうが細部が解像しないような写真を撮って
いるわけです。レンズテストの投稿者は超ベテランですから、そういうことが
よく分かってらっしゃると思います。

こういうのって、結局は無意識にユーザーが自分自身を情報過多に曝され
ないようにしているとしか考えられないのです。
要するに時代の高画素化によって、画面いっぱい細部までギチギチに
詰まって物事が写っている写真に、誰もが当惑してしまうようになったのです。

しかしながら、シグマがDPメリルやクワトロで究極の高精細カメラを作り、
世に出したというのは、これは高く評価できます。
それゆえに、シグマはグッドデザイン賞を受賞したのですが、はたして
これからシグマは、このままの路線で行っていいのかどうかは、メーカーは
よくよく考えていかなければならなくなるでしょう。

いまシグマ社のなかで、そういうことを明確に考えている人間っているのかな?
って想像するのですが、たぶん、居ないだろうと思います。しかし無意識的に
高画素路線に将来の不安感を抱いている人はいるだろうと思います。
クワトロの次のモデル、これをもし、フルサイズ1千万画素×3でやれば、
もちろんレンズ非交換式DPカメラでよい、世の中は再びひっくり返るだろうと
思います。シグマって凄い!って。
そういう先祖帰りのリバイバルカメラが、例えばニコンDfや、ソニーα7Sなんだ
けど、けっこう評価は高いのじゃないですか。

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