夜景
Exif情報
メーカー名 SIGMA
機種名 dp2 Quattro
ソフトウェア SIGMA Photo Pro 6.2.0
レンズ 30mm F2.8
焦点距離 30mm
露出制御モード 絞り優先
シャッタースピード 8sec.
絞り値 F5.6
露出補正値 -1.0
測光モード 分割測光
ISO感度 100
ホワイトバランス オート
フラッシュ なし
サイズ 2712x1808 (2,558KB)
撮影日時 2015-05-17 19:27:34 +0900

1   kusanagi   2015/8/19 23:00

写真やカメラに関心の薄い一般の人達は、カメラ機材や撮影に凝り過ぎる
ハイアマチュアには違和感を持たれているだろうと思います。
そういうハイアマチュアを取り上げたテレビ番組を一般のおばちゃんが見ていて、
「あんたら、写真好きの人間は、やたら凝るんだねー。テレビでやっていたよ。
あんたのそのカメラ、幾らすんの?」って、度々、言われたことがあります。

そういう風に言われると返す言葉はなくて、「いや、これは中古で安く買ったので、
無駄なお金は使ってませんよ」というのが精一杯。(苦笑) おばちゃん達は
にたにたと笑っている。
そりゃそうだわ。自分の旦那や息子が写真に凝ってると、おばちゃん達は被害者
側になるわけですからね。(^^;
しかし一般の人達は、プロの写真家はちゃんと評価しています。戦場カメラマン
とかになると命をかけて報道してくれるわけですから、仕事で写真をやっている
人間はしっかり尊敬して認めているわけです。写真で金を稼げるし、ちゃんと世間
に役に立ってるわけですからね。

しかし普通の、金を稼がない遊びのハイアマチュアは道楽人間だと分類しています。
中には、「良い趣味をお持ちで」、って持ち上げてくれる人達もいますが、まあ、
お世辞でしょう。ギャンブルをして嫁を泣かせるよりはマシな程度だとね。(笑)
とにかく、高価で無駄な機材を買うのがいけない。撮影にしても奇妙に凝っていて、
我々が見ても分からん!もっと素直に撮れって具合に思っているのでしょう。(^^;

一般の人々の、この感覚でやられると、ハイアマチュアはぜんぜん立つ瀬があり
ません。ごもっとも、ハイごもっとも、と言うしかありません。
ハイアマチュアにしても、やたら機材に凝って次々と新製品を追い求める人間や
コレクターと言われる人間もいる一方で、他方には、一般人の感覚に近い感覚の
アマチュアカメラマンがいます。
必要最低限の機材で、とにかく写真は撮影ということで、機材を買う金があれば撮影
の旅費に回せって、忙しいまでに撮影をこなす人間もいるわけです。

さて、一般人の御意見は別にして、このアマチュア人の分類として、機材に関心が
向く人間なのか、それとも機材(過多な)を拒否するのか、そのどちらがマトモな人間
なのか。これをちょっと考えてみたいと思っています。

早々に自分の結論を言うと、機材関心人間のほうがマトモな感覚だと思ってます。
でもやはり馬鹿だとは思ってます。(^^;

写真という行為の、その人間の究極の至りは、森山大道とか藤原新也が語っている
とおりです。
ところで、あのユーチューブの番組の中では、機材の話は極力避けていますね。
もちろん一般の人達にはカメラ機材への関心はないからです。そして精神的なこと
だけを番組では語り取り上げています。
ただちょっとだけ、映像で彼らが使っているカメラが写っています。

日本人は、精神論が好きです。特に簡潔な言葉で語られる精神論。例えば大和魂
とか。造反有理や革命無罪とか。
それで、出来るだけ物に拘らないことが上質で高等なものだと思っているところが
あります。
しかし実際は、どうなのか。

カメラ機材のことをあまり考えずに写真をばんばんとやっていくと、それはとても高等
なことに思えて、しかも倹約家の一般の人達からすればモノをよく使いきっていると
いうことで、四方八方から賞賛を受けるのかも知れません。それが正しく王道なだと。
それは本当に正しいのだろうか。

http://photoxp.jp/boards
各掲示板のカウント総数が出ていますが、昔からペンタックスはダントツだったのですが、
最近は投稿数が落ちているように思われます。これは何故なのだろうか。ペンタックス
ユーザーが減少したというのもあるだろうけど。

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