太々神楽 (だいだいかぐら)
Exif情報
メーカー名 NIKON CORPORATION
機種名 D4S
ソフトウェア Capture NX 2.4.7 W
レンズ 24-70mm F2.8
焦点距離 35mm
露出制御モード 絞り優先
シャッタースピード 1/640sec.
絞り値 F2.8
露出補正値 -2.3
測光モード スポット測光
ISO感度 2000
ホワイトバランス 晴天
フラッシュ なし
サイズ 1600x1129 (933KB)
撮影日時 2014-04-03 22:41:43 +0900

1   zzr   2015/9/14 21:36

暗い場所での動きモノ。
低感度を追及しつつシャッタースピード稼ぐため大きくマイナス補正で撮り、現像時に持ち上げるのと、きっちり高感度を使うのとではどちらが正解でしょうか。
ネイチャーではないのですが。。Q&Aという事で ^^;

2   kusanagi   2015/9/15 01:21

それは多分、原理的には同じことだと思うのですが(^^;、カメラ機種によって多少、
味付けは違うと思います。それから測光方式にも深く関わってきます。
この絵でいうと、提灯や白い神楽面や衣服は、露出補正-2.3でも正常値内である
わけで、背景はもっとマイナスになっているでしょう。そこは潰れても問題ない。
こういう明暗度の差が大きな場合では、中心の被写体(能面と人物)が適正露出
になることを心がけなければなりません。
スポット測光の範囲がどれくらいか分かりませんが、とにかく結果としてこの写真
の露出は正常値となっています。

実際の撮影に望んでの場合、やはり舞の場面によって露出度は変化するわけで、
撮影の手順として実際的なのは、まずISO感度は1舞台は終始固定して、舞者が
動く場面によって光の変化を捉え、細かく露出補正を変化させてやるのが便利かと
思います。
その場合の補正はプラスになるのではなくマイナス補正ですから、最初のISO感度
設定はフレキシビリティを持たして低めの方が無難です。

絞り優先モードですが、シャッタースピード優先でも良かったかなって思います。
もしくはシャッタースピードが1/125以下にならなければ、舞者の不要なブレは
抑えられると思いますので、絞り優先モードでも、もう少し絞ってやってもよかったか
なと。
しかしそれは後知恵で、光がない中で、よくここまで撮影出来ましたね。お見事です。

なお、絞り値F2.8は最低限で、もっと絞りを開けるとピント面が極薄になって絵になら
なくなります。単焦点レンズを使う場合は開けすぎないように要注意です。

こういう舞の場で、気になるのはシャッター音です。何か工夫をされましたか?

3   zzr   2015/9/15 05:26

kusanagiさん、おはようございます。
シャッター音対策、私は静音モードを使ったくらいですがタオルでも巻けば良かったかなと後で思いました。
それよりも、24-70は大柄なレンズなので後ろの方々の邪魔にならないよう気を使いました。
カメラマンは10人位いましたが私はまだマシな方でストロボはたき放題、シャッター音も気にされてないような方が大半でした。

あと、D800などの画素数が高いカメラで撮るのはどうなんでしょう。
半分位の大きさにすればノイズは気にならなくなるのでは。。
今回は4sしか使わなかったのですがそちらの方がよかったかも。
今度試してみます。

4   zzr   2015/9/15 05:33

あと測光も間違ってた気がします。
ここはスポットではないですね ^_^;

5   kusanagi   2015/9/16 00:16

あたしゃ昔、イベントカメラマンでしたので。(^^ ;そりゃあ、撮影は一回で数千カット
というレベルで撮影してましたからね。それを連続して続けたことはザラでした。
そのくらいの量を撮ってると、カメラの電磁波って自分で実感することができます。(^^;
zzrさんの撮影量だと、まずは電磁波は全然分かりませんというか、問題なしという
レベルでしょうね。

ただ電磁波は放射能のように積算しますので、私の場合、過去に相当量を撮ったと
いうマイナスの財産は、今でもフラッシュバックのように出てきます。
ひどくなると頭痛とか。それから物忘れとか、うっかりミスとか。
ここ3ヶ月、撮影はしませんでしたので、そういう症状は出なかったですね。やはり、
電磁波の頭部被爆ってあるんだなって再確認できました。

かつてのイベントカメラマン。そりゃあもう怖いものなしで、そこどけ、オラーって、具合で。
と、いうことはなかったですよ。(^^; 
本当は極めて紳士的でした。ただ当時は、フィルムカメラのカメラマンが多くて、傍若
に振舞っていたのは、私ではなく彼らでしたね。
私は隅っこで遠慮して撮ってましたから。(^^;
ただ、終始連続してシャッターを切っていたので、私の撮影を見ていた方はビックリした
でしょう。それで、フィルムカメラマン達のヤッカミは多かっですね。
そういう彼らもやがてはデジタルになったわけで、そうすりゃあ現金なものでデジタル
デジタルって威張りだすわけですよ。(^^;

正直言って、カラーフィルム写真のカメラマン達にはよい印象は持っていません。
私のようにデジタルから始めた人間にとっては、彼らは既得権を振り回すだけの自分
勝手なカメラマンに見えましたものね。

しかし本当は、私は10歳代から白黒写真をやり始めた人間なので、途中ブランクは
長かったのですが、写真の歴史については彼らより知っているつもりです。
長巻フィルムを買ってきて、自分で切ってパトローネに詰めて、撮影後は自分でフィルム
現像をして、しばらく溜まれば自宅の簡易暗室やクラブ部室の暗室でシコシコと
プリント焼きをしてましたから。

私の写真の原点というのは、そういう黒白フィルム写真の暗室にあるわけで、そこで
写真の不思議さ、豊かさの本質を学んだと思います。
金を出して、写真屋の店頭で、ホイこら、現像プリントをしとけって、投げ出し言うのと
は違うわけです。人間、金が絡むと汚くなるというか、本質を見失ってしまいます。
私はこれを、かってにカラー写真店頭文化って名づけているわけですが(^^;、デジタル
になって、それがなくなったのは良いことですね。

しかしデジタルはまだ、本当のデジタル写真文化には達していないと思ってます。
カメラはフィルムカメラと同じ形だし、やっている人間もカラーフィルム時代からの人間が
多いわけですしね。
本当のデジタルな写真の文化に達するまでには、まだまだ難関が幾つも控えている
わけで、それを乗り越え無事に未来に行けるものだけが、本当の写真の文化を手に
すると考えています。それはかなり狭き道だと思ってますよ。

6   kusanagi   2015/9/15 22:24

静音モードはイイですね。(^^;
私もd800では積極的に使っています。
このモードだと、余録として電磁波漏洩が、通常のレベル20から8くらいに
落ちるんですよ。しかもレリーズボタンを離さないでおけばミラーチャージ時の
電磁波も避けられますし。レベル8というのはミラーアップ・リモートレリーズ
の電磁波レベルと同レベルじです。

撮影マナーつていうのは、ほんと大切です。これを失うと自らの写真の意義
すら無くしてしまいますので。
私かつての所業を後悔していますから。(^^;

高画素数カメラでは感度が低すぎるので無理だと思いますよ。
d800ではノイズいっぱいになると思います。
ただし拡大しなければ仰るとおり目立ちませんかね。広角撮影だといけるかも。
でもiso2000でd800が絵になるのかなあ。

7   zzr   2015/9/15 23:08

電磁波の悪影響って言われても正直実感がないです。
普段気にはとめてるのですがシャッターチャンスには忘れてしまってます。。

私はいままで人のいない場所での撮影が多かったので消音モードってなんのため?と思ってましたが今回はそのありがたさを実感しました。
ストロボやシャッター音がする度後ろから失笑の気配がしてました。
kusanagiさんのかつての所業ですか?
それは大いに興味がありますし、いつかここを読む方にも参考になると思います。ぜひここでご披露。。
内緒でお聞きしたいのですが、手段が無いですね ^_^;

D800、今度試してみます。

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