メーカー名 | FUJIFILM |
機種名 | X-E1 |
ソフトウェア | Photoshop Elements 9.0 Windows |
レンズ | XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OIS |
焦点距離 | 55mm |
露出制御モード | 絞り優先 |
シャッタースピード | 1/592sec. |
絞り値 | F7.2 |
露出補正値 | +0.0 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 200 |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | なし |
サイズ | 4896x3264 (1,714KB) |
撮影日時 | 2015-10-15 13:41:27 +0900 |
昔、こういうcatchコピーがありました。
やはり、色というものは、頭脳を魅惑するものですね。
色気などという、言葉にも、それが表れています
20代の頃、さんざん、色遊びをしつくしましたので
嫁さんと一緒になってからは、清潔そのものです
最近やっと、カメラの色気から、抜けそうです
そうですか。笑休さんは、若ころ、やたらもてたんだ。(^^;
なるほどー。カメラの色気か、写真の色気か。うまいこと言いますね。
この、カメラやレンズの色気に夢中になってがんじがらめの虜になっているのが、
多くのハイアマチュアの御仁なんでしょう。
確かにそのとおりですね。笑休さんに言われて、改めて自分もそうだったのだと
思います。
大昔、自分が10代のころ、写真は白黒しかやっていなかったのですが、
最初に自分で買ったキヤノンFTと初期のFDレンズ、これが具合がよかったんです。
ええ、黒白写真では。
それでしばらくたって新しいFDレンズを買ったんですが、黒白では凄く汚いプリント
にしかならないんです。がっかりしましたね。調べると新しいレンズはカラー写真対応
とありました。
つまり、カラー用のコーティングが黒白写真には向かなかったんですね。
そういうこともありましたが、とにかく黒白写真の頃って、カメラやレンズへの物欲なんて
なかったですね。
無論若くてお金がなかったこともありますけど、黒白時代は、機材は必要最低限で
十分だと考えていました。カメラは1台か2台。交換レンズは2,3本で十分でしたから。
とにかく撮影に持てる範囲でしか必要性を感じませんでした。
それが今では物欲だらけの垢まみれとなってしまって、結局それって、色気の虜に
なっているだけで、敢えて言えば写真の本質とは全然関係ないわけです。
レンズやセンサーや映像エンジン、ビデオカード、モニターなどの色気生成装置の罠
にハマっているだけなのかもしれませんよ。
もちろん黒白だったとしても、グレーの階調トーンの何とかってウンチクを並べること
も可能ですが、カラーからすれば僅かなものです。
結局、色気の話になっちゃいますね。(^^; そうか歳をとっても、あっちの方は衰えても、
脳内色気っていうのは健在なんだ。(笑)
この脳内色気には限界がないというか、どうやらストッパーが働かないようです。
50、60の爺が、写真の色気に関しては現役バリバリでやっちゃっている。(^^;
これって、考えてみると、すごいことですね。こりゃあ完全に脳内色気麻薬なのかな。
写真から色気を抜くと、どうなるのか。
モノトーンになるわけですが、このモノクロ写真でも自分は写真をやっていくよ、って
いう人は、多分、数十人に一人しかいないだろうと思います。つまり数パーセント。
その数パーセントの人間だけが、おそらく本当に写真をやっていけるだけの意欲がある
人間だろうと思いますよ。
今のカメラマンは、モノクロは画像表現のひとつっていうくらいの認識しかしていないと
思うんですが、本当に黒白でしか写真を撮れないぜってなると、多くのカメラマンは
写真をやめるだろうと思います。これはもう間違いのないことだと。
カメラの色気、換言してカメラへの物欲って、それは結局は綺羅びやかなカラー写真が
撮れるからでしょ。
黒白写真しか撮れないカメラだったら、カメラへの物欲は殆どなくなってしまうだろうと
思われます。