ある出来事があって忙しい、と申し上げましたが、
これは単純に仕事がめっちゃくちゃ忙しくなったから、であって、
おめでたいことがあった訳では、残念ながらございません・・・
カメラマンにとって、写真が撮れないことは、本当に死活問題ですね。

やっと一休みできた本日の午後、くたびれた体にムチ打って(笑)、
「あがたの森」に行ってきました。
中庭にある枝垂れの一本桜。以前から是非撮ってみたいと思っていました。
教室内とのコントラストを程よく抑制できる曇天は、
願ってもいないシャッターチャンスでした。
手延べガラス越しの撮影は、解像度は落ちますが、
独特の風合いになるので好きです。

ノスタルジーを感じます。
古い格子のガラス窓から、中庭の桜を覗き込んでいる人が見えます。
映画のワンシーンのような作品です。

額縁構図で、　全体に暗く落とした教室内部（でもカーテンに階調は微妙に残し）から
　あたかも授業中に、ふと見下ろした・・
そんなシーンをイメージさせる
色的にはシンプルですが情感豊かな絵になっていると感じました。

　確かに晴天だと外の景色が勝ってしまって、コントラストのバランスが難しくなりそうですね。　曇天ならではの落ち着いたショットだと思います。

ポゥさん、こんばんは。
ハードなお仕事、お疲れ様です。
窓越しの枝垂れ桜、周りの色味が邪魔しない落ち着いたものとなって自然に向き合えます。

うわっ、この窓の雰囲気、この情緒にはやられちゃいますね。その上、桜と背景にまた校舎と、どっぽり世界に入り込んじゃいます。
私も、今週末から地獄のスケジュールに突入です。連休休む為には、片付けないと、K-1も手にできないかも・・。

ノスタルジックでありながらゴージャスな一枚でもありますね。
忙しくても無理してでも桜は撮り逃したくないなんて気持ちよくわかります。意外なことに時間に余裕がある時よりお気に入りの一枚が撮れたりするんだなぁ。

旧校舎の落ち着いた色調の内部に対して、しだれ桜の花の存在感がよく引き出されています。
桜が見えるよい角度、位置取りをされましたね。

皆様、コメントをいただきありがとうございました。
この日はカメラマンの姿もチラホラありましたが、
徹底して校舎の中から写真を撮っているのは
私くらいだったと思います。
皆さんがおっしゃってくださったように、
ノスタルジー。そこにこだわって撮影したつもりです。