メーカー名 | SIGMA |
機種名 | DP1 Merrill |
ソフトウェア | Capture NX 2.4.7 W |
レンズ | 19mm F2.8 |
焦点距離 | 19mm |
露出制御モード | 絞り優先 |
シャッタースピード | 1/320sec. |
絞り値 | F2.8 |
露出補正値 | -0.3 |
測光モード | 中央重点測光 |
ISO感度 | 100 |
ホワイトバランス | "qp\f\xEF\xD3|j\xD0\xFC" |
フラッシュ | なし |
サイズ | 2881x1920 (5,064KB) |
撮影日時 | 2012-01-03 04:12:22 +0900 |
遠野の帰りに寄った鉱山の風景です。
当時の奥州で一番大きかった金山だとか。
奥に見えるのが坑道入口でしょうか。落磐事故が名前の由来だそうです。
ここではキレイな石の写真は沢山撮ったのですが風景はあまり撮りませんでした。
●玉山金山(たまやまきんざん)。調べると、マルコポーロに出てくる金山がこれだそうです。
熱水鉱脈の鉱石のようです。
>熱水鉱脈とは、地下のマグマで熱せられた熱水が通過途中の岩石の鉱物や元素を溶か
しこみながら上昇し、温度や圧力の低下などで含まれていた鉱物が岩石の裂罅(れっか)
に結晶化して形成された鉱脈である。主に石英などのありふれた鉱物からなるが、
金属鉱物や希少鉱物が生成する場合もある。
だそうです。(^^ゞ
熱水鉱床ともいうのですかね。
>地下から上昇してきた熱水に金や銀、銅、鉛、亜鉛などの有用元素が含まれていた場合、
形成された熱水鉱脈は熱水鉱床として採掘対象となる。鹿児島県の菱刈鉱山(金)や
足尾銅山(銅)など多くの金属鉱山は岩石内を通る熱水が析出して岩脈となったものである。
堆積鉱床というのもあるそうです。
>海底火山近くの海底においては、周囲の海水が熱水の起源となり海底熱水鉱床を形成する。
このような熱源が豊富な中央海嶺付近は多くが深海底にあり、高い温度と水圧により海水
の温度は300℃近くあるが沸騰しない。・・・チムニーと呼ばれる噴出塔の形成も見られる。
軟マンガン鉱はこうして得られる鉱物の代表的な例である。
●こういうのは全て、日本が火山国であるという、その結果の豊かな産物のひとつなんでしょうね。
玉山金山は水晶も多量に産するため、水晶(玉)の出る山という意味の「玉山」と名付けられた
そうですね。
そして、これからが興味深いですね。
>玉山金山は「陸奥の金」として日本で初めて金が発見されたと伝えられる金山のひとつで、
天平の時代にはすでに砂金のかたちで金を産出していたとされる。その産金は奈良東大寺の
大仏に使われたほか、奥州藤原氏の黄金文化を支え、中尊寺金色堂にその産金量の膨大さ
が見て取れる。藤原清衡が宋に10万5000両もの金を贈り、朝廷に年々四貫目の金を朝貢して
殿上人を羨望せしめたといわれる。
戦国時代には豊臣秀吉が直轄として金山奉行を配し、その後は伊達氏の所有となり伊達政宗
以降三代の栄華の源となったほか、慶長遣欧使節に要する費用はすべて当山の産金によるもの
といわれた。
1904年(明治37年)には日本銀行副総裁の高橋是清が、当山を抵当にして日露戦争の軍資金
に欧米から8億円の借入をしているとされますが、すでに金はなく廃坑となっていました。
●千人坑の由来、そしてオソトキ伝説
>千人坑は当山最盛期の主要坑道で、一時は「玉千軒余」と呼ばれ大いに繁栄したが1673年
頃から次第に産金量が減少し、黄金のベコ(牛)とともに坑夫千人が落盤の下敷きとなって
死んだという「オソトキ」(飯炊きの女)の伝説を残しながら、廃坑のみが現在も残されている。
とありました。
http://www.tamayama-kinzan.com/02-guide/05-02.html
オソトキ伝説ってどういうことかなって調べると、こういうお話だったんですね。オソトキって女の
名前のようです。
●平泉黄金文化を支えたといわれる金山を巡る! 『黄金街道夢探訪』
https://blogs.yahoo.co.jp/syory159sp/26833897.html
玉山金鉱跡
https://blogs.yahoo.co.jp/syory159sp/26850100.html
鹿折金鉱跡 金の含有率83%という巨大な金塊
https://blogs.yahoo.co.jp/syory159sp/26857233.html
大谷金山跡
https://blogs.yahoo.co.jp/syory159sp/26847558.html
ブログ「奥羽温故知新」からの紹介でした。
今回の岩手では飢饉の碑とか姥捨とか罪人を切った刀を洗う滝とか、なんかそういうキツいのが良く目につきました ^_^;