別れの葉桜と、水鏡の映えし頃
Exif情報
メーカー名 Canon
機種名 EOS 5D Mark III
ソフトウェア Digital Photo Professional
レンズ 24-70mm
焦点距離 36mm
露出制御モード 絞り優先
シャッタースピード 1/197sec.
絞り値 F8.0
露出補正値 +0.7
測光モード 分割測光
ISO感度 100
ホワイトバランス オート
フラッシュ なし
サイズ 2000x1333 (2,650KB)
撮影日時 2017-04-24 17:11:32 +0900

1   ポゥ   2017/4/28 22:53

松本市の自宅の窓から外を見ると、
丁度よい濃さでばらけている雲が見え、
きっとレンブラント光線が見えるだろうと思い、
実に久しぶりに池田町に行きました。
松本よりも桜の遅い池田でも桜は次々と散っており、
田は、早くも代掻きが行われていました。

特に捻るでも、斜に構えるでもなく、
綺麗だな、と思える風景を、単純に撮ってみたくなる。
なぜか池田は、カメラマンをそんな気持ちにさせてくれる。

正面は、池田のシンボル・有明山。古くから、霊山と言われています。

2   Booth-K   2017/4/28 23:37

遠くから、中間、手前へと池田町に広がる桜、見事ですねぇ。更に光線が神々しいです。水が張られた水田を見ると、春が来たなぁと感じます。水鏡の季節になったのですね。
今年は、連休中でも桜が楽しめるかと思っていましたが、さすがに散り始めましたかぁ。帰れたら、何が撮れるんだろう?

3   エゾメバル   2017/4/29 09:48

ここにピントを持ってきましたか・・
手前のボケと花の中に収まるレンブラント光線を浴びる街の様子と連山と雲。この1点で全体が締まりますね。素晴らしい。

4   ペン太    2017/4/29 20:09

桜ギリギリに寄っての撮影 臨場感に溢れています。
 光芒が出るか否かを予測してロケ地に出向いた事は無いので
やはり地の気象にも精通してこそのお写真 
水鏡も輝いて美しいの一言です。 

まだこれからも安曇野にはお邪魔すると思いますので
 少しずつ、地の人しか知らない。。なんて穴場も覚えていきたいと思っています。

5   Ekio   2017/4/29 17:19

ポゥさん、こんにちは。
これはもう、ポゥさんの読み勝ちと言ったお写真ですね。
雲間から入り込む光、当然ながら流れるうちに刻一刻と変わって行く状況を見事に捉えています。
「レンブラントの光」、こだわりの絵作りが素晴らしいです。

6   MacもG3   2017/4/30 07:35

安曇野のシンボル有明山
まるで背後に北アを従えているほどインパクトのある山容ですね。
桜から緑のシーズンへ移り変わる。。。夏山シーズン開幕!

7   CAPA   2017/4/30 21:52

桜の季節が終わって、後方にあるような初夏に切り替わっていくんですね。
背景に差し込んでいる光線、画をドラマチックにしています。
太陽はやはり、元々持っている光の容量が余裕を持って大きく、光の表情の引き出しが多いなと感じます。
そういえば、以前に私が投稿したルリビタキの写真に対して、レンブラント光線の存在をコメントしていただきましたね。

8   ポゥ   2017/4/30 22:24

皆様、コメントをいただきありがとうございます。
北アプルスに見える光線は、大きく分けて二種類あります。
一つ目は、山脈の凹凸が自然と作り出す斜光線であり、
もう一つが、この時のように、丁度いい濃さの雲が
丁度いい塩梅でばらけ散った時に見られる、いわゆる
レンブラント光線です。
晴れてさえいれば、程度に差こそあれ、ほぼ毎日、
どちらかが見れる感じです。
ただ、レンブラント光線が構図の奥から手前まで光を
当ててくるというシーンは結構めずらしく、
この日も何枚も撮影しましたが、街中の桜と手前の桜、
両方照らし出した瞬間はこのショット前後のみでした。
運が良かったです。
中段の桜にピンを当てたのは、この桜の透過光が最も
強かったことと、F8でこの距離なら、遠くのレンブラント
光線と有明山もしっかり写しつつ、ギラギラとした光芒も防げる
のではないかと考えたからです。

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