メーカー名 | Canon |
機種名 | EOS-1Ds |
ソフトウェア | Capture One 6 Windows |
レンズ | |
焦点距離 | 20mm |
露出制御モード | ノーマルプログラム |
シャッタースピード | 1/166sec. |
絞り値 | F7.0 |
露出補正値 | -0.3 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 100 |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | なし |
サイズ | 4064x2704 (11,040KB) |
撮影日時 | 2017-05-27 18:15:01 +0900 |
讃岐の鳥海山です。はい。(^^ゞ
良い景色ですが青空の青、凄い青になりましたね
画像全体が青被り?葉の緑見てもそんな感じします。
覆い被さってる木はエンジュでしょうか甘い香りが漂ってそうですね。
このカメラもレンズ(20-35ミリ3.5-4.5)は古い時代の機材です。色を出そうと思えばいくらでも
出せます。青被りや緑被りするのはそういうカメラの特徴かもしれません。シグマでもしばしば
そういう現象が起こり、一般のRAWソフトではなかなか修正できませんでした。
最近のカメラはそういう一方に被ることを防ぐセーフティ回路のようなものが付いているような
気がします。
木は多分、センダンの木ではないでしょうか。
kusanagiさん、おはようございます。
やっぱり葉っぱの密度が高い感じがしますねぇ ^_^
ちょっと青っぽいと思いましたがそれ程違和感無いです。
そちらとは葉数から樹木の密集度まで全部違うかなって感じます。(^^
この日は天気がクリアだったので緑は鮮明に写りました。何時もはこの山(標高600㍍)も
霞んでいるんですね。画像はコントラストと彩度をほんの少し弄っただけで、ほぼこのとおり
の実光景なんですよ。空が青くでたのはこのカメラやレンズ特有のものがありそうです。
昔のレンズは逆光に弱いし解像力もないのですがストレートに光を得るとトンでもない色が
出てきます。
比較のために最新の(それでも古いのだけど)フジの写真も投稿したのですが、撮影条件が
違うとは言え、最近のカメラもレンズも解像力だけを重視しているのが分かります。
何かを得て何かを失うのが技術進歩の常ですが、けっこう失ったものは大きいのじゃないかと
思います。
イオス1DSにしてもこのモデル以降のカメラは普通の解像力重視のカメラになりました。
後継の1DS2や裏街道さんがお持ちの1DS3ともなると色を乗せて撮影することができません。
それで全体にアンバー化してしまうようですね。それを回避するためには高級なレンズを
使わざるを得なくなっています。
下のバンの鳥の写真はこれも古いカメラです。(レンズは新しいです)。D2Xはニコンが最初に
出したCMOSカメラですが、後続のD300より発色は強く出ます。と言いますかD300は態と
発色を押さえているという気がします。それでアンバー気味です。
とにかく最近のカメラは発色やコントラストを捨ててマイルドになったという感じですね。
それでフジなどは強い発色のカメラは中判のカメラに任せるという方向で行っているようです。
https://photoxp.jp/pictures/168640
このカメラ(リコーGXR)は比較的最近のカメラでしたが、面白いカメラでしたね。平気で色被り
するんですが、それがまた面白いんです。最近のカメラのように言うなればセーフティ機能が
ついていないみたいです。キヤノンで言えばデジック何々っていう画像処理エンジンですが、
ああいうのは高度になればなるほど、一見してキレイな絵が出るんだけど面白くないんですし、
感動もなくなります。
それで上の1DSはまだデジックがないモデルなんです。D2Xもそんなところです。
画像処理エンジンが高度化すると、喩えてみれば、それは自動運転の車と同じで、走らせて
面白いとか感動的だとか言うのはなくなります。
もっとも写真は被写体さえ綺麗に撮れればそれでいいっていう人にはオートマチック画質の
カメラが手間がなくてよいんでしょうが、それでは面白くないだろうってう人もいるわけでね。
少々現像や撮影が難しくてもそちらの方が楽しいっていうケースもあるわけです。
シグマなんかは典型的にそうじゃなかったですかね。なかなか上手く現像ができない。しかし
上手く行けば素晴らしい絵が出る。
大部分の人にとっては、カメラとは自動の画像処理エンジンがついているのが便利でいいん
です。それで十分に満足できているように見えますから。しかし百人中数人の割合で、面倒
でも良いからダイレクトな画質を出してちょうだい。というのがあるわけです。
面白いのですが現在でも玉に面白いカメラが出てくるんですね。上のGXRがそうですし、キヤノン
のミラーレスカメラ初期型もそう。ペンタックスの1代限りのミラーレスもそうでした。
こういうのはエンジニアの矜持というのだろうと思うんですが、精一杯気張ったカメラが稀に
出てきます。しかしそういうのは結局は普通のユーザーには受けなくて1代限りに終わって
しまいます。でもそういうカメラは一般の人には不評だったろうけど、私のようなダイレクトで
マニュアル操作的なのが好きな人間には嬉しいわけなんです。(^^ゞ