「生きたい」と願う今日
Exif情報
メーカー名 Canon
機種名 EOS 5D Mark III
ソフトウェア Digital Photo Professional
レンズ EF70-200mm f/2.8L IS II USM
焦点距離 200mm
露出制御モード マニュアル
シャッタースピード 1/664sec.
絞り値 F3.5
露出補正値 +0.0
測光モード 分割測光
ISO感度 6400
ホワイトバランス オート
フラッシュ なし
サイズ 2500x1666 (3,614KB)
撮影日時 2017-06-16 08:00:59 +0900

1   ポゥ   2017/6/20 22:53

一昨日投稿したのとほぼ同じシーンになりますが、
こちらはテレ端撮影にトリミングを加えたものを、
モノクロ現像してみたものです。

「貴方が虚しく生きた今日は、昨日死んでいった者があれほど生きたいと願った明日」

韓国の作家・趙昌仁さんの作品「カシコギ」に出てくるフレーズです。

巣から落ちそうなほどに身を乗り出し、
親の顔を丸呑みするほど大きな口を開けて食べ物を頬張る雛鳥。
親鳥に対する感謝も、もしかしたらあるのかもしれませんが、
おそらく、「生きたい」。という本能のみが、そうさせているのでしょう。
ただただ「生」に貪欲であり、いつか、奈良井千件の軒から軒を、
旅ゆく人々の見上げる空を、風のように渡る日を夢見ている。
その純真が、とても美しいと思うのです。

2   Ekio   2017/6/21 07:09

ポゥさん、おはようございます。
ツバメの雛たちの貪欲に餌をねだる様、仰るとおり「本能」が求めるものかと思います。
モノクロ写真での表現、雛たちの一生懸命さが表現されています。

3   ペン太    2017/6/21 20:12

今年私も、餌を貰う雛達を見ていて
 生き物の”生存本能”の強さをまざまざと見た覚えがあります。

だれにも教わらず、巣を汚さぬように 糞をするときは
向きを変えるのですが、 たまにその際に落っこちそうになり
まだ幼い羽を必死にばたつかせて 何とか踏みとどまった一部始終が
鮮明に記憶に残っています。
(本来 落巣は、雛には死を意味しているはずなので。。)

絵的には、これ以上ないタイミングの切り取りであり
情報を白と黒だけにしたことで
 雛の羽毛の質感、緻密さが凄いです。

4   Booth-K   2017/6/21 20:41

本来命というのは、こうあるべきと感じます。最近年間の自殺者が○○人(忘れてる)とか聞いて多いなぁと思いました。自分で命を絶つのは人間だけ?
このお写真見ると、前向きに生きなければと思わされます。

5   MacもG3   2017/6/21 22:16

野鳥は本能だけで感情がないはずですが、
親がせっせと子育てをするシーンを見ているとそうとも思えなくなります。
野鳥撮影をしていると残酷な光景もたくさん目にしますが、だからこそ愛情を感じてしまうのかもしれません。

6   ポゥ   2017/6/21 22:27

「逃げちゃいけない」って考えるのは人間だけ。
「死んでしまいたい」って考えるのも人間だけ。
どんなに充実した日々を送っていても、誰でも
多少のジレンマは抱えて生きてる、それが人間ですよね。
それが決して悪いことでは無いともうのですが、
ツバメを見ていると、そんな悩みなんかより、
もっと大事なものを見つめて生きてるんじゃないか、って
思うのです。

戻る