メーカー名 | SONY |
機種名 | α7S |
ソフトウェア | Capture One 8 Windows |
レンズ | |
焦点距離 | |
露出制御モード | ノーマルプログラム |
シャッタースピード | 1/800sec. |
絞り値 | F0.0 |
露出補正値 | -0.3 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 125 |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | なし |
サイズ | 2048x1368 (1,437KB) |
撮影日時 | 2018-08-07 01:46:49 +0900 |
溜池と湖沼の違いは、何といっても溜池は人造湖でありまして、湖沼は自然のものであるという
点です。むしろ溜池とダム湖。この比較の方が意味がありそうですが、この2つは厳密には区分
されていません。古くからある溜池なのに、最近に堤防が更新された池がダム湖に分類されて
いたりするんです。
一般的に言って、池は歴史があり平野部にあるものを言うようてす。そしてダム湖は山間部にあり
比較的最近に造られたものが多いですね。構造物の材質とか貯水の用途によっても分けられる
でしょう。香川にあるダム湖はほぼ全て農業用水の目的で造られています。
江戸期に多くの溜池が造られましたが、それでも水が足りずで、明治になってから近代工法により
コンクリートダム式のものが多く造られました。それでも足りず。ということで戦後になって香川用水
が引かれて徳島の吉野川から水をもらってます。でもそれでも足りないんですね。(^^ゞ
そんなわけで香川県は絶対的に水が不足しています。しかしながら、最近の異常気象の豪雨は
気になりますね。香川と同じく災害の少ない県ということで岡山県がありましたが、少し前に大きな
水害に見舞われました。今後は香川も決して例外ではあり得ないと思っています。
とは言いながらも、香川に長い大河川がないということは、かなりの降雨が降っても被害は少ない
だろうということ。そして何よりも香川の山は低いので雲が山にかからず雨が降らないのですね。
北や西から来る雨雲は中国山地や九州で降ってしまいこちらには来ません。南から来る雨雲は
四国山地と讃岐山脈でブロックできます。東から来るのは紀伊半島の山で落ちてしまう。とにかく、
どちらの方角から雨雲がやってこようと香川平野には雨が降らないようになっているんです。
それは今回の西日本豪雨でも見事に証明されました。
もしも溜池が決壊したら。・・・これは大変な事態になります。この満濃池にも自然放水路が造られ
ています。20メートルくらいの幅で水が自然に溢れて落ち込むようになっていますが、それが導水路
のトンネルの中に流れこむようになっているんです。
こういうトンネル排水の池は多いですね。最近に改修されて池に多いです。
しかしその導水トンネルの直径よりももっと大きな排水量がなされたら。池は自然排水できなくなり、
やがては堤防上面に水が流れるようになります。堤防自体は土で造られていますから大雨で増水
が長く続くようだと、耐え切れずに堤防が崩れて決壊ということになります。
・・・もしもの場合に。
自然放水路の反対側に道路があるんですが、それは昔の放水路跡のようです。
この道路に増水分を排出するようにするのがいいかもしれません。これは簡単な工事で可能です。
原発事故で言えばベント排出ですかね。