メーカー名 | Canon |
機種名 | EOS 70D |
ソフトウェア | Digital Photo Professional |
レンズ | 135mm F1.8 DG HSM | Art 017 |
焦点距離 | 135mm |
露出制御モード | マニュアル |
シャッタースピード | 1/1579sec. |
絞り値 | F2.5 |
露出補正値 | +0.0 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 100 |
ホワイトバランス | オート |
フラッシュ | なし |
サイズ | 2000x3000 (3,914KB) |
撮影日時 | 2019-02-02 22:32:52 +0900 |
リアル、ではありますが、まるで漫画から抜け出してきたかのような、かわいらしい高校生女子カメラさん。広島縮景園にて。この日、写真部の撮影会ということで男女まじえた高校生カメラマンが多数訪れていました。(広島県中部の公立高校写真部)
お願いして、撮らせていただいた一枚。この子はオリンパス使いでしたね。うんうん。
漫画話の続きぃ。
「スマイル・フォー・美衣」は、80年代後半の作品でしたが、この時代は各社のオートフォーカス一眼レフが普及しはじめた時代なので、当然それもストーリーに取り込まれており、スポーツ撮影の勝負で、動体追従力が不足する当時のAFカメラを出し抜いて、MFカメラで置きピンを活用した主人公が勝利する回もあります。
また、「人っ子一人いない白昼の大都会を撮影する」という勝負では、NDフィルターを使った長秒露光を想像するところですが、それだけでは信号待ちの人々が映りこんでしまうため、深夜に月明かりでさらに長いSSを稼いで完全に人のいない大都会を撮影することに成功しています。
(白とびしてしまう街灯やビル灯りは用意周到に消して回っている)
その他おもしろいところでは、「飛行機恐怖症で海外ロケに行けない水着モデル」を使って、真冬の日本で「真夏の浜辺」を撮影するというくだりもありました。ここでは、競争相手がスタジオセットとスクリーンプロセスで真夏を再現したのに対し、主人公はスキー場でモデルといっしょに走って汗をかかせ、雪を白砂に見立てて爽快な汗に濡れるモデルを表情豊かに撮影し、クライアントを満足させ勝利する、という展開。
このようなシチュエーション設定や、フィルターやライティング、レンズワーク、リモート撮影や音センサーといった当時も今も変わらぬギミックが登場するため、この作品を現代のデジカメでリメイクすることも可能ですが、「最後まで映し終わったフィルムでさらにもう一カット撮影する」という奇抜なテクニック(トリック)は、フィルムならでは。
「スマイル」の後半は黒沢哲哉氏がストーリー担当となり、非現実的なカメラバトルに流れて行ったため、私も離れてしまいましたが、あらためて読み直すと、最終版では原点回帰して平凡な高校生に戻った主人公が、亡くなったお父さんの思い出を見つけ、母親の再婚を祝福するという、序盤からの伏線をきちんと回収して完結していることから、打ち切りのようなことはなかった様子です。
里見氏は、「スマイル」終了の翌年、愛英史氏の原作による「ゼロ THE MAN OF THE CREATION」に着手、これが全78巻に及ぶ長期人気作に成長し、キャリア・ハイとなった様子。
この写真の高校生女子さんは、おそらく「たまゆら」など最近の少女系写真漫画の世代になるのでしょう、うんうん。
少女系写真漫画の世代というのがあるんですね。ふむふむ、参考になります。
とにかく写真界に於いてカメラ女子、女子高校生カメラというのは今や一大勢力なのではないでしょうか。
彼女らが成人し子育てをしてやがてはオバサンカメラマンとなって世界の平和をリードしていくものと
思われます。
多分、男女関係なく、写真に最初に入り込むのは高校生から大学生くらいまでがベスト、という気が
します。中には小学生の頃から鉄道を撮っていたという人もいたりするんですが、早すぎるのもどうか
なというところありで、世間的意識が芽生える後期思春期の時代に写真というものに巡り会えるのが、
最も写真に深く傾注できるような気がします。
社会人になり常識が出来上がってしまうと(つまり強者になって)、そこから写真に行くのでは遅すぎる
という感じですかね。既に脳が固まっているので目新しいことは何も起きません。それでまだ社会への
見方が完全に出来上っていない時期に、写真の同調があると面白いんですね。
そんなわけで彼女らの若い魂が、どんどんと写真という文化やものの見方というものを吸収していくと
いう姿は初々しいものがあります。
しかし今や生涯学習の時代ですから、御歳を召されていてからも写真ができないということはないと
思います。それは写真の時代を古典からもう一度学び直すということでしょうか。そういうものの書籍代
に投資して自分のこころを真っさらにし、それから平行してカメラを持てば決して若い人には負けない
だろうと思いますね。
自動車学校と同じで歳を取ると金と時間が余計にかかるっていうのは覚悟をしておかないと。
川崎からこんにちは。
その昔、写真ライフという専門誌の月別コンテストによく入賞されていた女子高校生カメラマンがおられました。
マクロを多用され明と暗とを使い見事に表現された作品の数々に感動させられたものです。
渡辺さんだったかなぁ~現在では40くらいのお方だと考えます。
若く柔軟思考を持てるカメラマンの作品には時に心臓を掴まれる感じの衝撃を受ける事がありますね。
https://photohito.com/camera/brands/canon/model/canon-eos-1ds-mark-iii/
ここを度々覗いて参考にさせていただいているのですが2大巨匠の作品を眺めていると
【写真とは何ぞや】考えさせられます。
えらいたくさんコメントいただいて恐縮ですね、うんうん、やははははは。(ゴッドエネル調)
>kusanagiさん
少女系写真漫画、という分類は私独自のものですが、要は写真を志す少女が主人公である漫画、ということで、いわゆる少年漫画、少女漫画という分類にはこだわりません。次のサイトをご参考に。
https://lab.hendigi.com/manga/
紹介した「スマイル・フォー・美衣」は、少女が主人公ということではこれらの漫画の草分け的存在とも言えるのですが、1980年代はいわゆる「投稿写真」の全盛時代で、青少年のカメラ興味がそちらに向かってしまうことを危惧して、カメラの可能性をもっともっと知ってもらいたい、という意図があったのかもしれません。
>裏街道さん
写真、短歌、俳句、絵画・・・といろいろな分野で、現役高校生の活躍を見るものですね。ときどき、忽然と消えてしまうこともあるのですが、長く続けてほしいものです。
「デジタルビデオカメラのおまけデジカメ機能」で、すごい写真を撮っていた人が、友人の奥さんにいました。過去形なのは、旦那さんが一眼レフを買ってあげたら、「重い、使いにくい、シャッターラグがない」ということで使わず、そのうち撮影から遠ざかった様子です。
重い、使いにくいというのはともかく、シャッタータイムラグは、そうしたおまけデジカメだとコンマ数秒くらいあるはずなので、その間の取り方がその人にあっていたのでしょうかね、もったいない。だけどえてしてこんなもの・・・
さてフォトヒトは私ももうひとつのホームベースとしています、同じレンズやカメラで作例を抽出して眺めるととても楽しいです。
写真とは何ぞや?私もおとといあたりにそれがわかるような気がします、うんうん。