これは古いSD15で18-35F1.8のレンズです。撮影条件はモヤ掛かりでよくありません。そこそこのベイヤー並の描写ですがピントのある部分の細部を見るとフォビオンという感じがしますかね。(^^ゞ
フォビオンはエッジの線が細いですがベイヤーは線が太いので違和感がありますそしてその現場にいる様な臨場感がありますね。
フォビオンは階層構造なので平面1画素に当たるものは、ベイヤー(平面構造)では3~4画素に相当します。その2つの画像をピクセル等倍で見た場合、ベイヤーは太く感じるというのはあたっています。それでベイヤーは画素数を多くする、撮像素子サイズを大きくするという方向に向かいました。もちろんフォビオンも遅ればせながらそうしているのですね。このシグマSD15は、その前のモデルのSD14をスピードアッフしたカメラだと私は捉えています。それで絶対画質的にはSD14より劣っていると考えます。しかし露出やWBやピントはSD14より向上しているので悪いモデルというわけではありません。連写能力は随分向上していますね。
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