メーカー名 | Canon |
機種名 | EOS 70D |
ソフトウェア | Digital Photo Professional |
レンズ | TAMRON SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2 A022 |
焦点距離 | 600mm |
露出制御モード | マニュアル |
シャッタースピード | 1/395sec. |
絞り値 | F6.4 |
露出補正値 | +0.0 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 400 |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | なし |
サイズ | 2700x1800 (853KB) |
撮影日時 | 2020-10-28 18:09:03 +0900 |
まだ秋でしたが、冬も近い晩秋に向かう朝の一枚。
手前の、越年したであろう個体と、奥の、その年生まれであろう若鳥の接近。私が欲をかいて近づいたため、まず奥の若鳥に気づかれて、逃げられました。
ということで、若鳥は横目で、成鳥のほうに注意を集中していたので、その奥から近づく私に気づいたのでしょう。成鳥のほうは若鳥に意識を集中させていて、私に気が付くのが遅れた、の図。
一度投稿したのは、成鳥のほうにフォーカスした一枚でしたので、やや若鳥のほうにもフォーカスを振った一枚を重ねてみました。
この手前の成鳥は、この冬ずっと、このエリアにおいて支配的な個体でした。
自己レッス。
「・・・若鳥のほうにもフォーカスを振った一枚を重ねて・・・」
動画であれば、「ピントを送る」あるいは「フォーカス・パンする」といった用語(あるいは「流法」)があるそうです。
たとえば「広島カワセミ百景(仮題)」のようなカワセミドキュメンタリー動画を撮影するとすれば、緊張感を醸す二羽に、順にピントを「送る」ことで、それぞれの立場を対比、強調する表現となる、の図。
私は動画はたしなみませんが、同僚に、「休日のほとんどは動画撮影と編集に費やす」という動画マンがいます。残念ながら野鳥は撮影していない様子。
とはいえ、立花隆氏が言われるには、「NHKスペシャルの一時間枠でも、セリフ・ナレーションは原稿用紙18枚程度だ」とのことで、文字列で表現する情報を伝えることは、動画には荷が重い仕事となります。
動画と講話とテキストのハイブリッド方式で感心したのが、息子が大学でオンライン受講した「映像表現」という講義でした。コロナ禍はたいへんではあるけれど、そうでなければ私がその講義を便乗的に視聴することもなかっただろうから、恩恵もあるわけで。