メーカー名 | Canon |
機種名 | EOS 70D |
ソフトウェア | Digital Photo Professional |
レンズ | TAMRON SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2 A022 |
焦点距離 | 213mm |
露出制御モード | マニュアル |
シャッタースピード | 1/1024sec. |
絞り値 | F6.4 |
露出補正値 | +0.0 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 400 |
ホワイトバランス | オート |
フラッシュ | なし |
サイズ | 2400x1600 (4.18MB) |
撮影日時 | 2021-05-10 01:44:52 +0900 |
ツバメの最高速度は、風洞での実測結果では70~80km/hだとか。しかし、最近まで、百数十km/h出せると信じられていた様子です。ツバメ君としては、自称したわけでもないので、そこは人間の解釈次第。
吉例漫画バナシ。
1970年代のスーパーカーは、特にイタリア車を中心に、最高速度のカタログデータを楽天的に取り扱っていました。漫画「サーキットの狼」で作者池沢さとし氏は、「実際にはその数字の80%に満たないものがほとんど」と作中で解説していました。これは若干、リアルな方向に振りすぎのようで、計測結果が80%に満たなかったのは、「日本に入ってきていたのは、排ガス規制のためパワーダウンした北米仕様車だった」「最高速チャレンジのメッカ、谷田部高速周回路の設計速度は180~220km/hにすぎず、実力を出し切るのは危険だった」というオトナの事情もあったようです。
こうしたことは池沢氏も承知していたようで、作中で「ヨーロッパ仕様のマセラティ・ボーラ」にメーター読みで280km/hを記録させています。一方、こうした車の速度メーターがふかし気味であったという作者の体験も反映し、ポルシェの疾走シーンで「メーター読み275km/h、実速250km/h超」といったナレーション書きも加えるなど、芸が細かい漫画でした。
話をツバメに戻すと、私の肉眼で見るかぎり、ドバトのほうが早く感じます。しかし、急旋回は他のどの野鳥より得意なようです。
直進スピードより急旋回が得意、とは、野鳥のF1マシーンというところ。
ほぼ同じ大きさのカワセミが、ホバリングしないかぎり急角度で曲がれないのに、ツバメは物理の法則を無視するような運動をいともたやすく決めています。歩行が苦手、という点は両者共通していますが、ツバメの場合は苦手を通り越して、歩行不能ではないかと思うときもあります。