メーカー名 | SIGMA |
機種名 | dp0 Quattro |
ソフトウェア | SIGMA Photo Pro 6.5.4 |
レンズ | 14mm F4 |
焦点距離 | 14mm |
露出制御モード | ノーマルプログラム |
シャッタースピード | 1/100sec. |
絞り値 | F7.1 |
露出補正値 | +0.3 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 100 |
ホワイトバランス | オート |
フラッシュ | なし |
サイズ | 5424x3616 (15.8MB) |
撮影日時 | 2020-06-27 00:12:44 +0900 |
私のシグマカメラの使い方 (パソコンの使用時間の制限)
https://photoxp.jp/pictures/217113
ここでパソコンのパワーを上げればシグマの写真はある程度は解決さすると申しました。
しかしながら本当は嘘なんですね。半分は本当だとしても残り半分は正しくはありません。
私の場合、現在は10年前のPCでやっていますが、これでも十分なところがあるだろうと思ってます。
この現在のPCのスピードを幾分か速めたところで(例えば半分のスピードとかで)、本質的な問題は
何も解決できません。
それよりも有効なのは、パソコンの使用時間を制限することです。シグマのソフトを立ち上げている
時間を自ら規律的に、例えば1日60分と制限することだと思っています。これをやりますと制限内で
見れるファイルの数は、最新高速なPCの方が有利ですね。
シグマのカメラ自体の撮影は、これは普通のカメラと違いません。少しもたつくかなっていう程度で
して、問題は撮影した画像ファイルを閲覧し画像処理をして現像するという、PCモニター前での時間
が膨大になり過ぎるということなんです。
それで1日の撮影でシグマ画像を500ショット撮ったとします。この500ショットの画像は、制限された
60分内で閲覧することはできません。仮にそれが50ショット分だとすると、それで1日の制限時間は
終わりですから、500ショットの写真全部を見終わるには10日かかることになります。
そんなの全部まとめて現像すればいいじゃないかって言われそうですが、つまりRAWからTIFFに一括
現像すれば確かに速いですし、PCの前に座ることなく自動でやれますからね。
仕事だとそれでよいんですが、趣味での1枚1枚の写真をみながら適性現像をするという楽しみ方を
するのであれば一括現像は味気ないんです。そんなことをすれば自分は何ために写真を撮っている
のかが分からなくなりますから。
それで現像すべき写真のみですが、丁寧に開いて画像処理&現像というスタイルとなりますと60分
の制限内ではせいぜい10ショットでしょうか。50ショット連続画像ファイル分から選び出した10ショット分
くらいしかやれません。PCが高性能になれば10ショットから15ショットに増えるだろうか、という程度
ですね。
一番肝心なのは、シグマの画像は特殊であるという自覚が必要であるということだと思っています。
500ショット撮影した画像をみるのに10日を掛けてやる。普通のベイヤーカメラであれば1日ですむことを、
シグマは時間をかけて分散してやっていく。これが肝心だろうと私は考えています。
シグマフォビオン画像は普通のデジカメ画像とは異なります。むしろフィルム写真に近いのであって、
フィルムで撮影して写真屋で現像をしてそれを自宅でスキャンして画像処理をするという時代のスタイル
を思い出してくれれば、それに近い写真であるということなんです。
ですからフィルム写真と比べればシグマの写真はデジタルですから圧倒的に速いじゃないですか、と
なるわけです。またフィルムに比べれば撮影量も圧倒的ですしね。
シグマのフォビオン写真は、具体的に言うと、メリルとクワトロに関しては、これはデジタルカメラでは
あるけれども、フィルム写真の感覚でやっていかないと行けないよねって、いうことなんです。
これを根をつめて1日に何時間もPCモニターの前でやってしまうと、シグマの写真を長く続けることは
できないということでしょう。趣味で写真をやる人間は十分な時間を与えられていませんから。
シグマのカメラでも画素数の低いSD15以前のカメラとか、またベイヤーになったfpだと普通のカメラの
感覚でしても問題はないと思います。それでもfpLは高画素なので要注意ですか。
私の場合、今はこういう結論に達するようになってます。
でも、こういうことが言えるようになるまでに3年掛かりました。(笑)
シグマのカメラは普通のデジタル写真とは別格であり、むしろフィルム写真と同じなのだから時間を掛け
て、じっくりとやるのが当たり前だ。ということなんです。
もっとも、デジタルカメラ、シグマフォビオン、フィルム、フィルムスキャン、CCDなどなとの違いが分から
ないという人もいるでしょう。そこから説明していくのは大変ですから書きませんが、写真、デジタル写真
と一口に言っても随分と違うということてすかね。
この掲示板の視聴者の中にもシグマのカメラをお使いの方がいるかもしれません。私なんかよりずっと
シグマのことを知っている方もおられるでしょう。とにかくシグマに関心のある方がおられれば、この書き
込みはそういう方々に向けて書いています。それからこれはあくまでも私のやり方です。
久しぶりにdpクワトロを使いました。ここしばらく光学ファインダーのある一眼レフを使ってきましたが、もう
私の写真スタイルはミラーレスカメラのコンデジ的使い方になっています。コンデジ的使い方というのは、
背面液晶を見ての撮影という意味です。事実上、ファインダーがありませんので、写真趣味的な嗜好する
写真ではなくて、あくまでも記録的な写真ということになりそうです。
写真趣味的ではなくて、そういうものをすっ飛ばして、あくまでも被写体を直接に記録するというスタイル
ですので、写真としては何も面白いものはありません。
背面液晶を見ての撮影というのは、実は液晶を見ているのではなくて(それはアタリ確認だけ)、あくまでも
被写体だけを見ての撮影です。光学ファインダーというオブラートがありませんから、本当にシビアに被写
体が私の中に入って来ます。といいますか被写体のなかに入って行けなければ写真が撮れません。
こういうスタイルは広角から標準のレンズでの撮影となります。望遠レンズは難しいですから。