メーカー名 | OLYMPUS IMAGING CORP. |
機種名 | E-M1 |
ソフトウェア | Capture One 8 Windows |
レンズ | |
焦点距離 | 14mm |
露出制御モード | ノーマルプログラム |
シャッタースピード | 1/30sec. |
絞り値 | F3.2 |
露出補正値 | -0.7 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 200 |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | なし |
サイズ | 4608x3456 (13.6MB) |
撮影日時 | 2014-03-05 23:25:12 +0900 |
掲示板 「カメラ一覧」の使い方
https://photoxp.jp/cameras/sony-ilce-7rm2
https://photoxp.jp/cameras/sony-ilce-7r
これは「一覧」→「メーカー」→「カメラ」→「ソニー」から、アルファ7RⅡとアルファ7Rのリンクしたものです。
この一覧の項目は以前より随分と見やすくなりました。嬉しいのは投稿者名が見えることです。
それで特定の投稿者の写真を探しだしやすくなりました。同様なのは「ソフトウェア」でもそうですね。
実はこの掲示板のなかで、コシナ・カールツァイスのオータスレンズを探し出したかったわけです。
このオータスというレンズをお使いだった方は、掲示板ではお一人しかいなくてYKさんだけでした。
オータスには55・28・85・100ミリの4種あるわけですが、YKさんは全て投稿されていました。レンズテスト
板からも探りだせるわけですが、使用機種が分かっていればカメラから探るほうが早いです。
なお、一覧の「レンズ」からはミリ数だけしか検索できませんし、しかもそれが膨大になるのでサーチに
使うことはできません。
私のような記録写真を手軽に撮影する人間には、使いこなせないレンズというものかあります。ひとつは
繊細なマニュアルフォーカスレンズ、そして三脚を使わなければならないレンズです。
とくにオータスのようなピントがシビアなレンズは、ライブビューでピントを追い込んでいかないと合わない
レンズだと言われていて、しかも高画素カメラで撮れば僅かなブレも目だちますので、三脚も必要という
ことになります。なお同様なレンズにはTSレンズがあります。チルト&シフトのレンズでキヤノンとニコンに
あります。こちらはピントだけでなく露出もシビアなのでもっと難しいレンズですね。
こういうようなレンズは撮影に於いて、歩きを主眼としスピーディに撮影するというような、そんな私の撮影
法とは間逆のスタイルになるわけで、私にとっては使いこなせないレンズとなります。
このオータス・レンズは手短に言いますと、フルフレーム高画素機を中判デジタルカメラ化させるための
レンズと言っても過言ではないでしょう。上記のYKさんの作例を見てもらえれば分かるように、他のレンズ
とはその描写が次元を異にしております。
一番の相違はコントラストと発色です。解像力や収差のこともそうですけど、本質的な違いはこの色の
出かたということですね。それを得るために面倒だけど三脚とライブビュー撮影になるというわけでしょう。
しかしながらネットでさがしておりますと、このオータスを手持ちで撮影しただろうというケースに出会いま
した。人物スナップ撮影でしたので三脚を使っていないのは確かです。使用カメラはニコンDfでしたので、
フルサイズながら高画素機とは言えません。中判デジタル的な使い方ではないのですが、しかしその
発色とコントラストは飛びぬけていて、やはり中判カメラの雰囲気です。
「写猫亭日乗」 https://syabyoutei.exblog.jp/19755327/
おそらく画素数を制限すれば(1000~2000万画素に抑える)、いわゆる中判デジタルカメラという発想から
自由になり、案外に手持ちで、ライブビューも使わないで撮影できるのかもしれませんね。
要は発想の転換であり、作品撮りではなくスナップ的な記録撮影にも、このレンズはつかえるのだという
ことでしょう。
私がこのツァイス・オータスを評価するのは、その解像力や収差補正ではなくて、あくまでも発色とコント
ラストとヌケ(つまりは解像力と収差か)なのであって、じゃあ、カメラ側の画素数を抑えて使えばよいの
ではないかということです。
このオータスで撮った写真を見ておりますと、他の全てのレンズが色あせて見えて仕方がなくなるという、
そういう異次元のレンズであるわけですが、とにかく価格も使い勝手も非常に高い敷居があります。
しかしながらシグマのフォビオンカメラやCCDコダックセンサーに対抗できるのは、このオータスしかない
ように思えますね。シグマの場合はそのイメージセンサーで高画質を出すわけですが、RAW現像処理に
時間が掛かりすぎるという欠点があります。
そういうことではオータスのように普通のベイヤー式カメラで使うのあれば簡単です。ニコンやキヤノン、
ソニーのフルサイズ機を使えばよくて、簡易撮影では光学ファインター視の低画素カメラですし、追い込ん
で中判カメラ的にしたいと思えば高画素機でライブビュー・三脚の撮影にすればよいだけです。
それと、そもそもレンズの魅力とは、こと画質に関してはデジタル制御をするのではなく、純粋に光学的な
アナログでやっているというところに本質的な魅力があります。一方のイメージセンサーは電子回路です
し映像エンジンの影響下にありますが、そこのところに大きな違いがあって、やはり物理的なアナログで
画質を出すというレンズの魅力は大きいですね。
レンズ沼とは良く言ったもので、優れたレンズには引き込まれる魅力があります。私もいつかはオータス
レンズが欲しいなあって思いながらも、その高価格とMF故の使いにくさに躊躇がありますね。
この掲示板は比較的高解像度の画像をアップできますので、カメラやレンズという機材の性能を知るには
とても有意義な掲示板となっています。過去の写真を容易に見れるというのもメリットですね。最近、管理
人様がカメラメーカーの一覧を使いやすいように整備してくれたお陰で随分と助かりました。
またYKさんはお写真もレベルが高くて大いに参考になりました。お礼を申しあげます。
※写真は大水上神社。讃岐国二宮ですので社格はトップクラスで歴史があります。でも辺ぴな田舎にあ
るんですね。最近は神社巡りが流行しているようで、私をも折を見て参拝(撮影)するようにしています。
レンズはオリンパス14-35F2ですが、オータスのようなヌケの良さ、コントラストと濃い発色があるレンズです。(センサーがパナソニック製というのもあるんでしょう)
私が愛用しているシグマのレンズは優れてはいますが、そういう利点は少ないわけですね。ぐっと抑えた
沈んだ発色ですので、それもまた私の好みではあるんですが、シグマとは違った雰囲気が欲しいとなると
こういうツァイス的なレンズを使いたくなるんです。(^^ゞ