ダウトを探せ~混群ロマリットの楽しみ~
Exif情報
メーカー名 Canon
機種名 EOS 70D
ソフトウェア Digital Photo Professional
レンズ TAMRON SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2 A022
焦点距離 600mm
露出制御モード マニュアル
シャッタースピード 1/1024sec.
絞り値 F6.4
露出補正値 +0.0
測光モード 分割測光
ISO感度 200
ホワイトバランス オート
フラッシュ なし
サイズ 3300x2200 (3.46MB)
撮影日時 2022-09-24 18:24:21 +0900

1   S9000   2022/9/27 07:26

 左から二番目がイワツバメ、それ以外がコシアカツバメと思われる混群、すなわち混群ロマリット。
 人間世界のコングロマリットは、異業種会社をグループ内に抱える企業経営方式で、まあ中にはその異業種のほうが中核になってしまう事例もあったりします。鉄道会社は沿線に人が住むことで乗客を集められるので、エンタメ・スポーツ・住宅開発(ときに都市開発)をいろいろ展開しますね。(宝塚歌劇団などが有名)

 話を野鳥の混群ロマリットに戻すと、コシアカツバメとイワツバメは採餌生態も飛翔能力も似通っているので成立しますが、これがノビタキやらシギ類だと成立しそうにないです。ノビタキとホオジロがいさかいを起こしているのを見たこともあるので、地上に餌場を求める野鳥同士はなかなか仲良くなれない。(ツバメたちが仲良いのかどうかわからないが)
 また、コゲラやシジュウカラの混群もよく見かけますが、よい餌場は奪い合いになっているようで、複数の目で餌場を見つけてむらがる、また外敵の警戒能力を増強する、という点で混群ロマリットの利点があるようです。
 それすなわち混群ロメリット。

 しりとり話みたいになってますが、とにかくイワツバメ。こうしてみると、燕尾でない尾羽と斑紋のない腹部で、識別は容易。このくらいは「にわか」野鳥オタクの私でもわかるのですが、熟達した人たちはおそらく遠目で一瞬のうちに識別するのであろう。
 

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