メーカー名 | Canon |
機種名 | EOS 70D |
ソフトウェア | Digital Photo Professional |
レンズ | TAMRON SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2 A022 |
焦点距離 | 600mm |
露出制御モード | マニュアル |
シャッタースピード | 1/790sec. |
絞り値 | F6.4 |
露出補正値 | +0.0 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 400 |
ホワイトバランス | オート |
フラッシュ | なし |
サイズ | 3300x2200 (1.39MB) |
撮影日時 | 2024-12-14 20:19:40 +0900 |
最近、唐沢孝一著「都会の鳥の生態学」に沿った撮影を続けています。そこでチョウゲンボウ。
もちろん私の実家みたいに農山村地帯でもチョウゲンボウは出現しますが、都市へも進出しています。「都会の鳥の生態学」では、チョウゲンボウの記述は数ページですが、内容は濃く、観察上の手がかりを示唆してくれています。
例えば、
・橋梁を営巣場所に活用
・育雛のためにスズメ、ツバメなどの幼鳥、野ネズミなどを捕獲している
・街灯など人工物にとまり、人をさほど恐れない(垂直距離で3mの接近を許容する)
今回、このチョウゲンボウ個体を撮影した場所は、いつものラインセンサスルート上ですが、近傍に複数の橋梁があり、スズメやツバメも繁殖し、野ネズミを捕食可能な草原が広がっています。
ちなみに、この個体がとまっていた道路交通施設は路面からの高さでいえば5mかそこらの位置で、その下を自転車で人が通過してもそれを理由には逃げていないことから、おおむね3mくらいの距離まで人間の接近を許容しているわけです。
ラインセンサスルートで遭遇した猛禽類は、トビ、ミサゴがダントツに多いのですが、彼らは20mも接近すれば逃げていきます。川原に降りるとハイタカが慌てて飛び立ったこともあります。ハイイロチュウヒは最初から遠距離でした。ハヤブサは川の中州で給水してましたが、警戒心についてはよくわかりませんでした。
次いつ出会えるかはわかりませんが、チョウゲンボウは愛嬌のある顔をしているのでまた会いたいものです。