FUJIFILM X-HF1 作例

コンパクト

1型・1,774万画素

2025年6月26日発売

X-HF1の仕様

2025年6月26日に発売された固定レンズ式のコンパクトデジタルカメラで、製品名はFUJIFILM X-HF1、市場では「X half」と呼ばれる。1963年のハーフサイズフィルムカメラ「FUJICAハーフ」の発想を受け継ぐ新しいラインとして、1型センサーを縦位置に積み、3:4の縦構図での撮影を基本にした。専門媒体はフィルムカメラを模した撮影体験を評価しつつAFの遅さとRAW非対応を弱点に挙げたが、発売直後には販売店の売れ筋ランキングで首位に立った。

位置付け
ハーフサイズカメラから着想を得たコンパクトデジタルカメラ
ライバル
RX100VII

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投稿写真 116枚

Camera Profile

X-HF1について

発売当時の発表資料、専門媒体のレビュー、利用者の声から、この機種の位置付けと評判をまとめました。

登場した時代

富士フイルムは2025年5月22日にX halfを発表し、6月26日に発売した。1公式 富士フイルム株式会社コンパクトデジタルカメラ「X half(エックスハーフ)(製品名:FUJIFILM X-HF1)」新発売発売直後の2025年6月には、マップカメラの新品・中古デジタルカメラの売れ筋ランキングで初登場ながら首位となり、上位3機種を富士フイルムの製品が占めた。初回出荷分は予約者全員には行き渡らず、供給不足に陥った。2プレス デジカメ WatchMap Cameraが6月の新品・中古ランキングを発表 首位は「X half」 ベスト3を富士フイルムが占める

専門媒体のレビューには、AFの遅さやRAW非対応といった技術面の制約を厳しく指摘するものもあった。それでも発売から短期間で売れ筋の首位に立ったことから、批評家の評価と実際の売れ行きとの乖離が指摘されている。3プレス PetaPixelThe Heavily-Criticized Fujifilm X half Is a Smashing Success

ラインナップ上の位置付け

X halfは、1型の裏面照射型センサーと、35mm判換算32mm相当・開放F2.8のフジノン単焦点レンズを組み合わせた固定レンズ式のコンパクト機である。レンズは5群6枚の構成で、そのうち3枚に非球面レンズを使う。センサーを縦位置に搭載し、静止画も動画もアスペクト比3:4の縦構図で撮るのが基本となる。光学ファインダーと、2.4型・92万ドットのタッチ対応背面モニターも縦長に設計された。重さはバッテリーとメモリーカードを含めて240gで、カラーはシルバー、ブラック、チャコールシルバーの3色が用意された。1公式 富士フイルム株式会社コンパクトデジタルカメラ「X half(エックスハーフ)(製品名:FUJIFILM X-HF1)」新発売3:4の比率は、SNS、とりわけInstagramへの投稿に適したものとして採用されている。4プレス AXIS Webフィルム撮影体験の魅力をデジタルで ハーフサイズカメラから着想を得た、富士フイルム「X half」

撮影機能では、AFはコントラスト検出方式で顔・瞳検出を備えるが、手ぶれ補正機構は持たない。記録形式はJPEGのみで、RAW記録には対応しない。ISO感度は静止画・動画とも200〜12800で、シャッター速度はS/Mモードなら15分から1/2000秒まで設定できる。バッテリーでの撮影可能枚数は、CIPA規格で約880枚である。5公式 富士フイルム株式会社X-HF1 Specifications

先代からの進化

Xシリーズの中に、直接の先代となるデジタルカメラはない。X halfは、富士フイルムが1963年に発売したハーフサイズのフィルムカメラ「FUJICAハーフ」の発想を受け継ぐ、新しい製品ラインとして登場した。6プレス 富士フイルム株式会社(PR TIMES)フィルム撮影体験の魅力をデジタルで再現・進化 ハーフサイズカメラから着想を得たコンパクトデジタルカメラ「X(エックス) half(ハーフ)(製品名:FUJIFILM X-HF1)」

ライバル機種との比較

比較記事では、同じ富士フイルムのX100VI、リコーのGR IV、ソニーのRX100 VIIが競合に挙げられている。X100VIはAPS-CセンサーでRAWに対応し、GR IVはスナップ撮影を重視しながらRAW記録と手ぶれ補正を備え、RX100 VIIはズームレンズを持ちAFや動画にも対応する。これらに対し、X halfはJPEG専用で手ぶれ補正も持たない、撮影体験を重視した製品と位置付けられている。7レビュー みんなのカメラ【2026年版】FUJIFILM X-Half(X-HF1)レビュー比較まとめ 画質・AF・2in1・フィルムカメラモードを解説

開発の背景

富士フイルムは製品名について、1963年発売の「FUJICAハーフ」の歴史を踏まえ、写真愛好家から初めてデジタルカメラを使う人まで幅広く使ってほしいという思いを込めたと説明している。6プレス 富士フイルム株式会社(PR TIMES)フィルム撮影体験の魅力をデジタルで再現・進化 ハーフサイズカメラから着想を得たコンパクトデジタルカメラ「X(エックス) half(ハーフ)(製品名:FUJIFILM X-HF1)」

富士フイルムのYuji Igarashi氏は、CP+2026の際のDPReviewのインタビューで、X halfは写真が楽しいものだと示すためのカメラであり、そこまで真剣である必要はないと語った。技術仕様よりも、撮影しながら楽しめる体験を提供できるかを重視したという。同氏は、写真事業を持続的に伸ばすには若い世代に写真への関心を持ち続けてもらう必要があるとし、X halfの購入者は7割以上が30代以下、4割以上が女性で、その多くが初めて富士フイルム製品を買った層だったと明かしている。8インタビュー DPReviewIs Fujifilm finally ready to upgrade the brand's most iconic feature?

利用者の評判

専門媒体のレビューでは、撮影の楽しさと技術面の制約がともに論点になった。長所として共通するのは、フィルムカメラを模した撮影体験である。フレーム切り替えレバー、「2in1」機能、フィルムカメラモードといった仕掛けは、国内外の複数の媒体が好意的に取り上げた。9レビュー Digital Camera World(Gareth Bevan)Fujifilm X Half review: this little camera reminded me how fun photography can be

一方、技術面の制約は短所として繰り返し挙がる。AFが遅く、動く被写体や暗い場面では信頼しきれないという指摘は、複数の専門媒体のレビューに共通する。JPEG専用でRAWを記録できない点も、複数の専門媒体が否定的に評価した。10レビュー DPReview(Richard Butler)Fujifilm X half review: frivolous fun with definite drawbacks北米で849.99ドルという価格を高いとみる声も、複数の媒体にある。11レビュー PetaPixel(Chris Niccolls)Fujifilm X half Review: As Close to Film as Digital Can Get

価格.comのユーザーレビューでは平均3.76点で、項目別ではデザイン4.48点、携帯性4.62点、バッテリー4.56点と高い。対して操作性3.02点、機能3.08点、画質3.54点は相対的に低く、ピント合わせで迷うことがある、ボタン配置が直感的でないといった不満が複数の投稿に見られる。ピント合わせへの不満は、専門媒体が指摘したAFの遅さと重なる。12レビュー 価格.com富士フイルム FUJIFILM X-HF1 [ブラック] レビュー評価・評判

評判の出典

6件

出典

10件

内容の確認日: 2026年9月28日

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