24-70mmレンズ 作例

今宵、獅子を薙ぐ

今宵、獅子を薙ぐ

奈川獅子より。 Ekioさんからモノクロに関する質問を頂き嬉しかったものですから、 調子に乗って解答させていただきます。 私は、白鳥もですが、動きものもRAWで撮ってます。 まず、被写体に合わせてシャッターを決めますが、 このカメラは、ISO6400~10000で望ましいノイズが発生するので、 シャッター→ISO→絞り、の優先順位で設定を決めます。 RAWで撮る理由は、現像時に輝度・色ノイズリダクションを 完全カットできることと、低機能な純正現像ソフト・DPPでも、 フィルム写真のようにフィルター加工をかけられるためです。 私は学生時代、モノクロはバライタ無光沢紙に5号フィルターを 当てるハイコントラスト調が好きでしたが、 デジタルのモノクロでも好みは似た傾向です。 AFは、最も輝度の高いところに当てます。 それは、単純にAFがコントラストに対し正確に作用するから、というのと、 輝度の最も高いところに注目することは、人間の一般的な感覚に近いらしく、 比較的、直観的な絵になりやすいからです。 輝度の高いところは、この奈川獅子であれば言わずと知れた獅子頭であり、 浦安の舞いであれば、舞子の瞳や巫女装束の輪郭、髪飾りだったりします。 だから、左手はズームに、右手はAFポイントの変更に集中します。 MFを間断なく当てる技術は無いし、フォーカスロックでは間に合いません。 露出は、基本的にアンダーです。 被写体にもよりますが、ことノイズが味になる被写体では、 超アンダーで撮影し、高輝度部分とのコントラストを際立たせます。 暗部は、さすがに真っ黒ではいけないので、爆上げすることになりますが、 この時発生するノイズは、割とフィルム写真の5号に近いような気がして 好きなのです。 逆に言うと、暗部爆上げで対応できる程度のアンダーで撮影しています。 えらそうに長々と失礼いたしました。 明日は夜勤につき投稿をお休みします。