龍の渕
Exif情報
メーカー名 Canon
機種名 EOS 5D Mark III
ソフトウェア Digital Photo Professional
レンズ EF100-400mm f/4.5-5.6L IS II USM
焦点距離 176mm
露出制御モード 絞り優先
シャッタースピード 1/256sec.
絞り値 F5.0
露出補正値 -0.7
測光モード 分割測光
ISO感度 100
ホワイトバランス オート
フラッシュ なし
サイズ 2000x1333 (2,191KB)
撮影日時 2016-04-15 07:38:25 +0900

1   ポゥ   2016/4/18 21:12

地元、というより、
さらに狭い概念である「地区」の住人にしか
その存在を知られず、
高い杉林に囲まれた渕で、ひっそりと、
暦のほとんどを日影の中でまどろみ過ごす。
一週間にも満たない目覚めの季節。
杉林の天井をぬって届いた陽が、緑鱗を浮き上がらせる。
飛沫が上がる。
雄飛の咆哮が聞こえてくる。

2   MacもG3   2016/4/18 23:25

桜への想いは日本人独特のものなのでしょうね。
各地へ出掛けてたくさんの桜を見てきましたが、
墓守だったり神様を祭ったり、綺麗だけじゃなくその地の人たちの思いと歴史を感じることが出来て見る方も撮る方もつい感情的になってしまいます。
苔むした幹の背後に咲く淡い花弁がなおさら叙情的です。

3   エゾメバル   2016/4/19 18:10

なかなかコメントの言葉が出てきませんでした。
苔むした岩に滝の雫が落ちてくるかのように迫ってきます。
荒々しい岩の塊の上を見上げると明るい桜の花が光とともに降り注いでいる情景を作っています。
前ボケの花も効果的ですね。

4   ペン太   2016/4/19 19:56

「田多井観音堂」の桜の
うねるような幹を中望遠で切り取れましたか。。。

 日の当たらない暗い部分の 点在する花びらの前ボケが
和服の図柄のようで 古式奥ゆかしい日本らしさを感じます。

 背景のサクラも早や一部葉桜になっている様にも見えますね。。。

 幹からあふれ出すような苔、ずっとこの場所で この木が
この地を見守って来た事を主張しているようでもあります。



 

5   ポゥ   2016/4/19 21:02

皆様、コメントをいただきありがとうございます。
あまりにも、いわゆる「厨二病」的なタイトル&コメント
で、投稿ボタンを押すときに思わずドキドキしてしまいましたが、
好意的なご意見をいただき、ありがとうございます。
うねる下の苔は幹なんですね。
これこそ、この桜の神髄であります。
ある意味、花をしのぐほど美しいところです。
これも、長い年月を「渕」で生きてきたからこそなんだと思います。
田多井の隠れた銘木、末永く安曇野を見守ってほしいものだと思います。

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