境界線上の季節
Exif情報
メーカー名 Canon
機種名 EOS 5D Mark III
ソフトウェア Digital Photo Professional
レンズ EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
焦点距離 300mm
露出制御モード 絞り優先
シャッタースピード 1/395sec.
絞り値 F5.7
露出補正値 -0.7
測光モード 分割測光
ISO感度 100
ホワイトバランス オート
フラッシュ なし
サイズ 2000x1333 (2,133KB)
撮影日時 2016-06-18 09:43:45 +0900

1   ポゥ   2016/6/20 22:28

この日は午前は奈良井宿、午後は美ヶ原のダブルヘッダー
だったわけです。
奈良井宿は、出来れば梅雨らしく雨が降って欲しかったのですが
おっそろしほどの晴天。
しかし、奈良井の朝が見せる、街道に落ちる軒並みの影は
以前から撮ってみたいと思っていた被写体でありました。
この影は、朝の8時から9時台にピークに達し、11時には
ほぼ無くなってしまいます。
また、観光客が増える時間帯でも映えません。
ある程度の人通りと影とのバランス。そのシャッターチャンスが
とても貴重に感じました。

2   Ekio   2016/6/20 22:57

ポゥさん、こんばんは。
影は季節と時間で随分と変わりますよね。
ちょうど道を分かつような形になって、その上を歩きたくなってしまいます。

3   Booth-K   2016/6/20 22:58

流石に拘っただけに力がありますね。影の形と、日向とのバランス、街並みの3つのバランスが絶妙な所に、人が配置され、生活の営みまで写し出されているようです。きっとこの後、朝の挨拶を交わして、ちょいと立ち話とかあったのかな? なんて想像が膨らみます。いやぁ、素敵な朝ですね。

4   MacもG3   2016/6/21 06:43

軒なみの影を考えて撮るとは凄いセンスですね。
しかもそれを見事に1枚に切り取られていると思います。
奈良井宿の日常が垣間見えるお写真素晴らしいです。

5   ペン太   2016/6/21 20:53

わあ ピーカンの奈良井宿ですね~。

 この絵からは”リズム”を感じました。

宿場の軒先が連なって造るリズム、
 その影が旋律のようにも見え 軒先とシンクロするリズム
腰掛けているご年配の方の静と 犬を引き連れて散歩するご婦人の
リズムの対比。。。

 まだ静けさを感じる宿場街から 光りと影が造る、爽やかな朝の歌が聞こえてきた気がしました。。。  

6   ポゥ   2016/6/21 21:39

皆さま、コメントをいただきありがとうございます。
晴れの日の写真は苦手(だけど、夜景も食わず嫌い(笑))
なのですが、これだけコントラスト遊びができるシチュエーションだと、
やはり撮り甲斐がありました。
10時を過ぎると、途端に観光客が増え、賑やかではありますが、
風情は失われてしまいます。
奈良井宿は中山道屈指の人気を誇る宿場町ですが、
お住まいの人々(皆さま「光る人物」でいらっしゃいます
なぜか、そこには歴然とした違いがあります)
の光景を撮るには、平日か早朝に限るような気がします。
タイトルは、もちろんG線上のアリアから。ペン太さんがおっしゃるように、
リズミカルな影に魅かれたからです。

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