メーカー名 | NIKON CORPORATION |
機種名 | D4S |
ソフトウェア | Capture NX 2.4.7 W |
レンズ | 50mm F1.4 |
焦点距離 | 50mm |
露出制御モード | 絞り優先 |
シャッタースピード | 1/200sec. |
絞り値 | F1.8 |
露出補正値 | -0.7 |
測光モード | 中央重点測光 |
ISO感度 | 100 |
ホワイトバランス | オート |
フラッシュ | なし |
サイズ | 1703x1105 (1,145KB) |
撮影日時 | 2018-06-24 02:05:42 +0900 |
こちらはニコンです。
色はこっちが自然な感じ。
一般的に言いますと、広告写真を撮る場合には、まずフレーミングをしないこと。それはデザイナー
が後でトリミングをするからですね。そのトリミングの余地を最初から残しておくということです。
相手が素人さんならば、こういうトリミングはどう?というサンプルを添付してもいいですね。
それからレンズは絞ること。f11とかf16でも構わないんです。絞って撮影する為には三脚は必需
です。広告写真ではボケ表現はあまり使いません。全ピントが好ましいのです。
そして一番に大事なことは光です。出来る限りライトを多数点ける。自然光も利用するということで
光が多ければ発色も良くなり、レンズも絞ることができます。
画像処理は大袈裟な方が良いんです。データはネットならばJPEGです。写真の大きさがどれくらい
かによってピクセル数を決める場合もありますが、それが分からなければ大きめが良いです。
商業印刷の場合はTIFF8ビットでいけます。
撮影時のレイアウトとか角度とかのデザインは、ネットで実際に使われているスタイルを真似れば
いいんです。「さくらんぼ 販売」とでも検索すると色々と出てきます。
レイアウト、デザイン、スタイルなどは全部、モノマネで良いんです。下手に自分のセンスを発揮すると
返って不思議がられますから。
もうひとつありました。商品は撮影前によく観察をして、ゴミがついていないかキズがないかと、調べて
おくことです。もし後で気付いたとしても画像処理で消せますから。
お金に余裕がある経営者でも、プロに頼まずにzzrさんに頼んだというのは、それなりに理由があるん
だと思います。それは「気持ち」なんですね。よくサクランボのことを知っているから、とか。zzrさんの
人柄がいいから、とか。そういうゲン担ぎをするんです。優れた経営者ほどそういう担ぎをすることが
あります。
そういうことを考えると、上に書いたような在りきたりの約束事を軽く突破しても良いんですね。
例えば上の写真でボケ表現を使っているでしょう。これは凄く効果的です。一般にはボケ写真=高級
カメラで通っているんです。(笑) 全ピントはスマホでコンデジで、詰まらない写真だと一般の人は
感じているんです。それでボケ写真が出てくると、それだけで興奮してしまうところがあります。もちろん
そのボケ自体も綺麗なボケでなければなりません。ギタギタしているボケだと興ざめですから。
それからレンズは絞れば、色が悪くなります。少し絞るくらいが一番よい色、質感が出てきますね。
それから上の写真は大胆なフレーミングをしているでしょう。これも面白いんです。全部見せないよ、
ちょっとだけね、というのが焦らし作戦というか、消費者が想像力を膨らませてくれて良い結果を生む
ところがあります。
この撮影を頼んだ経営者。写真のことは知らないようでいて、実はよく知っていると思います。既に
プロに撮影を頼んだことなど当然あるでしょう。しかしそれでは彼は満足しなかったわけです。
このサクランボは高級品ですね。安物のものならばプロに頼んでもいいんです。しかし高級品だから
こそ、zzrさんに頼んだんだと思いますよ。
くだんの経営者は経営者ゆえに実利に長けています。まず、プロが使うカメラはキヤノンでしょ。その
色がどの程度のものなのか。彼は経験的に知っているでしょう。しかしzzrさんが使っているカメラは
プロと同程度かそれ以上の機材であるということも知っているでしょうね。そして、もしかしたらプロ以上
のサクランボの色を出してくれるカメラをzzrさんが使っているかも?と考えたかもしれませんし、まあ
ダメでもともとか、という考えもあったでしょうし。(笑)
サクランボでも料理でも何でも、とにかくリアルな色、素材のもつ色と質感を出してくれるのは、実は
シグマのカメラしかありません。経営者はサクランボのプロでありサクランボに生涯を捧げてきた自負
があるわけですから、その色にはこだわりがあるんです。ことサクランボの色に関してはプロ中のプロ
なんですよ。
そして良い色の写真が得られればネットの売上が良くなるということも当然知っています。
このサクランボの商品写真はシグマを使ったということで、もうそれだけで勝利しているんですね。
レンズも良い物を使っています。やはり単焦点レンズは圧倒的ですしボケもいいですから。田舎のプロ
はキヤノンを使い、ズームレンズを使います。キヤノンであろうがニコンでソニーであろうが、シグマに
比べれば絵の具のような色しかでません。サクランボは食べ物であり絵の具じゃないんですね。
シグマとそれ以外のカメラは、本質的に違うところがあります。写真に長く慣れた方は、そういう作り絵
の色でも高級レンズだからと満足するんですが、一般の人はそうではありません。ズバリ本質を問うて
くるんです。
プロはシグマを使いません。しかしプロでないものはシグマを使うんです。この違い、考えてみれば
面白いですね。プロの限界を示していますし、アマチュアの可能性を表しているのですから。
今晩は
NETの販売用の写真ならこれで十分で美味そうで買う気を起こさせます。
依頼した方も良い方のようですね・・
プロもいろいろで商業写真を依頼すると金より他がいろいろ面倒で時間も掛かります。
(町の写真店に依頼してもです。)
本科的な商業写真のプロが使用するカメラ「PHASE ONE」〔フェーズワン)1億画素で価格が690万円とか聞いたことがあります。
〔東京で息子がしがないデザイナーの仕事をしているので)
プロでも鳥の図鑑等写真家の機材はアマと違いがありません。
昆虫を撮る写真家はコンデジも使用して写真を発表しています。
写真家はプロとアマの区別が難しいです。
写真を撮って生活できるかは別で年に数万円納めて会に所属してプロといわれる方も多いです。(素人は入れませんが・・)
kusanagi さん、おはようございます。
フレーミングしない、絞る、明るくする、画像処理は派手に、事前にゴミやキズの確認をする、という事ですね。
ありがとうございます。
この二枚は背の低いビニールハウス内に台を置いて撮りました。
直接の日差しだとコントラストが強すぎる気がして。正解だったと思います。
余白を多めにして撮ったものをトリミングしてます。
私には、こういう写真はニコンの方が良い気がします。
上手に使える方ならシグマが良いかもですけど難しいですよね。
今回の2枚、絵の具のように見えるのはシグマに見えるのですが ^^;
youzakiさん、おはようございます。
依頼主さんは良い方、、というのは当たってるかも知れません。
プロに頼むのは面倒くさいからというのが一番近いきがします。
作業と同じ時間給で写真撮りできたしモデルさん( 同じくバイトのおねーさん )撮影もどきも体験できたので良かったかもと思いますが ^_^;