メーカー名 | FUJIFILM |
機種名 | X-E1 |
ソフトウェア | Capture One 7 Windows |
レンズ | |
焦点距離 | 55mm |
露出制御モード | ノーマルプログラム |
シャッタースピード | 1/127sec. |
絞り値 | F4.0 |
露出補正値 | -1.3 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 200 |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | なし |
サイズ | 1774x4728 (2,789KB) |
撮影日時 | 2018-07-09 02:42:09 +0900 |
溜池付属の森林公園施設の近くで、多数のシジミ蝶をみました。持っていたのは普通の標準ズーム
だけでした。露出補正ダイアルが不用意に動いていてかなりの露出不足ですね。(^^ゞ
最後はカメラを捨て置き、裸眼でマジマジと蝶と相対して観察したんですが、私の視力ではカメラに
敵うはずもなく、しかしつくづくシジミ蝶はしっかりと見せてくれる有り難い蝶だなと感嘆いたしました。
撮影は公渕池森林自然公園にて。
おはようございます。
この蝶はシジミ蝶ではなくジャノメという蝶です。
ヒメウラナミジャノメという種類かと思うのですが、今見てるサイトの写真と黒斑の向きが違います。
よくわからないので後で聞いておきます。
シジミ蝶ではありませんでしたか。(^^ゞ どうりで少し大きいかな?って思いましたし。(笑)
まあ、とにかく何でもチャンスがあれば、何のレンズでもいいから撮影に挑戦してみたいと考えて
います。
ところでこちら最近は、電子シャッター式のカメラに関心が出てきています。
撮像面電子シャッターというわけで、カメラ自体に機械的なフォーカルプレーンシャッターはあるん
ですが、それを敢えて使わない方式です。
この方式のメリットは、それは決して一般に言われることはありませんが、電磁波が出ないという
ことなんです。電磁波は、主にミラーとか機械式シャッターのチャージするサーボモーターから発生
しています。ですから電子シャッターはそのモーターを作動させる必要がないため、原理的には電磁波
がでないんです。※
それで私も従来から所持していたニコン1v1、そして最近導入したフジX-E2、オリンパスE-M1を使って
研究しています。
電磁波というと煙たがる人が多いんですけど、ことカメラに関しては実は殆どの人には害がありま
せん。それは多くの人はカメラを大切に扱ってシャッター駆動回数が少ないからですね。
1回の撮影で、おそらく数十から百数十ショットの撮影ではないでしょうか。多くても数百カットまでで
しょう。しかし私の場合は千ショットを超えます。数千ショットという日もあります。
よく私は中古カメラを買いますが、ほとんどのカメラは新品同様です。前ユーザーはカメラを大切に
扱い、ショット数はごく少ないっていうことでしょうね。
しかし私の場合は1回使用するとカメラは傷だらけになります。よく使っているカメラはもうぼろぼろの
状態です。カメラは大切に扱わない主義なのです。
とにかく多量にショット数を撮る人間にとっては、カメラの発する電磁波の害は見過ごすことが出来ま
せん。またパソコンもそうですね。多量に撮影すればそれを管理するパソコンも強力なものになります
し複数台の稼働ということになります。この電磁波の害にも注意が必用なのです。
自分がどれほどのカメラ・パソコンユーザーなのか。多くの人はその自分の立ち位置を知りません。
ごく少ない使用量であっても、自分はヘビーユーザーであると思っている人は多いでしょう。しかし
ハイアマチュアではあるが、ヘビーユーザーとは言えない人も多いのだということです。
それでこの電磁波の問題は、あくまでカメラ・パソコンの使用頻度量の多い、ヘビーユーザーを対象
として書いているのだということです。
ハイアマチュアはフィルム時代からの写真用語ですけど、ヘビーユーザーの言葉はパソコン時代から
使われた用語です。その違いはフィルム時代とデジタル時代のくらいの違いがあります。
どちらがどうのこうの、というのではなく、圧倒的に要注意なのはデジタル時代の多量頻度ユーザー
であるヘビーユーザーです。
私も最初はこの違いをあまり考えていなかったのですが、今後は明確に分けて考えたいと思ってい
ます。
そのヘビーユーザーの方々への提言として、これからのカメラの主流であるべく登場した電子シャッ
ターカメラを積極的に使うことをお勧めしたいのです。
現在、この電子シャッターカメラはミラーレスカメラとして殆どのメーカーから出ています。デジイチでも
ペンタックスなどは電子シャッターを搭載してきました。残念ながらシグマはまだ出ていないのですが、
これも時間の問題かなって考えます。
私が今回中古で導入したフジX-E2、オリンパスE-M1は発売後のファームウェアのアップデートで
電子シャッターが使えるようになったモデルです。言わば電子シャッターカメラの初期世代ですかね。
それで今現在発売されているカメラは、最初から電子シャッターモードがある純粋な世代ということに
なります。
私はデジタルカメラは、この電子シャッター搭載をもって本当の意味でのデジタルカメラとなった、という
ふうに考えたいと思っています。デジタル撮像素子を搭載しても、シャッターがフィルム時代のメカ式
シャッターというこれまでのデジタルカメラは、まだ本当のデジタルカメラではなかったということに
なります。言わばフィルム時代とデジタル時代の折衷方式というか時代の過渡的形態であっただろう
ということですね。
それでデジタルカメラの真の形態とは、まずファインダー撮影ではなく撮影の主流は背面液晶撮影で
あること。ファインダーは撮影に関しては2次的なものです。そしてAF方式は像面位相差方式です。
ミラーレスカメラカメラは必然的にこの方式を採用しています。そして像面電子シャッター式です。
この3点がこれからの本当の意味でのデジタルカメラの姿であるんですね。
ミラーによる光学ファインダーやAF専用素子。フォーカルプレーンシャッター。そのようなものを搭載
していて構わないのですが、それはあくまで2次的予備的なものであって、主流の装置は上に上げた
3点セットです。
カメラのヘビーユーザーとなる為には、この真の意味でのデジタルカメラがどうしても必用であり、
もし従来のカメラでヘビーユーザーであろうとすれば、それはカメラマンの健康と引き換えにしてで
なければ出来なかったのですね。
そういう意味で、電子シャッターカメラは、ヘビーユーザーが長らく待ち望んでいたカメラであるわけ
です。
勿論、ハイアマチュアの方はこれまでどおりのカメラでよくて、従来の使い方で何ら問題はありません。
※フジX-E2にマウントアダプターを介してオールドマニュアルレンズを取り付けるとします。AFもなく
自動絞りも手ブレ補正もないので、電子シャッターを使えば電磁波はゼロのはずですが、ごく僅かに
電磁波が一瞬でます。これは電子シャッターのスイッチング現象の電磁波だろうと思います。
オリンパスE-M1はボディが極小なのでフォーカルプレーン式シャッターを使えば盛大に電磁波がでて
きます。電磁波対策がゼロなのではないかと思うほどです。しかし電子シャッター式を使えば、シャッ
ターの電磁波は出ません。ただしAFレンズからの電磁波(レンズによって大きく差があり)、そして
ボディ内手ブレ補正からの電磁波が出てきます。
ボディ内手ぶれ補正を切れば低減しますが、シャッターを切る瞬時に素子のホールドに使う電磁石の
電磁波が出るような感じがします。
ボディ内手ぶれ補正は、各メーカーのアクチエイターの種類によって電磁波の出方や強度が違って
くるように思います。今までの経験からはソニーが安心、ペンタックスが強そうという感じです。
レンズAFに関しても、オリンパスよりもパナソニックが低いという感じです。それからリレーズ時に
レンズの自動絞りをする電磁波もでます。開放ならば出ません。
E-M1がフォーカルプレーン式で電磁波が盛大に出ていても、それが必ずしも後継モデルのマーク2
もそうだとは断定できません。マーク2はE-M1よりもボディが大きくなりシャッター音も低くなっている
そうです。いずれにせよも電子シャッターモードで撮影する限りは関係ありません。
余談ですがE-M1のボディ内手ブレ補正は実に強力ですね。びっくりしました。多少電磁波は作動中に
出ますが僅かなものであり積極的に使ってもいいものです。
オリンパスE-M1の電子シャッターモードは、静音モードとして設けられていて、撮影中は合焦時にも
シャッターレリーズ時にも無音です。合成音が出ません。音が出せるようにファームウェアで変えて
頂きたいですね。なお、これはマーク2でもそのようです。
オリンパスE-M1は、私の場合は古いフォーサーズレンズを使用していて、マイクロフォーサーズレンズ
は僅かしか所持していません。安物のマイクロフォーサーズレンズよりも高級なフォーサーズレンズが
電磁波が低いというのは当然かと思います。レンズの電磁波に関してはパナソニックが優秀です。
ニコンが来年にフルサイズのミラーレスカメラを出すそうです。マウントアダプターを介してデジイチの
ニコンレンズを使えるようにするはずなので、ニコンユーザーにはお薦めです。当然に最新の電子
シャッターを搭載してくるはずです。
ペンタックスがデジイチでありながら電子シャッターを装備したモデルを出しているのが評価できます。
ペンタックスKPがそうです。K-1もよく分かりませんが電子シャッターをファームウェアのアップデートで
使えるようです。
デジイチでも完全な電子シャッターモードを搭載すれば、それは事実上のミラーレスカメラでもあると
いうことです。やがてはすべてのデジイチで電子シャッターが使えるようになるでしょう。