木虫籠に 耳を澄ませて 加賀夏夜
Exif情報
メーカー名 Canon
機種名 EOS 5D Mark III
ソフトウェア Digital Photo Professional
レンズ TAMRON SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2 A032
焦点距離 70mm
露出制御モード シャッター速度優先
シャッタースピード 1/41sec.
絞り値 F2.8
露出補正値 -0.7
測光モード 分割測光
ISO感度 10000
ホワイトバランス オート
フラッシュ なし
サイズ 2100x1182 (2,026KB)
撮影日時 2018-08-11 04:49:25 +0900

1   ポゥ   2018/8/31 22:11

昨年、東茶屋街を歩く芸妓さんの写真 ↓
https://photoxp.jp/pictures/179177
を撮ったのが忘れられず、バイク旅の疲れを押して夜の茶屋街に繰り出してみたのですが、
残念なが遭遇することは出来ませんでした。

盆前の夜も更けつつある頃、仕事を終えた十月亭の女将さんが、
軒下に出て、猛暑の日のいくらか冷めやった空気を吸っておいででした。
その奥隣の店は、東茶屋街に6件ある芸妓さんが所属するお茶屋の内、
有名な一件・「八しげ」で、蝉の鳴き声に変わって三味の音が聴こえてくるのをしばし待ちましたが、
いつまでも、ただただ、夜の色の濃くなりゆくばかりでありました。

2   Booth-K   2018/8/31 23:48

ペン太さんの作品もそうですが、情緒が堪らなく良いですね。
金沢行っても、香林坊でヘラヘラ飲んで終わってしまう自分に後悔の念が・・。
芸妓さんはいなかったと言いながらも、お年は分かりませんが女性の髪をかきあげる仕草は色気があります。光の滲みもいい味出していて、このレンズは旨味が何ポイントもありそうですね。
このタイミングを捉えるというのも流石です。

3   Ekio   2018/9/1 07:51

ポゥさん、おはようございます。
家の中から漏れてくる光、灯りの滲み具合が素敵ですね。
格子や閉まった扉、様々な光の塩梅が絶妙です。

4   ポゥ(スマホ版)   2018/9/1 13:53

申し遅れましたが、暗部をさらに落とし(ヒストグラム上、ギリギリ黒つぶれしない範囲まで)、意図的にコントラストを上げてあります

5   ペン太    2018/9/1 15:27

私が訪れた時には
 もうどのお店も閉まっていて 已む無く月を絡めましたが
木虫籠が続く街並みに、和服姿の女将さん。。。
これぞ茶屋街と言う堪らない風情を醸し出していますね。

 暗部を落として、良く目を凝らさないと木虫籠もぼんやり・・
この暗さの中に点々との灯る明かりが、加賀の心の温かさを表現してくれています。

6   エゾメバル   2018/9/1 19:58

仕草がとても髪をかき上げるような様子が滲み出る色気を感じさせます。
ss優先でブレを抑えてコントラストの強調をしたのも主役を生かして
いますね。
茶屋街というところをとてもよく表現していると思います。

7   CAPA   2018/9/2 20:50

軒下にいる女将さん、たおやかな風情の佇まい、しぐさですてきです。
街灯り、そして照らされた石畳、和の雰囲気があって
情感あふれる夜景になっています。

8   ポゥ   2018/9/2 23:21

皆様、コメントをいただきありがとうございます。
ただ軒下に女将さんが立っているだけでは季節不詳の写真となってしまいそうなところ、
髪をかき上げるポーズ、これだけで雄弁に夏を物語ってくれたような気がして、
一句読んでみました。
>このレンズは旨味が何ポイントもありそう
旧型に比べて、あらゆるシーンで薄皮が一枚向けたような描写になっているような気が、
写り音痴の私でも感じます。
AFも早くなったし、手ぶれ補正も強力だし、で、ホントお世話になってます。
今度のミラーレスでも問題なく使えたらいいのですが。
>ss優先でブレを抑えて
昨年芸妓さんの後ろ姿が撮れたた時、ちょっとブレが気になったので、
ISOを度外視して速めのシャッターにしてみました。
こういう時、ISOをケチるとろくなことが無い、というのが、私なりの感覚です。


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