メーカー名 | SIGMA |
機種名 | dp0 Quattro |
ソフトウェア | SIGMA Photo Pro 6.5.4 |
レンズ | 14mm F4 |
焦点距離 | 14mm |
露出制御モード | ノーマルプログラム |
シャッタースピード | 1/200sec. |
絞り値 | F10 |
露出補正値 | +0.0 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 100 |
ホワイトバランス | オート |
フラッシュ | なし |
サイズ | 2704x1808 (7,160KB) |
撮影日時 | 2019-05-02 17:54:51 +0900 |
日本は現実的にアメリカの属国的存在・・・というのはよくある巷の認識かもしれませんが、それは
属国の意味を少し取り違いをされているように思います。例えば歴代の朝鮮半島の諸国は中国
王朝の属国という立場でした。軍事的に守ってくれる代わりに富や物産のみならず奴隷という立場
の貢物も差し出さなければならなかったのです。歴代ずっとそうしていたために半島は貧しいままで
経済も文化も長く停滞しつづけ、やっと半島が発展をしだしたのは日本が併合をして教育をはじめ
あらゆる投資をしてからですね。
それでは、こういうのはどうでしょうかね、現在の世界は徳川の江戸時代という風に考えれば分かり
よいかと思います。
近世から第2時世界大戦までの世界は、言わば戦国時代でした。それが最終的に徳川による
全国統一といいますか、米国が世界大戦に結果的に勝利をして、やっと世界が統一されたという
ことになりませんかね。
徳川氏は中国のように直接的な中央集権体制を敷いたのではありません。諸国の大名による
自治を通して間接的に支配しただけです。大名には普代親藩外様という区分けがありました。
島津や伊達なんかは外様なので、大藩でしたが幕政には参加できずしかも普請や冥加金などで
搾り取られたところがあります。そのかわり幕府は外様の大々名の内政干渉はしませんでした。
出来なかったというのが正しく、改易とか取り潰しとかいうのは外様の大藩ではなかったですね。
こういう歴史のモデルからすると、現在のアメリカ一極の世界というのは、アメリカという徳川幕府が
あって、外様の大名としてロシアとか中国というものがあるのだなっていうことが直ぐに思い浮かび
ます。
私はこの日本も外様大名のひとつであると考えています。やはり1億の人口がありGDP世界3位
というのは大藩です。場合によっては幕府の仮想敵国になる存在ですね。
英国とかカナダとかメキシコというのは普代親藩とかになるんでしょうね。しかし日本は身内という
よりもライバルであり、米国も日本に対して対等な関係を結ばなければ制御出来ない、大国と大国
との関係になりますね。
その太平洋を挟んだ大国どうしが現在は日米軍事同盟という世界最強の同盟関係にあるんです。
戦後、ソ連の圧力があったヨーロッパにおいてはNATOという集団軍事体制を敷かなければなりま
せんでしたが、東アジアにおいては米国は日本というたった一国とだけ(実際は韓国やフィリッピン
や台湾など個別に同盟を結んでいますが)、強力な軍事同盟を結んだだけで、東アジアの平和は
保たれて、しかもソ連の崩壊にまで大きく寄与したわけです。
まあ現在では日本は米国幕府体制の御三家のひとつとなっているのかもしれません。
こんな強力な国である日本が米国の属国であるというのは、ありえないことですよね。
もし日本が米国を捨てて、中国とかロシアとかと組んだとするでしょう。そうなると世界はどうなるのか。
再び戦乱の世の中になるのは目に見えています。それでは世界は滅びてしまいますが。
日本とアメリカは、対等な国と国との同盟関係でもって世界平和に寄与しているというのが真実の
見方です。これを見誤ってはいけませんね。
属国という言葉は、奴隷というレベルの言葉なんです。中国においては人民は皇帝が生殺与奪を
握っているということで奴隷の立場でしたし、朝鮮もそれによく似たレベルの属国だったのです。
もし中国がアメリカを打ち負かせて世界の覇権を握れば、文字通り日本も世界も中国の属国になりま
すね。
こういうことを言うのはいけないのかも知れませんが、世界の国民の民度には資質というものがあり
ます。それが高度なのは世界ではほぼ3地域しかなくて、西ヨーロッパと北米と日本だけなです。
これははからずも、飲料できる良質の水と同じ配置になってます。世界で生水がそのまま飲める地域
は少ないんですよ。森林が豊かで砂漠化していない場所です。
かつては中東もすばらしい歴史を持っていたのですが、環境が悪化して現在では歴史のリーダーシッ
プを発揮できていません。
これからの2千年の未来の歴史を考えた時も、豊かな自然を保っているところでしか発展しないという
のは直ぐにわかります。
米国は少し見誤っていたところがあって、日本と中国の違いというものが理解できなかったところが
あるんです。米国が中国に投資をして経済が豊かになれば、日本と同じように民主主義国家になる
だろうという甘い見通しがありました。それは戦前からの見通しだったのです。
しかし日本というのは聖徳太子の時代から民意というものを大切にして政をしてきた国です。別段に
西欧や米国の力で民主主義の国になったわけではありません。
それで米国は同盟国である日本をすら犠牲にして、中国に投資をし技術を教えて経済を発展させて
きたのですが、結果は無残でしたね。裏切られたという思いなのでしょう。日本は中国の本質という
ものを明治以降からよく知っていますから、最初から結果は見えていたわけですが。
しかし日本もそういう過ちを日韓併合でやりましたよね。膨大な投資をして日本の国富を傾けてまで
半島に思い入れたのですが、結果は反日を招いただけでした。つまりは中華圏というのはそういう
地域であるというだけなんですけど、人間というものは失敗をして身に堪えないと分からないものなん
ですね。
米国政府はファーウェイを徹底的に潰すっていう感じですけど、これはまあ前哨戦ですね。中国には
世界先端の技術というものを持たせない、軍事に回る金は作らせないという方向でやってます。
今はまだ貿易戦争の段階ですけど、いずれは中国海軍を徹底的に潰すはずです。つまり中国共産党
を消滅させるという覚悟でやるんでしょう。
歴史的にみれば徳川時代に於いて、日本は豊かになったというか、国力を溜め込みました。明治に
なって日本が世界に飛躍できたのは、それの資産があったからなんですね。江戸時代といえば鎖国
をして技術も経済も停滞していたという見方をする人が多いのですが、それは左翼の見方に眼を曇らされているだけです。江戸期に日本の社会インフラといものは全て出来上がり、明治になって政府が
投資をしたのは鉱工業や鉄道、軍事や教育くらいのものです。
考えても見ればわかると思うのですが、たった数十年で貧しかった中国が今や数億人の中国人が
日本人よりも豊かな生活をしているんですね。それが出来たのは、現在の時代が米国幕府体制という
ものによって平和な時代が続いているからなんです。けっして中国人が頑張って自助努力でやった
わけではありません。日本が徳川時代の資産でもって、世界戦国時代のなか、自ら努力をして一流
国家になったのとは根本的に違うのです。
中国共産党を作ったのはソ連や米国であり、中国をGDP世界2位に押し上げたのは米国なんです。
米国と日本のような西側同盟国のおかげで、言わばタダ乗りで大きくなっただけですね。
ちなみに中国国民党を作ったのは日本でしょう。とにかく今の中国の国というのは、中国人自身が造
りあげた国ではないのです。明治政府は日本人が創り上げましたが、中国人は全てにタダ乗りばかり
していますね。
これから強硬な対中国戦略というものが米国の主流の政策になるわけですから、米国は日本という
ものを見なおして大切にしなければならないわけです。ですから米国が日本に対して無理難題を押し
付けてくることはないでしょう。
さて、問題は中国自身ですね。これまで米国の技術のプレゼントやモノマネや盗みでやってこれた
わけですが、これから自前の技術発展ができるのかどうか。じっくりと見ていきたいと思います。もし
やれたのならばちょっと中国人を見なおしても良いんですがね。
「始皇帝 中華統一の思想」キングダムで解く中国大陸の謎 集英社新書 という本に何度も問われて
いるのですが、あの巨大な人口と巨大国土というものが歴代ずっと統一されていたのは世界史の
不思議であるということなんです。
世界中見渡してみても巨大帝国というのは確かにありましたがそれは一時的なもので、中国のように
何度もなんども巨大帝国が生まれ続けた地域はないんですね。
一般的な見方ではそれは地勢的に見てその要素があるということなんですが、この本の著者はそれを
もう一歩踏み込んで人文的にソフトウェア的に解説しているのです。けっこう面白い本でした。
中国というのは地理的に平坦な地域ですから、容易に北方からの侵略を受け続けてきました。北の
遊牧民族ですね。騎馬民族ですので軍事力は強大です。それに対抗するためには中国を統一して
力を着けるしか生き延びる方法がなかったということです。
その為には強い強制力で人民を縛り付けるしか手法がありません。そのような為政は秦の成立以来、
ずっと続いていて現在の共産党体制でも何ら変わりはありません。この2千年間以上、同じような仕組み
で国家を運営しているんですね。
我々は日本という、先進的ではありますが国家観としては世界の歴史的にみてごく普通の国に住んで
います。大きすぎず小さすぎず、そして歴史の積み重ねがあり、人々の人権は保たれ平和で民主の
国です。
そういう国にいては決して解らないのが中国という国です。
ところでゾンビ映画というものがありますね。ジョージロメロ監督がジャンルとして確立したようですが、
https://screenonline.jp/_ct/17112057
このゾンビ映画の流行と中国の発展とは一致しています。ゾンビ映画がメジャーになったのは2000年
代にいってからでしょう。
ゾンビというものはけっして普通の人間には解らないものなんですね。そういうものとして描かれてい
ます。それは普通の庶民の感覚としてはゾンビが理解できないように、中国の人々も我々には解らな
いという本質性があるということなんです。中国というまったく理解できないものが興隆してきている。
それで庶民感覚としてはそれはゾンビである、ということなんです。
中国以外のどこの国も人々も中国というものを理解できません。あえて言えばアフリカ大陸の人々が
割りと感覚的に理解できるかもしれませんが。
中国大陸という巨大な大陸。大陸内では移動を妨げる自然障害がありません。海もないし大山脈も
ないし気候は温順で人々は容易に移動でき、ついでに盗賊も軍隊も大陸内を走り抜けることができます。
弱き者や少数派の隠れるところがないのが中国大陸なのです。
https://www.youtube.com/watch?v=bJv7tOGkN0k
中国の人々というのは、タガが外れるという気がします。日本にもそういう人達がいるようで、例えば
過労死ですかね。死ぬほど働くっていうのはタガが外れるとしかいえません。会社とは契約で働いて
いるに過ぎないわけですが、死ぬほど働かせられるのならば辞めればいいんです。やめて他の仕事を
探せばいいじゃないでいかと。なにも死ぬほどのことはないわけですから。
タガが外れているということでは、それはゾンビなんですね。
中国人は帝国の共産党の圧政に辛抱強く耐えるというか、普通の国では考えられないようなタガの
外れた被虐待耐性、ゾンビ性があるんですね。それは信じられない程の能力です。しかしそうしないと
歴代の国家権力の苛斂誅求の中国では生きられなかったということなんです。
私は中国はタガが外れた幼児性の人々の国だろうと考えています。たしかにモノを学ぶ学習能力は
凄いのですが、それ以上ではなく、真の創造力というものはありません。新しい科学技術でもって歴史
を変えていく能力というのはないようですね。人口と国土は大きいのですけど世界の歴史には、もしか
すれば何の貢献もしていないのかもしれません。
米国は日本のような同盟国とでもって、世界の大洋、大西洋、太平洋、インド洋を握っています。これが
あるから米国は世界幕府体制を敷くことができるのであって、それはかつてのローマ帝国そのものかも
しれません。
しかしローマ帝国も長くは続きませんでした。中国のような2000年にも長きにわたって巨大帝国を維持
し続けたのとは違います。
現在のローマ帝国である米国幕府はその役割が終えるとともに消滅をするでしょう。しかし中国には
絶対の世界の覇権を握らせないという役割があるうちは健在であろうかと思います。
巨大帝国というのは、歴史の発展を阻害するとも言えるんです。ローマがあるうちは西ヨーロッパの
歴史の発展はスタートできなかったんですね。中国は2000年間、何も生み出さなかったわけですし。
人間というのは安全が保たれ生活が豊かでも、自由であり、人権を尊重する世界でなければ創造力を
発揮できません。ですからいくら中国の沿岸の人々が経済的に豊かになろうとも、中国発の科学や技術
というものは今だに出来ないのです。これは中国にとっては致命的です。
中国が巨大帝国で持って強権的に維持され続ける間は、中国人は中国では何も生み出せないだろうと
いうことなんです。ましてや中国が世界的に覇権を握り、その走狗たる中国人が世界に散らばるようでは
それこそ人類の未来はないに等しいということかもしれません。
中華帝国は人類の負の遺産。とでも言っていいかと思っています。
2千年前、ローマ帝国が栄えた時、中国では独自の漢帝国が栄えました。しかし現在では地球は狭く
なりましたから、中国が独自に帝国を築くことはできません。現代のローマである米国幕府とぶつかる
のは目に見えていますね。中国がこれから発展し続けていくには、2千年来の中華思想を根本から
解き放たれて生き方を大きく変える必用があります。台湾や香港、モンゴルがその良い見本になるの
ではないでしょうか。